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小説に頼りになる記事。

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読んでいてタメになったなーと思うものを個人的に抜粋したものです。後で読み返す用でもあります。
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「読みづらい文章を書く人」が無意識に使っている言葉とは?

「読みづらい文章を書く人」が無意識に使っている言葉とは?

こんにちは!

先日、ある経営者からこんな相談を受けました。

こういうケース、よくあると思います。

全社宛ての連絡では、重要度が高いことを共有するもの。わかりにくい文章だと、誤解や混乱を招いたり、個別対応が求められたり……書き手・読み手ともに余計なストレスになります。

そうした状況を避けるために、書き手が身につけておくべきこと。
それが、大事なことだけを短く書く技術=「要約の技術」です。

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小説新人賞とネット小説の勝負どころの違い

小説新人賞とネット小説の勝負どころの違い

新人賞とネット小説(および市場)はかなり違います。

戦うときに力を入れるべきポイントが違うのですね。

その違いが分かると、勝負を有利に進めることができます。

今回は「新人賞とネット小説の違い」です。

小説は2つの面に分けられる何度か同じことを書いていますが、小説(商品)は以下の2つの面に分けられます。

中身(コンテンツ)

外見(パッケージ)

中身は文字通り、小説の本文です。

外見は

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あなたの最初の読者からの手紙(編集者・松岡弘城)―文芸領域リレーエッセイ②

あなたの最初の読者からの手紙(編集者・松岡弘城)―文芸領域リレーエッセイ②

2023年度に新設する文芸領域への入学を検討する「作家志望者」「制作志望者」へのエールとして、作家、編集者、評論家の方がリレーエッセイとしてお届けします。

今回は文芸領域の教員で編集者の松岡弘城さんのエッセイをご紹介します。

あなたの最初の読者からの手紙
 前略

 あなた様におかれましては、作家をめざすべく、日々、研鑚を積んでおられるとの由、まことに頼もしく思います。

 そんなあなた様にと

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