加藤朋義

株式会社アンティー・システムun-T System!  https://www.un-…

加藤朋義

株式会社アンティー・システムun-T System!  https://www.un-tsystem.com/  | アートディレクター / UXUI設計 / デザイナー / 育児 |  サービスデザイン部のマネージャーしています。

記事一覧

「Noto Sans JP」と「源ノ角ゴシック」なにが違うの? 〜我々はどちらを使えば良いのか問題〜

意味が分からない。 「NotoSans JP」と「源ノ角ゴシック」は全く同じフォントだという。 名前からして、かたや英語、かたや日本語で共通点が何ひとつない。 名前が2つある…

加藤朋義
3年前
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新しい体験のデザイン〜「キヲクノカヲリ Flower gift プロジェクト」

デジタルまわりでデザインの仕事をしていると、「UIデザイン」とも「webデザイン」とも言えない、不思議な案件の依頼が舞い込むことがあります。 少し前、『キヲクノカヲ…

加藤朋義
5年前
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幸せってなんだろう?〜「ファスト&スロー」から幸福を考える

「ファスト&スロー」は、ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンの書いた行動経済学の名著です。 UX界隈をはじめとして非常に高い評価を得ていますが、その長さのせい…

加藤朋義
5年前
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デザイナーの存在感が大きくなっているのは、なぜだろう 〜これからのデザイン。

増殖するデザイナー。肩書きに「デザイナー」のつく人間が増えているような気がします。 ・VRデザイナー ・AIデザイナー ・ドローンエクスペリエンスデザイナー ・プロセ…

加藤朋義
5年前
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話すことが苦手なデザイナーさんへ 〜内向型シャイデザイナーの生きる道

人前で話すことを苦手としているデザイナーは多い。 ボクも話すことが苦手である。 知らない人の前だと、ドキドキしてしまう。 たくさんの人の前で話さなければいけない場…

加藤朋義
5年前
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デザインシステムは、言葉を大事にする。

『恥ずかしくないモノを世に出せたと思ったら、それは遅すぎる』と 言われるほど、デジタルプロダクト/サービス業界には猛烈なスピード感がある。 デザインのブラッシュア…

加藤朋義
5年前
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「Noto Sans JP」と「源ノ角ゴシック」なにが違うの? 〜我々はどちらを使えば良いのか問題〜

「Noto Sans JP」と「源ノ角ゴシック」なにが違うの? 〜我々はどちらを使えば良いのか問題〜

意味が分からない。
「NotoSans JP」と「源ノ角ゴシック」は全く同じフォントだという。

名前からして、かたや英語、かたや日本語で共通点が何ひとつない。
名前が2つあるのに、指すモノは1つ。真実はいつも1つだけど、名前は2つあってもいいのか。混乱しないのか。

そんなのあんまりだと思い、ザッとインターネットをサーフィンしてみたが、ほとんどの人が
「あ、そうなんだ」
と静かに受け止めている。

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新しい体験のデザイン〜「キヲクノカヲリ Flower gift プロジェクト」

新しい体験のデザイン〜「キヲクノカヲリ Flower gift プロジェクト」

デジタルまわりでデザインの仕事をしていると、「UIデザイン」とも「webデザイン」とも言えない、不思議な案件の依頼が舞い込むことがあります。

少し前、『キヲクノカヲリ Flower Gift プロジェクト』のアートディレクションを担当したのですが、こちらもそういったお仕事のひとつでした。

今回は、デジタル技術の発達により、新しい体験が産まれ、その見た目を構築をした案件をご紹介します。

『キヲ

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幸せってなんだろう?〜「ファスト&スロー」から幸福を考える

幸せってなんだろう?〜「ファスト&スロー」から幸福を考える

「ファスト&スロー」は、ノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンの書いた行動経済学の名著です。
UX界隈をはじめとして非常に高い評価を得ていますが、その長さのせいか、挫折する読者が跡を絶ちません。

当然の帰結として、巷にあふれるレビューの多くが上巻の内容で終わっているような気がします 笑。
だけども、この本、下巻ラストの第5部がとてもエモーショナルです。

そのエモさは、「記憶」と「経験」の話か

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デザイナーの存在感が大きくなっているのは、なぜだろう 〜これからのデザイン。

デザイナーの存在感が大きくなっているのは、なぜだろう 〜これからのデザイン。

増殖するデザイナー。肩書きに「デザイナー」のつく人間が増えているような気がします。

・VRデザイナー
・AIデザイナー
・ドローンエクスペリエンスデザイナー
・プロセスデザイナー
・カスタマーサービスデザイナー........

この勢いだと、100年後には、人間よりもデザイナーの方が多くなっているかもしれません(?)。

あちらこちらで「デザイン」の重要性が声高に叫ばれ、「デザイン」という言葉

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話すことが苦手なデザイナーさんへ 〜内向型シャイデザイナーの生きる道

話すことが苦手なデザイナーさんへ 〜内向型シャイデザイナーの生きる道

人前で話すことを苦手としているデザイナーは多い。

ボクも話すことが苦手である。
知らない人の前だと、ドキドキしてしまう。
たくさんの人の前で話さなければいけない場合、
処刑前の犯罪人のような気持ちになる。ごめんなさい。死にたくない。

そんなボクだけども、十数年間、なんとかデザイナーとしてやっていくことができた。
なので、話すことを苦手にしている若いデザイナーを見ると、
「大丈夫、一緒にがんばろ

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デザインシステムは、言葉を大事にする。

デザインシステムは、言葉を大事にする。

『恥ずかしくないモノを世に出せたと思ったら、それは遅すぎる』と
言われるほど、デジタルプロダクト/サービス業界には猛烈なスピード感がある。

デザインのブラッシュアップと同時に、コードや仕様、果てはサービスコンセプトまでが留まることなく更新し続ける。

デザインシステムが考慮されていないプロダクトデザインは、その怒涛の速度の中でカオスと化し、一貫したユーザー体験を死守するために現場は疲弊していく。

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