病気と向き合っているあなたが自分らしく生きるを一緒に見つける「Tomopiia」
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【イベントレポート(後編)】~がんになっても誰もが自分らしく働ける社会を目指して~「がんとともに働く」ために大切なこと
働きながら治療をする病気へと変化してきているがん。
予期せぬライフイベントに直面することで、人は仕事と治療(療養)の両立についてどのような悩みや不安を抱えているのでしょうか?
前回に続いて、一般社団法人がんと働く応援団 理事の廣田さんをお招きし、「がんとともに働く」をテーマに開催しましたイベントの後編をレポートいたします。(前編はこちら)
後編では、がんサバイバーでもありTomopiia(ト
SNSカウンセリングの専門家と対談──遠慮なく思いを話せる関係性が不安・孤独を解消する
Tomopiia(トモピィア)は、がんで不安や悩みを抱える方が看護師と個別対話できるサービスです。不安や孤独を解消する一助になるべく、日々活動を続けています。
今回お越しいただいたのは、SNSカウンセリング及び心理療法の専門家である宮田先生。Tomopiiaが「SNS看護」という新たな領域でのチャレンジを進める中で、これまで数多くのアドバイスをくださりました。
本記事では看護師の統括を務める十
患者と看護師の対話サービス「Tomopiia」が描く医療の未来
がんと共に生きる方の「不安」や「孤独」を解消する対話サービス「Tomopiia(トモピィア)」は、三井物産グループの新ビジネス創出に命を吹き込むベンチャースタジオ「Moon Creative Lab」から生まれたプロジェクトであり、2023年内の事業化を目指しています。今回はTomopiiaの事業を社内から起案した重村潤一朗に、インタビューを実施しました。
患者とナースを「対話」でつなぐプラット
Tomopiiaナースのひとりごと
今回は「春の日」のような優しい温かさを感じさせてくれる本の紹介をさせていただきます。
著者の清水研先生は、腫瘍精神科医という、がん専門の精神科医で、4,000人以上のがん患者およびその家族との対話経験を持っておられます。そして現在は、がん研究会有明病院の腫瘍精神科部長でいらっしゃいます。
多くの方が、ご自身またはご家族が「がん」に罹患されると、さまざまな不安感に包まれてしまうことと思います。
がん治療で発症するリンパ浮腫とは(2)〜患者さんの心と身体のバランスを整えるリンパ浮腫ケア
前回は、リンパ浮腫についての基本的なお話をしました。
今回は、私がリンパ浮腫ケアで出会ったある患者さんについてお話ししますね。
がんに罹患された方の中でも、リンパ浮腫を患われ、リンパ浮腫ドレナージやアロマトリートメントケアを受けられる方の割合はそう多くありません。それでも、1年の間には沢山の患者さんと巡り合います。
リンパ浮腫は、腕や足の片側だけ大きく変化したり、洋服など着るものにも制限が出た
がん治療で発症するリンパ浮腫とは?〜リンパ浮腫専門看護師が初期症状やケアの注意点を紹介
はじめまして、私は看護専門外来のリンパ浮腫外来や浮腫ケアサロンで、リンパ浮腫専門看護師として働いており、メディカルアロマセラピストインストラクターの資格を持ち、がん患者さんの心のケアやリンパ浮腫でお悩みの方々に毎日対応させていただいています。
今回は、リンパ浮腫についてお話しさせていただきますね。
そもそも『リンパ浮腫』とは、どういうものなのでしょうか?
まず身体にはリンパ節というものがありま
気軽に話せる「居場所」が、がんとともに生きる人の心をラクにする
「がん罹患者に必要なのは、気兼ねなく話ができる居場所です」。そうはっきりと話すのは2015年に前立腺がんを告知された齋藤浩哉さんです。齋藤さんは同じがんを持った人と話し合う場を求めて、ついに「前立腺がん患者会PSA北海道」を立ち上げるまでに至った人。今ではその活動は全国にまで広がっています。その原動力は。そして“居場所”を見つけるには。齋藤さんの言葉には、今より少しラクになるヒントがありました。
がん治療の状況をオープンに伝えることが復職への第一歩
調査によると、がん罹患者の約3人に1人は20代から60代でがんに罹患し、仕事を持ちながら通院していると言われています※1。会社員として勤める傍ら、一般社団法人がんチャレンジャーの代表理事としても活動する花木裕介さんもその1人。今回はそんな花木さんに治療中の心境や、復職の際に意識していたこと、そして現在の状況まで、「仕事」をテーマにたっぷりお話をいただきました。
※1 参照:厚生労働省ホームページ