病気と向き合っているあなたが自分らしく生きるを一緒に見つける「Tomopiia」

はじめまして。がんや慢性疾患などの病気で不安や悩みを抱えるみなさまに寄り添い、安心して病気と向き合い、自分らしく生きていくことを応援する「Tomopiia」。ここでは医療業界で経験を積み、患者さんたちの声を聴いてきた私たちが、暮らし方のヒントなど便利な情報を発信します!

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    最近の記事

    がん治療で発症するリンパ浮腫とは(2)〜患者さんの心と身体のバランスを整えるリンパ浮腫ケア

    前回は、リンパ浮腫についての基本的なお話をしました。 今回は、私がリンパ浮腫ケアで出会ったある患者さんについてお話ししますね。 がんに罹患された方の中でも、リンパ浮腫を患われ、リンパ浮腫ドレナージやアロマトリートメントケアを受けられる方の割合はそう多くありません。それでも、1年の間には沢山の患者さんと巡り合います。 リンパ浮腫は、腕や足の片側だけ大きく変化したり、洋服など着るものにも制限が出たりと、外見の変化を伴うことが多くあります。そして、難治性であるため、一生付き合っ

      • がん治療で発症するリンパ浮腫とは?〜リンパ浮腫専門看護師が初期症状やケアの注意点を紹介

        はじめまして、私は看護専門外来のリンパ浮腫外来や浮腫ケアサロンで、リンパ浮腫専門看護師として働いており、メディカルアロマセラピストインストラクターの資格を持ち、がん患者さんの心のケアやリンパ浮腫でお悩みの方々に毎日対応させていただいています。 今回は、リンパ浮腫についてお話しさせていただきますね。 そもそも『リンパ浮腫』とは、どういうものなのでしょうか? まず身体にはリンパ節というものがあります。これは体全体にある免疫器官の1つで、全身の組織から集まったリンパ液が流れるリ

        • 気軽に話せる「居場所」が、がんとともに生きる人の心をラクにする

          「がん罹患者に必要なのは、気兼ねなく話ができる居場所です」。そうはっきりと話すのは2015年に前立腺がんを告知された齋藤浩哉さんです。齋藤さんは同じがんを持った人と話し合う場を求めて、ついに「前立腺がん患者会PSA北海道」を立ち上げるまでに至った人。今ではその活動は全国にまで広がっています。その原動力は。そして“居場所”を見つけるには。齋藤さんの言葉には、今より少しラクになるヒントがありました。 同じがんを持つ人と話すだけで心が安らいだ 前立腺がんは高齢者に多く、とくに6

          • がん治療の状況をオープンに伝えることが復職への第一歩

            調査によると、がん罹患者の約3人に1人は20代から60代でがんに罹患し、仕事を持ちながら通院していると言われています※1。会社員として勤める傍ら、一般社団法人がんチャレンジャーの代表理事としても活動する花木裕介さんもその1人。今回はそんな花木さんに治療中の心境や、復職の際に意識していたこと、そして現在の状況まで、「仕事」をテーマにたっぷりお話をいただきました。 ※1 参照:厚生労働省ホームページ がん対策情報「仕事と治療の両立支援」 -------------------

            Tomopiiaナースのひとりごと『傾聴』とはなにか~心の声に耳を傾けて~

            私が腎臓内科に勤めていた時の出来事です。 山田さん(仮名)は60代の女性、糖尿病性腎症で入院して来られました。 入院時の山田さんは腎不全が進行し、全身の浮腫と尿毒症(腎不全の末期で老廃物が排せつできないことで老廃物が身体に残ってしまう状態)による吐き気、食欲不振がある上に、数年前に糖尿病性網膜症で両眼とも失明していたため、一人で歩くこともままならない状況でした。ご自身の腎臓はほとんど機能しておらず、早々に人工透析をしなければ命にかかわる状況であることはすぐにわかりました。

            Tomoppiaナースのひとりごと~Tomopiiaの『対話』の価値~

            Tomopiiaの対話サービスは、ちょっとユニークなサービスです。 医療サービスでもなく、カウンセリングとも違う・・・。『がん患者さんに本当に求められているサービスなのだろうか?』と、私の中で明確な答えは出ていません。そんな『Tomopiiaの価値』について今回はお話ししようと思います。 対話ナースがユーザーさんにできることは何か?そんなことはあまり考えず、人としての出逢いを大切にし、文章を通じてではありますが、そのユーザーさんとともに時間を過ごすことが出来たらと私は思って

            がんというライフイベントが家族を強くした

            がんと診断された人にとって家族のサポートは心強いもの。がんと仕事の両立支援を行う、一般社団法人「がんと働く応援団」の代表理事の吉田ゆりさんは、「家族の存在が治療法を決める軸になった」と話します。しかしその一方、「家族だからこそ伝えられない想いがあった」と本音をポロリ。そんなありがたくも難しい家族とのコミュニケーションについて、吉田さんにお話を伺いました。 目の前の家族との生活が 治療法を決めるうえでの軸に吉田ゆりさんががんと診断されたのは36歳のとき。キャリアカウンセラーと

            Tomopiiaナースのひとりごと ~寄り添うということ その2~

            前回、『寄り添う』をテーマに愛犬『テツ』のお話をしました。(前回の記事はこちら)今回はある患者さんとのお話です。 その患者Sさんと出会ったのは、病院の前のイチョウ並木が色づく季節でした。Sさんは、受診をされた時には進行性の胃がんで、既にあちこちに転移しているという状況でした。末期の状態で、このまま何もしなければ余命1か月程と告知され、医師が延命のために抗がん剤の投与を勧めましたが、Sさんは全ての治療を拒否しました。 Sさんは60代前半で、穏やかでありながらもどこか芯の強い

            Tomopiiaナースのひとりごと ~寄り添うということ その1~

            看護師はよく『寄り添う』という言葉を使います。 以前、看護師の採用のお仕事をしていた時に、『どんな看護をしたいですか?』という質問をしました。するとほとんどの看護師が『患者さんに寄り添った看護を心がけています』というような、この『寄り添う』という言葉を使うのです。この頃から私は、この『寄り添う』という言葉が気になって仕方なくなってきました。 『寄り添う』とはいったいどういう事なのだろう・・・と。 面接にきた看護師にも、『寄り添う看護とはどんな看護?』と聞くようになりました。

            COVID-19だけじゃない! インフルエンザ対策でこの冬を乗り切ろう!

            今回は、この季節、気になるインフルエンザについて解説いたします。 (文:訪問看護経験者 カモミールナース) 新型コロナウィルスの感染拡大が少し落ち着き、緊急事態宣言も解除されました。ほっとしたいところですが、がん治療中は免疫力が低下していることが多く、まだまだ油断はできませんね。季節が進み寒くなってくると、心配になるのは例年流行するインフルエンザです。昨年は新型コロナウィルスの影響により、感染者数は例年の0.1%未満という例外的な人数でした。しかし、例年であれば12月

            がんになったとき、受けられる社会保障は?~傷病手当金 申請書の書き方編~

            がんを罹患された方が病気が発覚してから、治療・退院・療養を経て新しいライフスタイルを見つけるまで、上図のように移り変わります。ここでは、それぞれの状態で起こることや、罹患された方が感じていることについて、ご紹介して参ります。 (文:訪問看護経験者 カモミールナース) 病気で仕事を休まざるを得ない場合に給付される傷病手当金ですが、具体的にはどのように申請すればよいのでしょうか。できるだけスムーズに申請できるよう、具体例をご紹介いたします。 申請に必要な書類は?傷病手当金

            がんになったとき、受けられる社会保障は?~傷病手当金編~

            がんを罹患された方が病気が発覚してから、治療・退院・療養を経て新しいライフスタイルを見つけるまで、上図のように移り変わります。ここでは、それぞれの状態で起こることや、罹患された方が感じていることについて、ご紹介して参ります。 (文:訪問看護経験者 カモミールナース) がん罹患者は年々増えており、2021年度は100万人を超えると予測されています。そのうちの約3人に1人は20代~60代の就労可能年齢で罹患しており、仕事を持ちながら通院している方は36.5万人にもなります。

            がん治療に伴う口の症状への対処

            がんを罹患された方が病気が発覚してから、治療・退院・療養を経て新しいライフスタイルを見つけるまで、上図のように移り変わります。ここでは、それぞれの状態で起こることや、罹患された方が感じていることについて、ご紹介して参ります。 (文:訪問看護経験者 カモミールナース) がんの治療による副作用にはさまざまなものがありますが、そのなかでも口腔粘膜炎(こうくうねんまくえん)ーいわゆる口内炎ーや口腔乾燥といった症状は、化学療法で30~40%、放射線療法で頭部・頚部に照射した場合は

            がんになったとき、受けられる社会保障は?~訪問看護編~

            がんを罹患された方が病気が発覚してから、治療・退院・療養を経て新しいライフスタイルを見つけるまで、上図のように移り変わります。ここでは、それぞれの状態で起こることや、罹患された方が感じていることについて、ご紹介して参ります。 (文:訪問看護経験者 カモミールナース) 『訪問看護』というサービスをご存じでしょうか。文字通り、ご自宅に看護師が訪問してケアを行うサービスで、年間22万人以上(2017年度時点)の方が利用されています。何となく、高齢者や寝たきりの方が利用されて

            がんになったとき、受けられる社会保障は?~高額療養費編~

            がんを罹患された方が病気が発覚してから、治療・退院・療養を経て新しいライフスタイルを見つけるまで、上図のように移り変わります。ここでは、それぞれの状態で起こることや、罹患された方が感じていることについて、ご紹介して参ります。 (文:訪問看護経験者 カモミールナース) がんが発覚したときの精神的ショックは、はかり知れないものです。さらに痛みなどの症状や予後についての不安も大きかったのではないでしょうか。同時に、仕事を続けられるかどうか、治療にかかる費用はどれ位になるのか

            ストーマってなに?どんな生活になるの?

            がんを罹患された方が病気が発覚してから、治療・退院・療養を経て新しいライフスタイルを見つけるまで、上図のように移り変わります。ここでは、それぞれの状態で起こることや、罹患された方が感じていることについて、ご紹介して参ります。 (文:訪問看護経験者 カモミールナース) ストーマとは「ストーマ」とは(stomaストマともいう)は、ギリシャ語で「口」という意味があり、手術によってお腹につくられた排泄口のことで、人工肛門など便の出口となる消化管ストーマと、尿の出口となる尿路スト