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本の感想

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#読書

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』(古賀史健)

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』(古賀史健)

マーブルスクールへの参加をきめたところで、さっそく、課題図書『20歳の自分に受けさせたい文章講義』(古賀史健)を読みました。

独学でやってきた身としては、いや~、目次を見るだけで学びが!わくわくが!

さっそく、感想を書いていきたいと思います!

💡気づきやっぱり、アウトプットする人=成長する人

耳タコレベルで聞いた話が、この本にも出てきました。
学びのために読書をする方は多いと思います。し

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『自助論』(サミュエル・スマイルズ著)

『自助論』(サミュエル・スマイルズ著)

あなたは勤勉に働き、自分の道を自分で切り開いているだろうか?
150年以上前、大英帝国として活気にあふれたイギリスで出版された本書は、ひとことでいうと、"暑苦しい"。
暑苦しさのなかから、今を生きる私たちにとっても大切だと感じたことを抜粋する。

1.自助の精神「自助」とは、勤勉に働き自分の道を自分で切り開くことだという。国家の質とは国民の質だ。彼らが自助の精神を持っているか否かで決まる。そして、

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ノンフィクションがベースにあると、現実が変化していく感覚がある

ノンフィクションがベースにあると、現実が変化していく感覚がある

ゴッホ兄弟と、パリで活躍した日本人画商の交歓の物語『たゆたえども沈まず』(原田マハ)の感想です。

現実と地続きになっている作品は、現実に変化をもたらすなあと。
例えば、これからゴッホの絵の見方が変わるなぁとか、林忠正について調べまくっている自分がいたりとか、これからは東京を見ながらパリを思い浮かべるんだろうなぁとか。

ゲームをしている時なんかもそうで、フィクションの中で完結するだけのゲームだと

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『SNSの哲学:リアルとオンラインのあいだ』感想

『SNSの哲学:リアルとオンラインのあいだ』感想

承認欲求つよつよの自分をなんとかコントロールしたくて手に取った一冊。

もともと私は、相手に期待通りに動いてほしい!自分のリアルの発言からSNSまですべてを承認してほしい!という思いが強かったです。極端なのはわかっていても、本音はそんな感じ。

タイムラインをみて他者を理解することにも努めていましたが、孤独さが常につきまとっていました。「つぶやき」を投稿しているのだし、相手はきっと本音を書いている

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『人を動かす』 読書記録①

『人を動かす』 読書記録①

積ん読を解消しようシリーズ第一弾!
『人を動かす』を最初に知ってから10年くらい経っていて、購入したのが2週間前。
で、3原則と、6原則の2つ目まで、ようやく読めた…😭

本格的に読み始める前に、まずは目次をざっと読みました。自分が普段無意識にやっていることと、そうでないこと、入り混じっているなぁと思いました。

上司に勧められて読み始めたのですが、確かに、理解はたやすいが徹底は険しい道のりに思

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『預金残高391円だった僕が資産10億円になれたお金の引力』末岡由紀

『預金残高391円だった僕が資産10億円になれたお金の引力』末岡由紀

本書を読むまでは、資産家とは、とにかくいつ何時もお金最優先の人間だろうと思っていました。
趣味も仕事もマネーゲーム、人間関係も損得勘定で作っていて本当に信頼できるのはお金だけ・・・という感じ。
また、一部のレアな人を除くと、お金持ちになれるのは、富裕層家庭に生まれた人や、もともと学力がある優秀な人だけだと想像していました。
精神論で色々言ったところで、生まれながらの才能や環境といったアドバンテージ

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『サクッとわかるビジネス教養 マネジメント』(遠藤功)

『サクッとわかるビジネス教養 マネジメント』(遠藤功)

ずっと、うっすらと違和感は抱きつつも、
「マネジメントとは、管理することだ」と捉えながら、管理職をやってきました。

本書に書かれていたのは
”マネジメント=最適化”。
衝撃と同時に腹落ちを感じました。

「最適化と書いていい感じと読む!」
そんなスタンスの本書は、イラストや図解が豊富で、1~2日で読み終えられます。
マネジメントとはそもそも?というところから、
セルフマネジメント、チームマネジメ

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『30歳から伸びる人、止まる人』(有川真由美)の刺さった部分

『30歳から伸びる人、止まる人』(有川真由美)の刺さった部分

『30歳から伸びる人、止まる人』(有川真由美)を読んで、
心に刺さった部分や、「そういえばこれ無意識にやっているわ」と思うものをまとめました。

・求めてくれる場所を探す仕事をしている以上、まずは”相手ありき”と考える。なぜなら商機があるから。
自分の求めることよりも、相手の求める方向に対して、「自分には何ができるか?」を考えて動こう。

・30歳から「求められる」人とは30歳を境に相手や組織が期

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『若い先生のための教えることが楽になる技術』(高濱正伸)の感想

『若い先生のための教えることが楽になる技術』(高濱正伸)の感想

『若い先生のための教えることが楽になる技術』(高濱正伸)を読んで、参考になったマインドやノウハウをまとめました。
先生だけでなくすべての大人、対子どもだけではなく例えば部下に対してなど、いろいろな場面で応用が効きそうなものもありました。

1.人にできることは、現場に立って感じること人間としてのバランス、失敗や落ち込むこともすべて含めて、育てていく。100点満点、まったくミスをしないロボットのよう

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【いい本読んだ】「すぐやる人」と「やれない人」の違い

【いい本読んだ】「すぐやる人」と「やれない人」の違い

すぐやることで人生が激変する!
…というのは何とな~く体感していたものの、体系的に振り返る機会がほしいと思いました。
また、周りの人間を動かすには?という点で悩んでいたこともあり読み始めたのが↓こちら

一番の推しポイントは、成功法にくわえて「いっぽうで、失敗する人はどういう行動をとりがちか?」という点に常に言及していたことです。
ここが説得力を増大させていましたね。比較しながらだとわかりやすいし

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『父滅の刃』(樺沢紫苑)読了

『父滅の刃』(樺沢紫苑)読了

いやあ~ようやく読み終わりました!

はじめに
父性の重要性や、自分自身は成長しているのか、父性を表現できているのかを考えさせられました。
特に、人の成長に寄与する立場の方には一生役立つ、本質的な内容の書かれた1冊ではないでしょうか。

章ごとの覚書を残しておきます。
以下、本編のネタバレを盛大に含むためご注意ください。

↓↓↓

【1章】海賊の心理学
・ONE PIECE 
特定ではなく大衆に

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