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【いい本読んだ】「すぐやる人」と「やれない人」の違い


すぐやることで人生が激変する!
…というのは何とな~く体感していたものの、体系的に振り返る機会がほしいと思いました。
また、周りの人間を動かすには?という点で悩んでいたこともあり読み始めたのが↓こちら

一番の推しポイントは、成功法にくわえて「いっぽうで、失敗する人はどういう行動をとりがちか?」という点に常に言及していたことです。
ここが説得力を増大させていましたね。比較しながらだとわかりやすいし腑に落ちやすい。

以下はネタバレ満載の感想でございます。
「すぐやる人」が実践しているhow toのなかで、良いと思ったものを厳選してお届けします!本当は50個くらいあるので、気になる方はぜひ本を読んでみてくださいね。



1.思考

(1)「ヒト・カネ・ジカン」を味方につける
私の特性は「人に影響されやすいこと」です。よって「ヒト」の部分が一番耳が痛かったです(お金と時間は多少は意識・行動できているのですが…)。
少しずつでも人を巻き込んだり、巻き込まれに行ったりしていくようにします。
また、「ジカン」についても新たな発見がありました。まず初めにやることは、着手するのはいつか?を含めた全体の時間工数見積りだということです。〆切のことばかり考えていましたが…確かにそりゃそうだ…!

(2)考えるために行動する
逆をやりがちじゃないですか。「考えてから行動」。
でも、思考の大切さを本当によくわかっていると、「すべてのPDCAは小さなDoからはじまる」ということを経験値として理解できているものなのです。
偉そうなこと言っていますが、私も本書を読んではじめてちゃんと実践してみました。確かに、ムダにぼーっとしている時間がない。小さなDoの先には本当に思考すべき事案が待っていたのです!驚きと嬉しさでいっぱいでした。

(3)目の前のことに集中する
「遠くばかりを見ていると足元の小石につまずく」という言葉が印象的でした。成果は自分で決められないからこそ、いま目の前のことに集中する。ジョブズの言葉も引用されていました。私は、未来への漠然とした不安は行動ですこしは払拭できると考えています。まさに、「いま目の前のことに集中する」ことであると言えます。

2.自分を動かす

(1)まず小さな石を動かす
なにかタスクに取り組むとき、心理的に負担のすくないものから取り組むということです。なぜなら、最初が最もエネルギーを必要とするからです。そして、最初の5~10分がうまくいくとリズムが生まれ、全体がスムーズに進んでいきます。
算数にたとえるなら、計算ドリルから始めて文章問題に取り組む。そんなイメージです。
頭ではだれしも理解できることがらだと思います。が、一度、なんでもいいので小さな石から動かしてみてください。価値観変わります。

(2)まず1センチだけかじる
さっきと似たような…と思ってしまいますが、他者が関わる前提のhow toです。
要するに、他者からの依頼は、依頼されたその瞬間にちょこっっっとだけ手をつけてみるということ。なにが起きるかというと、「他者の依頼」を「自分事」にできるのだそうです。当事者意識がもてるともいいます。
少しイメージしづらかったですが、確かに、依頼をうけてすぐ手をつけると「自分の仕事」としてとらえるようになる感覚はありますね。to do リストにきちんと入れておこうとするというか。

3.周囲を動かす

・人を楽しませる
いいかえると、他者の視点に立って行動できるということ。人は正論では動かないし、巻き込んでナンボだし、話を聞いてもらえると喜んでしまう生き物なのです。古代ギリシア哲学者エピクテトスのことば「神は人間にひとつの舌と、ふたつの耳を与えた。しゃべることの2倍多く聞けということだ」が突き刺さりました。
このhow toにはとても共感しました。私も、お客様にはサービスの価値を体感して頂きたいのはもちろんのことながら、1日1回は笑ってもらうことを心がけています。

4.感情マネジメント

(1)物語を読む
時代の潮流を読むという言葉があります。時代だけでなく、人生の浮き沈みを読み、ここぞというときにチャンスをつかむことが大切です。
読むための直観力をやしなうには、「経験をつむ」「右脳を鍛える」この2つが有効だそうです。
前者はピンときますね。後者はいままさに鍛えているところなので、身についていることを願います。

(2)五感をフル活用する
例えば、口コミグルメサイトの評価ではなくて、自分が食べたい!気になる!と思うから食べに行ってみる。「すぐやる人」は、現場に足を運び、その場の空気感や雰囲気にふれながら五感を使って物事を味わう習慣をみにつけています。先述の直観力の話にも通ずる話ですね。見聞きして理解したつもりになるのではなく、五感で感じ取り嗅覚を鋭くしていくほどに、判断力も増していくのです。

(3)言葉の力を信じている
「すぐやる人」は前向きな言葉を、「すぐやらない人」は後ろ向きな言葉を使う傾向にあります。
とはいえ、「すぐやる人」がいついかなる時も前向きな言葉を使っているわけではありません。感情に素直になり、ときに感情を吐き出して気持ちのリセットをすることだってあります。”基本的に”前向きな言葉を使っているという意味なのです。
言葉の力は私もかなり意識していますが、「そうは言ってもデトックスするときも必要だよね」と寄り添ってもらえたことで、気持ちがラクになりました。

5.時間、目標管理

(1)beとdoを意識する
目標が大切という話はいたるところで耳にします。同じくらい、目的も大切です。
ふたつを同時に設定することで、目標を目標で終わらせずにすむのです。
本書では、「目的」とは"be"、つまり状態のこと。目標とは"do"、つまり行動のことだと述べています。doは達成すれば終わってしまします。しかしbeがあることにより、目標が具体的になり、日々の行動軸が明確になります。例えばランニング。単に「毎日10分走ろう!」と目標だけ立てるよりも、「フルマラソンに出場して走りきるために、まずは毎日10分走ろう!」と決めるほうが、行動に迷いがなくなるということです。

(2)積極的にオフラインになる
スマホやパソコンに夢中になることはありませんか?きっとこのnoteを読んでいるほぼすべての人がyesと答えることでしょう。私もです。
スマホやパソコンのもつ「すぐに」「いつでも」というキーワードたちは、確かに私たちに快適さを与えてくれます。しかし、行動に計画性がなくなり衝動的になってしまってもいないでしょうか?特に、人は目にしたものから影響を受けやすいものです。なんか可愛いしイイネしとこ(ポチッ)!となった経験はだれしもあるはず。
私自身、ひじょ~~~~~~~~に誘惑に弱い人間なので、本気で集中したいときはスマホと別部屋に移動します。お菓子とはもはや別居(なるべく買わない)。
中毒性の高いものとあえて距離をおく、スマホ断食などは、経験から言っても大変おすすめです。断食後のネットサーフィンは格別に楽しいですし♪

7.行動

(1)誰に出会うか?で環境を選ぶ
繰り返しになりますが、人の影響をうけやすい私にとっては、これはもう心にダイレクトに刺さりました。自分を認めてもらっている気もしました。出会う人でこうも変わるのか…と、特に社会人になってからのほうがそれを実感することが多いですね。尊敬できる人にかこまれて私は幸せです。若い人たちにとって少しでもそんな対象になれるよう日々精進してまいります。

(2)枠外へどんどん飛び出す
この前書いた借金玉さんのイベントレポとも通ずる部分がありますね。外部とのつながりを持っておくということがおそらく共通している。かつ、本書では、自分とは異なるバックグラウンドの人々と積極的に交流することを推奨していました。それが興味関心のタネとなり、わくわくした気持ち、そして行動につながっていくのだと書かれていました。一見「ムダ」に感じる交流が、やがて線になるのですね。
知らないことを知る、もっと知りたくなるやってみたくなる!そんな人がもっと増えたらいいなと思いました。

***

実は今回初めて、「2時間以内に読んでアウトプット」ということにチャレンジしました。尊敬する樺沢先生のアドバイスをもとに実践。2時間はすこしオーバーしてしまいましたが、緊張感を持ちつつパラパラと興味のある部分からざっくり読むことに成功しました。完璧主義をすこし脱した気がします。これからも少しずつ続けていきます!


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