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あなたは嘘が分かる人? 嘘に気づくためのコツ 気づかないほうが幸せなのか?

こんばんは、アドバイザーのこうたです。

人とのコミュニケーションでは、嘘が大量に含まれているものです。


本音と建前
本心と適当
相手を傷つけない嘘
自分の身を守るための嘘
関係値を悪化させない嘘


しかし相手を傷つけないための嘘は、バレなければ正当化されますが、バレたら結果的に傷つけてしまいます。

自分の身を守る嘘も、バレた時点で表には出なくとも守れない結果に。

上手に嘘をつくことは、コミュニケーションのためには必須の技術と言えましょう。

そして仕事では、嘘を見破ることで有利になる以上に、後々自分が不利になる状況を避けることに繋がります。





1.どういう時に嘘だと分かる?

心理学の観点で調べると、様々な情報が出てきます。

顔を隠す仕草
目が泳ぐ
凝視する
過度に情報を話す
心拍数が上がって呼吸が変化する

など。


でもこれらは人によって大きく異なります。

たとえば私は、考え事をする時に顔を触る癖があります。

嘘をつく時にはむしろ触りません。

そして嘘をつく時に目を泳がせる人もいれば、凝視する人もいる。

心拍数が上がるのなんて、本人による罪の意識の強さや重要度が高くなければそれほど変わらないでしょう。


もちろんあからさまに分かりやすい人も多数いるため、完全に無意味な情報とまでは言いません。

ただ、出会ったばかりの人の嘘を見抜くのに、これらの情報は非常に活用しづらいと言わざるを得ません。




情報に対して深く掘り下げることで瓦解させるという手段があります。

しかし嘘とは、露呈させることでプラスに働くこともあれば、マイナスに働くこともあります。

カップルや夫婦の浮気云々は、露呈させるとプラスになりますね。

でも仕事上では、関係が悪化するだけでマイナスが目立つことも多いです。


こちらが嘘だと気づくことでプラスに働くほうが、実は生きるうえでプラスに働くことが多いのです。





2.嘘に気づけないほうが幸せなのか?

私は嘘に気づきやすく、ヤキモキすることがよくあります。

重要な話で嘘をつく相手があまりいないことから、実はメリットに感じることはほとんどありません。

しかし、他愛もない会話で小さな嘘に何度か気づくと、相手に対して疑心暗鬼に陥ります。

気づこうが気づきまいが、プラスもマイナスもない程度の嘘。

楽しく円滑な人間関係を築きたい私からすれば、嘘に気づきやすい能力はマイナスのほうが多いのです。



一方で、部下を教育やクライアントとの商談など、気づけるメリットも少なからずあります。

ただ、嘘をついたというより、ごまかしたことに気づくことが多い。

気づいたところで、という場面のほうが多いので、あまりメリットを実感していないのが実情です。





3.嘘やごまかしをする時に共通する癖

一章で挙げた項目は、誰もに共通するものではありません。

私がいつも察知するきっかけは別にあります。

それは、発言のタイミング



嘘をつく時、会話のやりとりにコンマ以下のズレが生じます。

分かりやすい人は1秒以上ズレますね。


真実を話す時は、考えるよりも無意識に近い感覚で発言するため、会話のリズムが一定になります。

しかし嘘をつく時、嘘をつく内容を一瞬考える隙が生じるため、リズムが狂うのです。


また、頻繁に嘘をつく人は、逆に発言のタイミングが早まります。

やや被せ気味に話してくるので、適当な印象を抱くのです。


「あれ、会話のリズムがわずかに変化したな」と思ったら、相手が真実をごまかした可能性が高いと言えましょう。





4.バレずに嘘をつく方法

会話のリズムに敏感な人は、存外多いものです。

嘘をつかれたという確信までは持てなくとも、リズムの変化に気づいて違和感を抱かれるのは避けられません。

それが複数回に渡ると、「この人は信用できないな」と無意識に感じ取ってしまうものです。



しかし人間、自分の身を守るために、嘘をつかざるを得ないことも往々にしてあるもの。

そんな時、どうすればいいのか。


簡単です。

リズムのズレを感じ取らせなければいいのですから、自然にリズムを断ち切ればいいのです。

つまり、「うーん」とあえて隙間を作ってしっかりと考えてから回答するということ


連用するのはいけませんが、重要な局面でこの方法は非常に効果的。

商談時、嘘の違和感を与えるのを避けるためもありますが、冷静な回答を意識するために私はよくやります。





5.嘘をつく癖はやめよう

会話の大半が嘘で塗り潰されると、そもそものリズムが嘘のリズムなので気づけません。

でも、そんな人はすぐに「信用ならない」と感づかれるもの。


嘘をつくことが悪いとは思いません。

ここぞという時にしか嘘をつかないように、気をつけて生活をしましょう。


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