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外国語雑学

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外国語学部出身の私が英語など外国語に関する知識をお届けします。
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#和製英語

そのカタカナ実はフランス語!? ─その②

そのカタカナ実はフランス語!? ─その②

前回の記事に続き、今回は生活に関するフランス語由来の言葉です!☆前回記事 (以下リンク)

https://note.com/teacherx2020/n/n1ed3cd523205

【デビュー】

フランス語の「début」から。
意味は「始まり・初め・初舞台」で英語では同じ意味で「debut」になります!

【コンクール】

フランス語の「concours」から。
意味はそのまま「コンクー

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そのカタカナ実はフランス語!? ─ その①

そのカタカナ実はフランス語!? ─ その①

既視感のあるタイトルだとは思いますが…笑

皆さん、フランス語と言われたらフランス料理とか、大学の第二外国語の1つとか…身近なようで自分には縁のない何か遠い存在のように感じませんか?

実際に私自身も大学時代、第二外国語でフランス語を学び始めた時は同じ様なこと思っていましたが、学んでいくうちに「あれ?あの言葉ってフランス語由来だったの!?」という発見が多く、気付いたらハマっていました(笑)

今回

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英製和語〜日本語由来の英語②

英製和語〜日本語由来の英語②

前回の記事に引き続き「英製和語」の一覧その②です!(前回記事リンク)

☆英製和語〜日本語由来の英語① https://note.com/teacherx2020/n/nad3f4e353806

【futon】

画像を見て「え??」と思った方はたくさんいるでしょう。日本人なら「futon」と言われたら、敷き布団と掛け布団を想像しますが、実は英語だと「折りたたみ式ベットになるソファー」を指します

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英製和語〜日本語由来の英語①

英製和語〜日本語由来の英語①

今回の記事は「和製英語」の逆で、日本語由来の英語、いわゆる「英製和語」について書きます!【おさらい】前回の記事では、日本語の中には海外から入ってきた言葉がカタカナ表記でそのまま日本語に定着した「外来語」も混ざっているとお伝えしました。その外来語の中には日本人が誤って解釈したり、あるいは実在しない言葉を無理矢理カタカナで作り出して日本に浸透したものも存在し、それらのことを「和製英語」と呼びます。

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そのカタカナ、実は和製英語!?  ┄ その②

そのカタカナ、実は和製英語!? ┄ その②

前回の記事に引き続き、日常に飛び交う「和製英語」をご紹介します!(前回記事リンク)

【ポテト】

☆ 正しくは (米)「French fries」か (英)「chips」です!

※ ちなみに「potato」は「丸いじゃがいも」です。

【ベビーカー】

☆ 正しくは、「stroller」です!他にも国によって違う表現もたくさんあります。

【キャビンアテンダント】

☆ 正しくは「flight

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そのカタカナ、実は和製英語!?  ┄ その①

そのカタカナ、実は和製英語!? ┄ その①

日本語は世界的に見ても非常に複雑な言語で、文字だけでも「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の3種類存在し、50音を覚えたり漢字も何千・何万回字も覚えて、しかもそれらを組み合わせて初めて文章になります。ひらがな・漢字は基本的に日本古来の物、あるいは古代中国から来た物を表す時に使われるのである意味、日本語の基礎とも言えるでしょう。

しかし、カタカナは基本的に外来語を表す時に使われるため外国語の発音と全く

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