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自分の実践に影響を与えた実践に影響を与えた本紹介

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自分の実践に影響を与えた本を紹介しています。
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記事一覧

36 自分の実践に影響を与えた本紹介14ー2

36 自分の実践に影響を与えた本紹介14ー2

目標を立てて終わりをやめる③の目標を設定し、運用する力を養う実践です。
よく「○月の目標」「○学期の目標」といって子どもたちに目標を書かせて教室に掲示していることが多いと思います。

しかし、掲示して終わりになってしまい、そこからその目標を意識して行動したり、振り返ったりする時間を確保している先生や子どもたちがどれだけいるでしょうか?

具体的な行動目標を設定する

そうならないために、子どもたち

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#33 自分の実践に影響を与えた本紹介14ー1

#33 自分の実践に影響を与えた本紹介14ー1

とてつもなく久しぶりのシリーズです。

本著は、自由進度学習の本を出されていた難波さんが、令和の学校で鍛えることができる7つの力を紹介している本です。

1 学習者として考える力
2 計画を立てる力
3 目標を設定し、運用する力
4 集中する力
5 継続する力
6 振り返り・メタ認知の力
7 協働する力

キーワードは「学び方を学ぶ」最近、教師がどう子どもに学ばせるかというより、どう子どもたちに学

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自分の実践に影響を与えた本紹介13

自分の実践に影響を与えた本紹介13

今回は、おもちゃを作ったり、児童作家をしたりされている杉山亮氏の本です。
https://www.amazon.co.jp/子どものことを子どもにきく-新潮OH-文庫-杉山-亮/dp/4102900268

子どものことを子どもにきく文字通り、子どもの普段の生活について、子どもに直接きくことを意味しています。著者である杉山さんが、幼い息子をカフェに連れて行って保育園のことを尋ねていきます。それがど

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自分の実践に影響を与えた本紹介12

自分の実践に影響を与えた本紹介12

特別支援学校で働いている、公認心理士の川上康則さんの新刊です!
「教室丸トリートメント」について書かれている本です。

そもそも「教室マルトリートマント」とはこの言葉を知ったのは、昨年度のことでした。職場の教頭先生が研修でお話ししてくださった時に「毒語」という言葉を使われていました。何だろう?と思って聞いていると、今回の「教室マルトリートメント」につながっていきました。

国際社会と書かれているよ

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自分の実践に影響を与えた本紹介11

自分の実践に影響を与えた本紹介11

西村佳哲さんシリーズ第三弾!まだまだ続きますよ!
今回は「自分をいかす」というところがテーマになっています。

そもそも「仕事」と「働き方」とは今回も、早速です。

いつも早速深いことを言ってくれるのが西村さんです。他の人は誰も、自分にはならないし、自分も他人にはならない。すでに自分が勤めている<仕事>が人生であり、その<働き方>が生き方に直結している。

自分の仕事にどう向き合うのか。その働き方

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自分の実践に影響を与えた本紹介⑩

自分の実践に影響を与えた本紹介⑩

西村佳哲さんシリーズ第二弾!みんなにもぜひ読んでほしいです!生き方や働き方について考えられる一冊です!

そもそも「暮らしていく」とは早速「生き方」につながるテーマです。

西村さんはこのようにおっしゃられています。別の言い方をすると、「生きてゆくということは、いろんな人の仕事ぶりに24時間、365日接し続けること」ということです。
確かに、街を歩いたり、ご飯を食べたりする時、その街並みを作ったの

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自分の実践に影響を与えた本紹介⑨

自分の実践に影響を与えた本紹介⑨

ある学習会に参加して、西村佳哲さんのことを知りました。「働き方」や「人との関わり方」「自分を生かした仕事づくり」などをテーマに本を出していて、Amazonで爆買いしてしまいました。

西村さんの本の中で心に残った文章を紹介したいと思います。

「自立」の本当の意味

「立春」「立冬」も「立」という言葉が使われていますが、「春らしい」「冬らしい」と、何かが「立ち現れる」瞬間を意味しているそうです。

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自分の実践に影響を与えた本紹介⑧

自分の実践に影響を与えた本紹介⑧

前回は脳科学の視点も踏まえた本について紹介しました。
今日は、前回とのつながりで「心理的安全性」についての本を紹介します。

心理的安全性とは「心理的安全性」とは、googleの「生産性の高いチーム」の特徴として見つかった要因の1つです。

心理的に安全な環境を作ることで、生産性の高いチームが生まれるという検証データです。
この結果、先進企業では、CHO(チーフ・ハピネス・オフィサー)という部署が

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自分の実践に影響を与えた本紹介⑥

自分の実践に影響を与えた本紹介⑥

前回は学校の「宿題」について考えました。今回も「宿題」について考えてみたいと思います!

今日は工藤勇一氏の『学校の「当たり前」をやめた』を紹介します。

ご存知かもしれませんが、工藤氏は東京都千代田区の中学校の校長先生です。
この先生が、学校の「当たり前」を考え直し、いろいろなことを改革していきます。簡単に紹介していきましょう。

手段の目的化本書の大きなテーマが、手段の目的化です。
本来手段で

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自分の実践に影響を与えた本紹介⑤

自分の実践に影響を与えた本紹介⑤

前回は、「学びの責任」について紹介しました。子どもたちを信じ、教師主導ではなく、子どもたち主体の学習スタイルについて書かれていました。もう購入されましたか?是非読んでみてください!

本日は、同じくアメリカの本が日本語訳されたものです。題名は『宿題をハックする』です。とても分厚い本ですので、今日もざっくり紹介していきます!

今日は宿題について考えていきたいと思います。

宿題は何のためにするの?

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自分の実践に影響を与えた本紹介④

自分の実践に影響を与えた本紹介④

前回は、奈須先生の本を紹介しました。とても読みやすくわかりやすいです!↓

今回は、「学びの責任」について考えていきたいと思います。子どもたちは有能な学び手であるということは、これまで本紹介を通して伝えていきました。

それでは、その有能な学び手たちに、どこまで「学び」を伝えていくのか。教師主導なのか、子ども主体なのか。少し考えてみたいと思います。

「学びの責任は誰にあるのか」本のタイトルでもあ

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自分の実施に影響を与えた本紹介③

自分の実施に影響を与えた本紹介③

こんばんは。マイケルです。前回は山口氏の本を紹介しました。めちゃくちゃおすすめなので、ぜひ読んでください。

今日は、上智大学の奈須正裕氏の本を紹介します。総合的な学習の時間やカリキュラム・マネジメント、資質・能力など、聞いたことがある言葉に深く関わっている方です。講演会や執筆されている本もわかりやすく、内容がスッと入ってきます!

若輩者ですが、簡単に紹介させていただきます。

令和の日本型学校

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自分の実践に影響を与えた本紹介②

自分の実践に影響を与えた本紹介②

前回は「質問づくり」の本を紹介しました。この本を読んで以来、授業を構成する際には、教室の発問以上に、子どもたちの「問い」を大切にするようになりました。

今日は山口裕也氏の『教育は変えられる』です!以前読書会で読み合った作品で、noteにも紹介していました。

https://note.com/tarou800/n/n2f5dd31d88c8

前回の『たった一つを変えるだけ』と少し繋がる部分もあ

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自分の実践に影響を与えた本紹介①

自分の実践に影響を与えた本紹介①

お久しぶりです。習慣づけの本紹介をして時間が過ぎてしまいました。

https://note.com/tarou800/n/n0e3ce9bb3255

あの本には2日間を過ぎると習慣出なくなってしまうと書いていたのですが、まさにその通りでした。夏休みボケで全然書く気になれず、お盆も来てしまい、またずるずるいってしまいそうです。

なので、今日から新しいシリーズ!「自分の実践に影響を与えた本紹介」

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