#リーダー
5大疾病(しっぺい)の中の精神疾患 (928)
私達の周りで多く見られる疾病は、5つあることを知っているでしょうか。おそらく、「がん、脳卒中、糖尿病」くらいは言えるかと思います。実は、さらに「急性心筋梗塞、精神疾患」をプラスして「5大疾病」と呼んでいるのです。(精神疾患は後に追加されました。) これらは、「患者数が多く、死亡率が高いなど、緊急性が高いもの」などの基準で決められ、どの都道府県でも対応を検討する疾病ということです。
さて、患者数は
「心」「技」「体」のバランス(927)
世の中すべて、生かし生かされています。
ということは、ある一つのことだけが突出していても良くなく、互いにバランスが取れていて始めてうまくいくというものです。個々人の身体も同様に、「心」「技」「体」がバランスが取れていることが重要なのです。
「心」は、感情が大きく揺れること無く平静でいることが重要です。
怒り、恐れ、喜び、悲しみ、焦りなど一時的な激しい感情は、生理的・身体的変化を引き起こします。
体質改善の考え方(926)
体質改善については、いろいろなところで述べられています。今回は、わかりやすく6つのタイプに分けて述べてみたいと思います。(主として、漢方をベースに述べます。)
なにごとも、多すぎたり(過多、または巡りが悪い)、少なすぎたり(過少、または不足)するような極端な生活は褒められるものではありません。体質については、血液と血液以外の水分、および生の(生きる)エネルギー(気)の三分野で考えるとわかりやすく
気の乱れが心身の不調につながる(925)
人の心身の不調は、何らかの部位の損傷や、精神的なバランスの崩れから起こります。要するに、人を構成する要素のどれかがバランスを崩すことで不健康になるのです。
人間の身体は、地(堅固)・水(湿性)・火(煖性)・風(動性)の4つから成り立つ、と仏教では記しています。その詳細は別の機会に譲り、今回は東洋医学の3つの要素から成る説について述べてみたいと思います。その3つとは、
「気(き)」:生命活動を
「基本の基」と「基本の気」(924)
よく「基本の基(き)」が大切などと言います。基本のキとも表記されることがありますが、その意味は「ものごとの手始め」ということになります。ものごとの基本をおろそかにすると、ある程度のところで伸び悩むことになってしまうということです。
さて、同様の発音ですが、「基本の気」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ここで言う「気」とは、中国の道教や漢方医学での用語の一つであり、「不可視であり、流動的
「あざと可愛い」の現代的な意味(921)
「あざとい」と「可愛い」を合わせた「あざと可愛い」は、一般的には抜け目なく可愛く魅力的に振る舞う女性のことを意味します。男性から女性にアプローチする時代から、女性もまた男性にアプローチするのがありうる時代になってきています。
[注] 「あざとい」は「小聡明い」と書き、図々しく抜け目がないこと。
「可愛い」(かわいい)は、愛らしく魅力があること。
ここで、「小聡明い」は「聡明」が入っ
できるだけアクティブに学ぶのが望ましい(920)
私達が新しいことを学ぶ場合、いろいろな方法があるのですが、それを体系的にまとめてみたいと思います。まずは、大別すると次のような順で学んでいきます。
1.何を学ぶかを決めて、個人で学び始める(概要・予備知識を得る)。
前提としては、対象分野における必要スキル一覧を作っておくようにする。
対象分野における自己能力の棚卸しをして、自己診断をする。
2.概念的・体系的に学ぶ。
基本的なこと
どのようなものを、どのように学んでいくか(918)
人間は、生まれたときには本来平等なものであり、優劣とかの差異はありません。しかし、生後の長き時間にわたって生活していくにつれて人格とか能力において差異が出てきます。いったい、なぜ差異が出てくるかといえば、「どのような教育を受けるか」によるのです。それは、家庭内教育、学校教育、職場教育によるのです。
では、どのようなものを、どのように学ぶことによって差異が出てくるのでしょうか。
まずは、年齢・成
企業が求める人材像とは(917)
経団連では長きに渡って、大企業に対して「新卒採用に関するアンケート調査」をしています。その中で、期待する資質や能力に関するものがあります。2021年度の調査結果をもとに、大企業が新卒採用で求める人材像を考えてみたいと思います。
特に期待する資質: 「主体性」「チームワーク・リーダーシップ・協調性」がかなり高い。
1. 主体性(84.0%)
2. チームワーク・リーダーシップ・協調性
人間の性格を大別すると4グループとなる(916)
人間の性格を分類する方法として有名なものに「ビッグ・ファイブ」があります。開放性、誠実性(勤勉性)、外向性、協調性(調和性)、神経症傾向(神経質)の特性があるというものです。これは、現実の実験データというよりも、いろいろな議論を元にまとめ上げたものです。
ビッグ・ファイブを組み合わせると別のグループ分けができるという結果があります。ノースウェスタン大学による150万人の調査結果(2018年)で明