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#禅
レジリエンスを高めてポジティブな感情を出していく(939)
「レジリエンス」とは、困難や失敗に直面してネガティブになったり落ち込んだりしても、立ち直ろうとする精神的な回復力のことです。人生に失敗はつきものです。失敗したからと言って、落ち込んでいては、前に進むことができません。人生は長いのですから、立ち直って前に進まねばならないと誰しもが思います。
ただし、「レジリエンス」は誰もが持つのですが、その強弱に差があるのです。だから、自分のレジリエンス力は、ど
幸福を感じる一つのアプローチ(937)
自分で幸福を感じる人は、病気が少なく、寿命が長く、収入が多いという調査結果があるそうです。(幸福を感じない人との比較調査による)
何となくそうかな、と思える調査です。では、幸福とはどのような状態でしょうか。
幸福を科学するものに、本来あるべき正しい方向に向かう状態を検証・実証するポジティブ心理学があります。
ポジティブ心理学の主要な検証・実証分野のキーワードは、「強み」、「レジリエンス」、
コントロールできるものとできないもの(936)
世の中にはストレスを感じる人は多くいるものです。なぜストレスを感じるかと言うと、理想があるのに、その理想に届かない現実とのギャップに悩むからです。その中でも、自分がコントロールできないにもかかわらず、そのことをあれやこれやと悩むことがストレスなのです。
一般的には、自分がコントロールできるものについては対応が可能ですから、対応することでストレスを軽減できます。しかし、コントロールできないこと(た
身体を使って学ぶ(935)
頭を使って学ぶ英語と、身体を使って学ぶ英語では、どちらが効果的に学べるでしょうか。学校教育で、中学・高校と6年間英語を学んでも日常会話ができない人が多いことは周知の事実です。昔は、学校教育では身につかなかった英語を学ぶために、高額の英語教材(テープ学習など)を手に入れて学習するも、途中で投げ出してしまったという人も多いのではないでしょうか。
現代では幼児期から英語を学ぶということが喧伝されていま
「身心」と「心身」の違い(934)
皆様は、「心身の健康」のことを「身心の健康」と書く、と言ったら、どのように思いますか。結論から言うと、漢字文化の日本の観点から見ると、歴史上は中国における用法としての「身心の健康」が正しいのです。たとえば、「心身ともに疲れる」を中国語翻訳してみると、「身心倶疲」のように変換されます。すなわち、中国ではほとんどの場合「身心」が使われるのです。なお、「身心」は日本語発音は「しんじん」と発音します。
人道に基づいた行動とはどのようなものか(933)
人類は戦争のたびに、大きな悔いを省みるようです。国際赤十字は、戦争で放置されていた負傷者対策の行動を行うために1864年に組織化されました。以降の長い活動の中から生まれたのが、1965年の「赤十字7原則」です。その内容の中心をなすのが、「人間の生命は尊重されなければならないし、苦しんでいる人は、敵味方の別なく救われなければならない」という「人道」です。残りの6つは、「人道」の原則を実現するために必
もっとみる正しい生き方のための方法(932)
人間誰しも、できることならば正しい生き方をしたいと思っていることでしょう。仏教では、その生き方を八つ挙げています。それを「八正道」と言います。それらは、ビジネスの世界にも一般生活の中にも適用できるものばかりです。今回は、どのように生きるかを、例示とともに見ていきたいと思います。
ものごとを説明するときには、最初に結論または最も大切なことを言うのが一般的です。その意味で、正しい生き方の第一に来るの
「真理の奥深い智慧」を得る(931)
前回の#930「暗闇の中に光を見る」で、人々は本来「般若の智慧」(仏の智慧、真理を示す奥深い智慧)を有していると述べました。では、その般若の智慧に気づくために何をすべきかを述べてみたいと思います。
まず念頭に置くことは、貪(むさぼ)り欲する気持ちを捨てて、お互いに見返りを求めない応分の施し(慈愛の言動)をしなければならないというこです。なぜならば、私達は生かし生かされているからです。
そして次
暗闇の中に光を見る(930)
私達は「何をしていいか分からない」とき、暗闇の中を歩いているかのように感じてしまいます。暗闇とは、乱れてしまって収拾がつかないことを意味しています。向かう方向が見えずに、途方にくれるのです。そのような時、いったいどのようにすれば光明を見出すことができるのでしょうか。
実は、多くの人は光を探して出口を見つけようとするものです。そのときに頼りになるのが自分自身なのです。自分自身に「どうすればいいか」
5大疾病(しっぺい)の中の精神疾患 (928)
私達の周りで多く見られる疾病は、5つあることを知っているでしょうか。おそらく、「がん、脳卒中、糖尿病」くらいは言えるかと思います。実は、さらに「急性心筋梗塞、精神疾患」をプラスして「5大疾病」と呼んでいるのです。(精神疾患は後に追加されました。) これらは、「患者数が多く、死亡率が高いなど、緊急性が高いもの」などの基準で決められ、どの都道府県でも対応を検討する疾病ということです。
さて、患者数は
「心」「技」「体」のバランス(927)
世の中すべて、生かし生かされています。
ということは、ある一つのことだけが突出していても良くなく、互いにバランスが取れていて始めてうまくいくというものです。個々人の身体も同様に、「心」「技」「体」がバランスが取れていることが重要なのです。
「心」は、感情が大きく揺れること無く平静でいることが重要です。
怒り、恐れ、喜び、悲しみ、焦りなど一時的な激しい感情は、生理的・身体的変化を引き起こします。
体質改善の考え方(926)
体質改善については、いろいろなところで述べられています。今回は、わかりやすく6つのタイプに分けて述べてみたいと思います。(主として、漢方をベースに述べます。)
なにごとも、多すぎたり(過多、または巡りが悪い)、少なすぎたり(過少、または不足)するような極端な生活は褒められるものではありません。体質については、血液と血液以外の水分、および生の(生きる)エネルギー(気)の三分野で考えるとわかりやすく