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うえすぎたかしの日本の問題点

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主流メディアからもっとも最初にネットメディアに移ってきたジャーナリスト。現在は多様性のある健全な言論空間を創るためにメディア経営者として奮闘中。来年2022年に「オウンドメディア…
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#週刊文春

松本人志が週刊文春に勝てない3つの理由(3)最終回

松本人志が週刊文春に勝てない3つの理由(3)最終回

文春砲の直撃を食らった松本人志氏だが、芸能活動を休止して裁判に注力する方針を示した。果たして、彼の選択は功を奏するか。かつて文藝春秋や週刊文春取材班と取材し、多くの記事を書いてきたジャーナリストの上杉隆が解説する。ちなみに、上杉は、週刊文春の顧問弁護士である喜田村洋一氏とは25年来の知己で、現在も顧問契約関係にある。また、松本人志の個人弁護士の田村政弘とは、2009年から始まった週刊朝日誌上での

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松本人志が週刊文春に勝てない3つの理由(2)

松本人志が週刊文春に勝てない3つの理由(2)

文春砲の直撃を食らった松本人志氏だが、芸能活動を休止して裁判に注力する方針を示した。果たして、彼の選択は功を奏するか。かつて文藝春秋や週刊文春取材班と取材し、多くの記事を書いてきたジャーナリストの上杉隆が解説する。ちなみに、上杉は、週刊文春の顧問弁護士である喜田村洋一氏とは25年来の知己で、現在も顧問契約関係にある。また、松本人志の個人弁護士の田村政弘とは、2009年から始まった週刊朝日誌上での東

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松本人志が週刊文春に勝てない3つの理由(1)

松本人志が週刊文春に勝てない3つの理由(1)

文春砲の直撃を食らった松本人志氏だが、芸能活動を休止して裁判に注力する方針を示した。果たして、彼の選択は功を奏するか。かつて文藝春秋や週刊文春取材班と取材し、多くの記事を書いてきたジャーナリストの上杉隆が解説する。ちなみに、上杉は、週刊文春の顧問弁護士である喜田村洋一氏とは25年来の知己で、現在も顧問契約関係にある。また、松本人志の個人弁護士の田村政弘は、2009年から始まった週刊朝日誌上での東京

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【短期集中連載】ジャニーズカルテル(4)最終回「帝国は崩壊したか?」

【短期集中連載】ジャニーズカルテル(4)最終回「帝国は崩壊したか?」

ジャニーズ事務所の問題で本当に悲惨だったのは、デビューできなかったジュニアたちです。 百歩譲って、タレントとして活躍しているデビューできたジュニアは相対的にまだ幸せです。実は、その何倍もデビューできなかったジュニアたちがいるわけです。

そうしたジャニーズジュニアというのは、ジャニーさんとの関係を断った人、もしくはジャニーさんから寵愛を受けなかった人、あるいはデビューまでは我慢したが、心の傷を負い

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【短期集中連載】ジャニーズカルテル(2)警察からの警告

【短期集中連載】ジャニーズカルテル(2)警察からの警告

【短期集中連載】ジャニーズカルテル(2)

村西とおる監督がジャニーズ問題で干されていたようです。残念ながら、私は村西さんとはお会いしたことがなく、事実関係を確認していませんが、梨元勝さんからフォーリーブスの件に絡んで村西さんのことは聞いていたこともあり、きっとお話ししている通りなんだなと思います。

思えば、ジャニー喜多川氏本人に直接取材したのは、今日ではジャーナリストしては私、上杉隆だけになっ

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【AI記者®翻訳】2000年ジャニーズ問題。ニューヨークタイムズ記事(文:カルビン・シムズ 取材:上杉隆)

【AI記者®翻訳】2000年ジャニーズ問題。ニューヨークタイムズ記事(文:カルビン・シムズ 取材:上杉隆)

2000年1月30日付けの『ニューヨークタイムズ』の翻訳版を特別掲載します。

1999年秋、『週刊文春』の松井清人編集長、木俣正剛デスク、島田真記者(いずれも当時)とNYTの上杉隆による、予備取材と調査を経て、ニューヨークタイムズの取材が始まりました。ニコラス・クリストフ支局長は帰国が決まっていたため、着任したばかりのカルビン・シムズ特派員と上杉とT女史の三人でチームを結成し、早速取材を開始しま

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【いのち】大坂なおみさんの妊娠と出産女性への迫害~いのちよりも大切な制度などない。

【いのち】大坂なおみさんの妊娠と出産女性への迫害~いのちよりも大切な制度などない。

四度のグランドスラマーでもあるテニス選手の大坂なおみさんが自身のインスタグラムで妊娠を発表した。素晴らしいことだ。誰であれ、幸せになる権利はある。新しい命と美しい決断にまずは祝福を贈りたい。

”Can't wait to get back on the court but here's a little life update for 2023.”
(また試合に戻るのが待ちきれないんだけど、実は

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私が映画「新聞記者」の協力を断った理由。本日の「ニューズ・オプエド」から~

私が映画「新聞記者」の協力を断った理由。本日の「ニューズ・オプエド」から~

【「新聞記者」プロデューサー、赤木さんの妻に謝罪】

 文春オンラインによると、1月13日からネットフリックスで世界同時配信されているドラマの「新聞記者」で、プロデューサーを務めた河村光庸(かわむら・みつのぶ)氏が、森友学園問題に関する財務省の決済文書の改ざんで自殺した、近畿財務局の元職員、赤木俊夫(あかぎ・としお)さんの妻、雅子(まさこ)さんに、制作の経緯を巡って謝罪していたことが「週刊文春」の

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