平山高敏
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心理的安全性に必要な「声の届く広さ」と「理解の深さ」
4月になりました。環境が変わった人も多いと思います。
大きく変わらずとも、新しい人が入ってきたり入れ替えがあったりでなかなか慌ただしいのが4月です。例に漏れず私もそういう日々なのですが。
そういった変化の際に気になりがちなのが「そこの人たちと自分はフィットするのか」「自分はうまく立ち回れそうか」「自分のパフォーマンスが発揮できそうか」という、いわゆる心理的安全性の確認になるかと思います。
私自
“直感”を共有できる組織が今必要な理由
今日はこの「直感」について、少し踏み込んでみます。企画会議ともなれば、当然ながら、そこの場の全員(もしくは決裁者)を説得するためのロジックを揃え資料を拵えて提案することになると思うのですが、ロジックで提案されれば、その反対意見も当然ながらロジックで返すという作法(というか礼儀)があると思います。
ただ、前職では難敵がいまして、上記の「大人の所作」をすっ飛ばして「えー、それなんかつまんなーい」と一
その情報はどのオケージョンにフィットするのか
SNS・オウンドメディアを担当した方ならおそらく一度は経験していることだと思いますが、困ることのあるあるとして挙げられるのが「とりあえず広告する予算はないけど、オウンド・SNSで発信したい」というオーダーです。そして、このオーダーとともに出てくる問いかけが「どのメディアに出せばいい?」という質問です。
こういう質問を受けると思わず嘆息してしまうのですが(ほとんどのケースがSNSを使ったことのない
端折らない。咀嚼する。
広告や企業発信が物議を醸すことはよくあります。
広告を見る人への「配慮」が足りなかったり、ソーシャルイシューを「考慮」されていなかったり、カルチャーを「軽視」していたり…その他にもいろんな視点から声がSNSに上がるようになりました。
ネガティブな空気は引っ張る力も強く、あっという間に炎上し、その後その広告を取り下げ謝罪の発信にまで至る…というケースも増えてきたと思います。
「次のオウンドメディア」のための2つの方向性
オウンドメディアの領域に携わってからしばらく経ちました。
昨年出した書籍も執筆自体は2022年の年始頃で(まさに2年前の今くらい)、今読み返すと、もう一部内容については「古さ」が出ているようにも思うんです(とは言え、枝葉のテクニックに拘泥しないようなベーシックで実際的な内容にはしたつもりです)。
そろそろオウンドメディアにはアップデートが必要です。
それもオウンドメディア(というよりwebメ
「未来を持ち寄る場所」をつくったのでぜひ巻き込まれてください
新しい取り組みを始めることにしました。
ここで語られていることが全てではありますが、この構想自体はずっとありました。
今回の取り組みは、ここで語っていることを具現化させたような取り組みです。
Z世代の「自覚的」で「他者性」の認識の高さは未来の可能性
(今日はふだんの仕事の話ではないので、より一層ファジーな内容になっています)
若い世代の声を聞くことは、いちビジネスマンにとって、将来のビジネスや会社のあり方を考える上で非常に有意義なことだと思います。
ここ数年は学生向けのインターンシップを取材させていただきながら、学生と短いながらも接点をもつ機会に恵まれています。先日も参加させていただき、学生の声を聞くことができました。
そこで改めて感じた
「オウンドメディアに取り上げてほしい」の社内の声を集めるには
立て続けにクラフトブルワリーの取材をさせていただく機会に恵まれました。
取材させていただいたブルワリーさんはともに、いわゆる1990年代後半にブームになった「地ビール」の時代から生き残っているクラフトブルワリーさんです。失礼ながら取材の中で「なぜ生き残ることができたか?」という質問をさせていただきましたが、その答えにはひとつの共通点がありました。
「わかってる」になれるブランドとなれないブランドの間
10年以上前に、広告代理店の営業時代によく降りていた都内の駅に久しぶりに行く機会があったのですが、当時にはなかった高層ビルがいくつも建ち(建設中のものも)、あまりの隔世感に一瞬駅を間違えたのかと思うほどでした。
所用も終わり、陽が傾きかける時間帯に少し街を歩いてみると、真新しい高層ビルに挟まれるように、数十年前から佇んでいるだろう風情の酒場が目に入りました。その佇まいから滲み出る空気感で、ずっと