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「次のオウンドメディア」のための2つの方向性

オウンドメディアの領域に携わってからしばらく経ちました。

昨年出した書籍も執筆自体は2022年の年始頃で(まさに2年前の今くらい)、今読み返すと、もう一部内容については「古さ」が出ているようにも思うんです(とは言え、枝葉のテクニックに拘泥しないようなベーシックで実際的な内容にはしたつもりです)。

そろそろオウンドメディアにはアップデートが必要です。

それもオウンドメディア(というよりwebメディア全体とも言えるかもしれません)のメディアの考え方そのものをドラスティックに変える必要がある。そのことを肌身でヒシヒシと感じながら、昨年は「次」が見えずに(手応えもわからずに)悶々としていました。

今年はオウンドメディアの「次」の萌芽を、ほんの少しでもいいから見出す年なのだと思ってもいます。

私がwebメディアに携わり始めたのは2013年頃で、その頃はまだ「webでメディアを立ち上げコンテンツを発信する」ということに関しては、無邪気に可能性を感じられていたように思います。

そこから約10年が経ち、大きく変わったのは2点でしょう。シンプルに圧倒的に「届きづらく」なってきているという点、そしてコンテンツにかける「コスト」が上がっているという点です。

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確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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