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私の思ったこと

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1日の中で、感じたこと、思ったこと、考えたことを毎日更新しています
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2019年5月の記事一覧

いつもを変えずに、いつもを変える

いつもを変えずに、いつもを変える

人には日々の習慣がある。

駅に行くまでの道、乗る車両、コンビニで買うもの、ランチのメニュー、履いている靴のブランド、髪を切る美容室、近所の激安スーパー等々。

人には考えること以上に決めることが実はストレスになっていて、かつ昨日よかったものを記憶して今日再現できるのは、人間の能力の素晴らしいところだとも思う。

なので意識的に違う選択をしない限り、日常は同じ光景で溢れていく。
だけど違う選択や違

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その人らしさ

その人らしさ

先日渋谷にあるカフエ マメヒコhttp://mamehico.com/ で、5/31〜6/2にカフエが銀座で開催する音楽劇「ゲーテ先生の音楽会」の脚本を事前に拝見できる、というイベントに参加してきました。

その音楽劇の詳細はこちらがとても分かりやすくまとまっています。
http://goetheclinic.com/2019/05/07/

そもそも脚本を日常生活で拝見する機会がないので、読んで

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書けないとき

書けないとき

昨日(今日)はなんやかんや01:30くらいまで、noteに向き合っていたけど、全然着地できなくて、朝起きてもうまくいかなくて結局それはやめて、お決まりの手の一つ、ならばそのこと書こう。
に決めた。

僕個人はイチロー選手のように淡々とどんな日も同じことを繰り返すことに憧れがある半面、気分や体調が思いっきり出てしまう不安定な感じも人間ぽくて生き物ぽくて好きで、こういう書きながら書きたいことを書くとい

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複製できないもの

複製できないもの

かつて本は一部の王公貴族や特権階級のためのものであった。
しかしグーテンベルクの発明した活版印刷によってそこに秘められた知は広く大衆のものとなった。

産業革命後の車、今では家電と言われるテレビや冷蔵庫、洗濯機などの発明も、最初は高級品で一部の人達のものであったが、テクノロジーの進歩によって、大量生産が可能になり、大衆のものとなった。

同じものをたくさん作ること、複製できること、ものに価値があっ

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季節が時の経過を教えてくれる

季節が時の経過を教えてくれる

僕は毎年季節が来ると開かれるイベントや旬の食べ物などが好きだ。

その季節である確かな理由があるかはあんまり問題でなくて、毎年同じ時期ということが一番大切で、それによってその人を思い出したり、もう1年経ったか、とその1年を振り返ったり、また今年もいかがですか?と連絡をするきっかけになったり、振り返りと行動のきっかけを、季節にもらえているような感覚が、好きな理由なのだと思う。

イベントということで

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オススメのInstagramアカウント

オススメのInstagramアカウント

今日は唐突ですが、Instagramで僕がおすすめのアカウントをいくつか紹介していきたいと思います。

Instagramやっていない人、ごめんなさい。
でもやっていなくても見れるので、そして予備知識がなくても美しいことは伝わるので、ぜひご覧いただけたらと思います。

https://www.instagram.com/kabuki__/

蕪木という珈琲焙煎、チョコレート技師の方のアカウント。

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子どもが覚えていること

子どもが覚えていること

小さい頃、◯◯県の◯◯ホテルに行ったの覚えてる?

あんなに大変な思いして連れて行ったディズニーランド、覚えてないの?

二階建ての列車の先頭をわざわざ予約して行った旅行だったのよ?

母と話していて、母が子のためにこだわったディテールを大人になって聞いているが、そういうものは案外記憶に残っていないものだ。

昨年椿山荘のサンタグリーティングに参加したが、子どもの多くは座っているだけのサンタに興味

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未来と今とターミネーター

未来と今とターミネーター

それはあなたが何度試しても変わらないよ。
だって一番の原因は、あなたなのだから。

「ターミネーター」という作品はご存知だと思う。
アーノルド・シュワルツェネッガーの出世作にして、続編である二作目が最高傑作と言われるめずらしいタイプの映画で、自我をもった人工知能スカイネットが、核を作動させ、人類との戦争に挑む。
その人類のリーダー、ジョン・コナーとその母の抹殺に送り込まれるターミネーターとそれを阻

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時空を越えた闘い

時空を越えた闘い

昨日まで信じていた歴史が、今が変わった。

アップルの創業者はジョブスではなく、ビル・ゲイツで、日本という国はなくて、アメリカ合衆国の州の一つになっていた。

僕は昨日まで信じてきたことと、暮らしてきた世界の常識のズレに困惑していると、ある女性から何者かによって過去が改変されているので、現在に影響が出てきてしまっている、一緒にその改変をやめさせよう。

と言われ、僕ら二人は過去に行くもその過去もか

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夏の太陽と美しさ

夏の太陽と美しさ

昨日の大雨がウソのように今日は晴れていて、5月というのは春というよりは夏の予行演習のようで、でも夜はやっぱりきちんと冷えますのね、という季節なので体調管理や服装なども困ってしまうし、紫外線、日焼け対策も気が抜けない。

じぶんの肌を白く美しくいつまでも保ちたいという気持ちは普通の男性よりはわかっている気がする(風呂上がりに化粧水は使っている……。)し、美しくあろうとする心持ちや姿勢そのものも美しい

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自転車にまつわる思い出

自転車にまつわる思い出

僕は父方母方両家で久しぶりの子どもで、父方としては第一子で、父方と同居であったため、多くのものを買い与えられていたし、すべて新品であった。

自転車も例外ではなく、幼稚園の頃から黄色いマウンテンバイク(のようなもの)を乗っていた。

しかしマンションの駐車場に置いていた自転車のサドルがある日傷つけられ、何度かいたずらが続いたため、親は目立ったせいで標的にされたとおもい、僕の同級生の兄のお古の自転車

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夜とコンクリート

夜とコンクリート

今日は純粋に昨日読んでよかった漫画を紹介したい。
町田洋さんという方の短編集という形の『夜とコンクリート』という漫画だ。

描き方は水墨画のようなモノトーンな印象で、少ない線で立体感を感じるように描かれていて、絵で説明し過ぎないミニマムな印象。

僕がよいと思ったのは、日常の中で誰もが見過ごしてしまう、あるいは気付かない小さな感情の動きや反応、変化を物語の展開の中で、自然に絵にしていることだ。

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幸せだった昔

幸せだった昔

ドラえもんがいて、ジャイアン、しずかちゃん、スネ夫がいる現実というのは、実は植物状態の少年 野比のび太が見ていた夢であった。
病室に一人、横たわるのび太が映るラスト。
のび太は生きているが反応はない。

都市伝説的に語られるドラえもんの最終回のシナリオだ。
僕らがアニメを通じて見ていた世界は、皆が共有している一つの現実ではなく、ただ一人の人間が生み出したこういう世界であって欲しいという願望の世界だ

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愛されるということ

愛されるということ

犬が多くの人に愛され、家族だとまで言われているのは、なにも犬が人の悩みや課題を解決してくれるからではない。

何かができるから、何かが優れているから、何かの役に立つ理由があるから愛されているわけではなく、犬という存在自体が、ただそこにありのままに存在しているだけで、かわいく癒されるから多くの人々に家族だとまで言われ、その中で深く深く愛されて大切にされている。

それは同様に赤ちゃんや子どもたちにも

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