マガジンのカバー画像

少年Bのエッセイ・コラム

68
少年Bがnoteで書いたエッセイやコラムです。
運営しているクリエイター

記事一覧

担当連載の書籍が出ます。「デザインの言語化」の編集者は何をした?

担当連載の書籍が出ます。「デザインの言語化」の編集者は何をした?

編集者として関わっているウェブメディア・Workship MAGAZINEから新しく本が出ます。

著者はこげちゃ丸さん。編集をWorkship MAGAZINE編集部(少年B、じきるう編集長)が担当しています。

こちらの本ですが、Workship MAGAZINEの人気連載「デザインの言語化ってなんだろう?」の書籍化となります。この連載の担当編集がわたしなので、そのまま書籍の編集も担当すること

もっとみる
わたしはもう、言い訳をしない

わたしはもう、言い訳をしない

明けましておめでとうございます。

なんやかんやで今年の抱負をnoteで書くようになって、もう4年目なんですね。月日が経つのは早いもんです。

で、今年はいきなり抱負から始めるんですが、「書くことにプライドを持つ」ことにしようかなぁと思ったんです。というのも、去年の頭にちょっとしたトラブルがあったんですね。

もう終わったことだし、新年早々恨みつらみを書きたいわけじゃないので詳細は省くんですが、あ

もっとみる
記事の企画を立てるにはどうしたらいい? フリーライターの頭の中身、ぜんぶ見せます

記事の企画を立てるにはどうしたらいい? フリーライターの頭の中身、ぜんぶ見せます

こんにちは、フリーライターの少年Bです。

ライターとして最も大切なことはなんでしょう。文章力……はそりゃもちろん最低限必要ですが、個人的には「いかにいい企画を出せるか」だと思います。そこで、今回は企画の立てかたについて書いていきます。

ライターに求められるものとは?そもそも、フリーライターって何のために仕事をしているんでしょう。いろいろ考えはあると思いますが、個人的には「メディアの価値を上げる

もっとみる
気をつけるポイントはココだ! インタビューの実力を上げる10のコツ

気をつけるポイントはココだ! インタビューの実力を上げる10のコツ

こんにちは、フリーライターの少年Bです。

グルメに旅行、農業に教育、フリーランス向けのお堅いメディアで書くこともあれば、散歩におもしろ記事まで……もう思いつく限り、手当たり次第にいろんなジャンルで記事を書いているのですが、どのジャンルにも共通して大事な能力があります。

そう、インタビューです。

有識者や会社の広報さん、芸能人はもちろん、サービスの開発者、グルメであればお店のかたなど、取材をさ

もっとみる
「無償で頼む」ということ

「無償で頼む」ということ

残念なことに、駆け出しのクリエイターと切っても切り離せない話が「搾取」ではないでしょうか。

単価がばかみたいに安い仕事というのはいくらでもあるし、そういう場合の常套句は「実績になりますよ」だったりしますよね。

もちろん、そういった仕事は飛び込みに限りません。友人知人からの「ちょっとタダで」とか「友達価格でお願いします」みたいな話はよく聞きます。

かくいうわたしも、無償で仕事を受けたり、頼んだ

もっとみる
匿名アカウントは悪なのか?

匿名アカウントは悪なのか?

今日、こんなツイートが流れてきました。

実名アカウントによる匿名アカウント叩きは今に始まったことではないけども、これは極めて悪質な物言いだなぁと思ったわけです。別にこの人個人を叩きたいわけでも、晒したいわけでもないので、発言者の名前は隠しておきます。「本名でTwitterをやってる人」とだけ書いておきます。

さて、フリーライターをしている少年Bと申します。少年が苗字でBが名前です。うそです。

もっとみる
年男を迎える、2021年の目標

年男を迎える、2021年の目標

明けましておめでとうございます。年男の少年Bです。

少年なので12歳~!と言いたいところですが、残念ながら今年で36歳です。世間一般的に見ればおじさんに近づいていると言えますよね。「近づいている」としているのはわずかながらのプライドです。

おじさんになるの、こわいんですよ。オヤジ臭が自分から出るとか考えたくもないし、代謝も落ちて太りやすくなりますよね。祖父は父方母方ともにハゲてるので、近い将来

もっとみる
わたしがcakesの編集だったなら

わたしがcakesの編集だったなら

フリーでライター・編集をしている少年Bと申します。

あさのますみさんのnoteを読んで、そして寄せられた意見やnote社への批判を見て、すごく考えることがありました。

ライター・編集の両方を経験している人間として、自分がもしcakesの編集者だったなら、あの時どうするのが正解だったのか……結論から言うと答えは出なかったのですが、個人的な見解や状況をまとめておきます。今後、自分もこのような状況下

もっとみる
株式会社GIGで働くことになりました。

株式会社GIGで働くことになりました。

タイトルの通りです。本日から週に2日、株式会社GIGで働くことになりました。ゆくゆくは週に3日稼働する予定です。

と、言っても就職ではなくて、業務委託ってやつです。じゃあ「業務委託ってどういうやつ?」と聞かれても、わたしもよくわかってません。だめやんけ。

何をやるの?株式会社GIGには、現在もWorkship MAGAZINEの連載などでお世話になっているんですが、今後はもうちょっとがっつり関

もっとみる

変わるわたしと「自分らしさ」

友人から「Bさん、変わったよね」と言われた。

自分でも、変わった自覚はある。ただ、自分はポジティブに。その言葉を発した友人はややネガティブな意味合いでその変化を捉えていたようだ。「変わった」というのはつまり、人から見た「自分らしさ」が変化したということだろう。でも、自分らしさっていったいどういうものなんだろうか。

わたしは、自分のことを短気だと思う。「小さなことでも、すぐにカチンとくるんですよ

もっとみる

戦わずに済む選択肢を選びたい。

マイナスの情報が、あまり好きじゃない。

かつて自分もTwitterでひたすら会社の文句や愚痴ばかりをこぼしていた時代があるので、まぁどの口が言うかって感じではあるのだけど、そんなことを思う。

何が悪いかってコロナウイルスのせいなんだよなぁ。仕事はしなきゃいけないのに週末の楽しみは自粛だなんて、まぁ腹立たしいよねぇ。

わたしも取材記事が一気になくなって、数少ない仕事は納期がキツめ。忙しい割に先

もっとみる
パタリロ!が無料公開されてるのでぜひ読んでもらいたいって話

パタリロ!が無料公開されてるのでぜひ読んでもらいたいって話

※画像は公式サイトからの引用です。

拙者、推しについて語りたい侍。

あの「パタリロ!」が「マンガPark」というアプリで全話無料公開されているのでおすすめに参った次第である。

「あの」と言ったところで知らない人も多いと思うので説明させてもらうと、パタリロ!は。白泉社「花とゆめ」で1978年に連載が開始され、現在も連載中のギャグマンガ。作者の魔夜峰央先生は、さいきんでは「翔んで埼玉」の作者、と

もっとみる
価値観のものさし、使い分けてもいいよね

価値観のものさし、使い分けてもいいよね

「自分のものさしが大事だ」

わたしがnoteでよく書いている言葉である。
「みんないますぐ文具屋に行ってマイものさしを買え」という意味ではなくて、自分なりに「自分の評価基準」を作ろうよ、ということだ。知ってるわ。

他人の評価ってのはブラックボックスだ。例えば、noteのオススメなんかもそうでしょう。noteはいまや、1日に1万件以上の投稿数があるという。人力でピックしている以上、すべての投稿を

もっとみる
わたしは、消費をされたくない

わたしは、消費をされたくない

さいきん「自分のコンテンツ」という言葉を見かけることが増えた。

たとえばそれは、自分の書いた文章や企画したイベントであったり、そのアイデアであったり、自分の人生の一部であったり、はたまた自分自身のことだったりする。「自分自身をコンテンツに」みたいな意見も多い。

ただ、これはまったく個人的な意見なんだけども、「自分のコンテンツ」という言葉にはどうも違和感がある。

大阪生まれ、芸人気質のわたしは

もっとみる