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株式会社GIGで働くことになりました。


タイトルの通りです。本日から週に2日、株式会社GIGで働くことになりました。ゆくゆくは週に3日稼働する予定です。

と、言っても就職ではなくて、業務委託ってやつです。じゃあ「業務委託ってどういうやつ?」と聞かれても、わたしもよくわかってません。だめやんけ。


何をやるの?

株式会社GIGには、現在もWorkship MAGAZINEの連載などでお世話になっているんですが、今後はもうちょっとがっつり関わっていくことになると思います。

これまで通り、Workship MAGAZINEの記事執筆はもちろん、編集や企画立案、Webマーケティング業務に解析、他メディアの調査、提携交渉など……わたしがどの程度できるか、ということは置いておいて、編集・マーケ的なことにも片足をつっこんでいく感じになるのかなぁ、とぼんやり考えています。考えているだけで、実際どうなるかはわかりませんが。


なにせ、業務委託も初めてだし、介護士・建築士・ライター以外の仕事をするのも初めて。いわゆるオフィスに出社するのも34歳にして初めてです。そこそこいい歳になりましたが、この歳になってもあたらしい経験をさせてもらえるというのはありがたいことです。少年らしく、フレッシュな気持ちで挑戦したいと思います。でも、フレッシュって単語を使うのって、だいたいおじさんですよね。やかましいわ。


何でやるの?

フリーライターとして原稿料をいただくようになって2年ほど経ちましたが、ぶっちゃけ生活がギリギリ成り立つかどうか、という程度しか稼げていません。


・ライターは無記名記事に生かされている
今春ようやく知ったのですが、だいたいの専業ライターさんは取材記事は月に1本程度。外出を伴わない、いわゆる「こたつ記事」を書いていることが多いようです。ほとんどの仕事は無記名で、ここぞという仕事が記名の記事になるわけですよね。

一方、わたしは仕事の大多数が記名記事。解説やコラムなどの仕事も増えてきたとは言え、毎月2~4本の取材記事がメインの仕事です。

これは別に意図したわけではなくて、単にクラウドソーシングをまったくやっていなかったから。ブログを書いていたらたまたまライターになったので、そもそも無記名で書くという発想自体がなかったんですよね。自分で営業したのも、取材記事のメディアばかりでした。

現在は編集部名義で名前の出ない記事を書くこともありますが、それでも月に0~3本程度。記名で8~12本程度の記事を書いてるわけで、どう考えてもバランスがおかしい。

友達のライターさんに話をうかがったところ、毎月大小合わせて25本前後の記事を書くそうで……そう考えると、わたしは記事の本数が圧倒的に足りていないんですよね。


・取材記事多すぎ問題
取材記事はもちろん、こたつ記事に比べると単価が高いのですが(例外もあります)、じゃあ時給にするとどうか?という話になると、驚くほど安いんですよね。取材記事の場合、

ネタ出し→構成→取材先へのアポ取り→取材・写真撮影→書き起こし→写真選定・加工→執筆→修正→公開・告知

という流れで記事を作っていくわけですが、例えばボツになった企画はもちろん、取材先に断られた場合、そこまでにどれだけ時間をかけていても原稿料は出ません。

あと、取材は基本的に1日予定を入れなきゃいけないわけで、その前後の工程も考えると、どんなに早くても1本記事を仕上げるには丸3日はかかります。ぶっちゃけて言うと、取材記事は単価が高いとは言え、3日間家でこたつ記事を書いているほうが圧倒的に稼ぎがよかったりします。

別に文句をいいたいわけじゃなくて、取材の記事は「それでもやりたい仕事」です。自分で企画して、自分のやってみたいことを、自分の伝えたいように書く。ライターの醍醐味とも言える仕事がたくさんあるのは楽しいです。


・生活への不安
ただ、それだけだと生活が不安になってきたのも事実。たまたま記名の記事が多いので、もしかしたら同業者には「売れてる」と思ってもらえているのかもしれませんし、まさか無記名記事の仕事がこんなに少ないとは想像もつかないのかもしれません。

ほかのライターさんの告知するお仕事が「氷山の一角」だとすると、わたしは見える部分は大きいけど、ただ水面に浮かんでるだけ。氷山じゃなくて浮島です。もちろん、書いているうちに単価も上がっては来ていますが、記事本数が圧倒的に少ない以上、そんなに稼げるわけはないんですよね……

マジでカツカツの生活をしているし、健康保険とか年金のことを考えたら、もしかしたらぜんぜん余裕で大赤字かもしれません。怖くて計算していませんが。

毎月記事を積み上げて売り上げを立てていきますが、ほんと月によってこれがバラバラ。稼ぎが少ないときは、月の後半になるとどんどん焦ってくるんですよね……


・就職した~い!
そんなわけで、こんなコラムを書いていました。

就職した~い!と書きまくってた連載コラム、そういえばこれがWorkship MAGAZINEで最初に書いた記事だったんですよね。

たとえば会社員として働きつつ、半分趣味も兼ねてやりたい仕事だけ副業として受ける……なんてスタイルもありますよね。わたしは、そういうスタイルで働きたいなぁと思います。

今回は会社員ではないですが、まさにこのような感じのイメージです。ひたすら実績を積み上げなくてはならない生活より、一定の金額が保証され、足りない分を好きな仕事で補っていく、というスタイルのほうが精神衛生上いいのではないか?という感じです。

また、編集側の感覚を身につけることで、ライターとしても気付くことがあるだろうし、仕事の幅も広がるんじゃないかなーというねらいもあります。今後、フリーで編集の仕事を受けられるようになりたいですし。


何ができるの?

いちばん不安なのがこれ。わたしにとってはメリットしかないと言っても過言ではない業務委託契約ですが、株式会社GIGにとってはデメリットしかないんじゃない?って感じがします。ほんとに大丈夫???

でもまぁ、契約していただけたのできっと大丈夫なんでしょう。ありがたいですね!(ポジティブ)

「お互いにとってメリットがなければ一緒に仕事をする意味はない」と思っているので、おんぶにだっこにならないようにがんばります。若いかたの多い会社なので、ちょっとでもいい影響を与えられたらうれしいですね。がっつり関わっていくことになると思うので、自分のできることやわかることはすべてGIGに伝えていきたいと思います。おむつ交換の方法とか。それはうそですが。


今後のこと

そんなわけで、今日から週に2日間、株式会社GIGで働くことになりました。1週間は7日あるので、残りで遊んだり、今までのように各メディアで記事を書いたりしていく予定です。

もちろん、フリーのお仕事もがんばってやっていきたいので、ご依頼もどしどしお待ちしております。株式会社GIGで得たものを還元して、さらにすげーライターに……なれたらいいなぁ。

少年B名義で書く記事はちょっと減るかもしれませんが、そのぶん熱量とクオリティはもっと高めて、いい記事を出していきたいなぁと思ってます。

今後とも少年Bと株式会社GIGをどうぞ、よろしくお願いします。かしこ。

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#エッセイ #日記 #コミュニケーション #思考 #価値観 #入社エントリ

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