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#子育て

【子育てエッセイ】ちゃんとしなくても、ちゃんと子どもは育っていく

【子育てエッセイ】ちゃんとしなくても、ちゃんと子どもは育っていく

「ちゃんとしたらな子どもが可哀想やで」

しっかり者の母によく言われる言葉。

わたしは、抜け漏れがとにかく多いんです。

頻繁に忘れ物をするし、天気予報のチェックをしてなくて、端境期には服装をよく間違えるし、家の中では探しものばかりしています。

夫からもよく

「子どもが大きくなったら絶対おかーーーーーんって言われるで」

と言われます。

そんなちゃんとしてないわたしだからか、5歳の長男が最

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【子育てエッセイ】2人育児。長男のもう5歳まだ5歳の葛藤

【子育てエッセイ】2人育児。長男のもう5歳まだ5歳の葛藤

「せいちゃんが産まれてきて、ほんとうによかった。かわいいなぁ〜」

と弟のほっぺたをなで回す長男の眼差しがとにかく優しくて、感動してしまいました。

長男は、心の底から弟を溺愛しています。

弟想いのお兄ちゃんについつい任せて、家事をしてしまいがちですが、注意が必要なときも。

長男は、当たり前ですが、もう5歳という気持ちとまだ5歳の感情が交錯するときがあるんです。

2人育児がうまくいく秘訣は、

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【子育てエッセイ】ゲームセンターの100円のゲームが教えてくれたお金の価値

【子育てエッセイ】ゲームセンターの100円のゲームが教えてくれたお金の価値

子どもにお金の教育はいつ頃どうやってするべきなの?と気になるところですよね。

お金の教育というとなにか特別なことをしなくてはと身構えてしまいますが、日常の中でどれだけお金に触れるかなのかと思った出来事がありました。

今日のnoteは、息子が今どハマリ中のゲームセンターにある仮面ライダーのゲームを通してお金の価値を学んでいる話を書きたいと思います。

100円のゲームからわかるお金の価値子どもが

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【子育てエッセイ】秒速で決めた6年間背負うランドセルが"こどもおもい"で感動した話

【子育てエッセイ】秒速で決めた6年間背負うランドセルが"こどもおもい"で感動した話

「かいちゃん、これにする!」

来年小学生になる長男のランドセル選び。いわゆるラン活を楽しみにしていたわたし。

決断力が高い長男は秒でランドセルを決めてしまったので、一瞬にして一大イベントが終わってしまいました。

気に入るものがあったので、とても喜ばしいんですけどね。

長男が即決したランドセルは、こちら。

正義感が強くてヒーローが大好きな長男は、ランドセルは赤がいい!とずっと言っていました

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【子育てエッセイ】「貯金ってなに?」と聞いた長男にぴったりの絵本を見つけました。

【子育てエッセイ】「貯金ってなに?」と聞いた長男にぴったりの絵本を見つけました。

「貯金ってなに?」

もらったお年玉を使うお金と貯金するお金に分けようと言ったときに出た息子の言葉です。

えっと……。言葉を詰まらせながら「お金を使わないで、取っておくこと。本当に欲しいものを買うために、貯めておくことやで」と伝えました。

「そっかぁ」と答える息子は、理解しきれていない様子。

そこで、5歳にもわかりやすいお金の絵本はないかと、探して見つけたのが『はじめてのおかねえほん』。

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【子育てエッセイ】子どもの1番大事な能力とは?

【子育てエッセイ】子どもの1番大事な能力とは?

記憶力、運動能力、空間認知能力……。

子どもを育てていると、知育や教育の広告がやたらと目に飛び込んでくるのはきっとわたしだけではないですよね。

まだ子育て歴5年のわたしですら、やらせた方がいいのかな?と頭をよぎった経験は数え切れません。

そんなわたしですが、どんな能力よりも大事だと思う能力があります。

それが、決断する力。

この力だけは、親であるわたしたちが伸ばしてあげなければいけない力

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【子育てエッセイ】5歳の誕生日。

【子育てエッセイ】5歳の誕生日。

3/1。長男が5歳になりました。

3/1は保育園で誕生日を祝ってもらい、昨日は祖父母とおばも一緒に誕生日パーティーを開きました。

保育園では、誕生日の子を囲んでインタビューするのが恒例。

誕生日の子は、お友達からの質問に答えます。

恥ずかしがり屋の息子は、4歳の誕生日の前日、行きたくないと言っていました。

そんな息子も年中になって、緊張するということを「ドキドキする」と表現できるようにな

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【子育てエッセイ】成長のスピードは、環境と素質の掛け算。

【子育てエッセイ】成長のスピードは、環境と素質の掛け算。

同じ親が育てているのに、長男と次男はまるで性格が違うのでおもしろい。

0歳育児でもこんなに違うのかと驚きの連続なんです。

長男の0歳育児よりも次男の方がとても育てやすいのは、きっと2人目だからではなく生まれ持った素質の差なのだろうと思います。

2人を育てて思うのは、成長のスピードは、環境と素質の掛け算だということ。

長男は慎重派で、何をするにも用心深い一面がありました。新しいこと=怖いとい

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子どもが自立するために意識していること

子どもが自立するために意識していること

4歳長男は、正義感が強い。そして、4歳にして空気が読める。

親としては、とても素直でいい子なだけに心配もしています。

そんな息子を育てる上で、子どもの自立のために意識していることについて書いてみたいと思います。

人に頼るのは自立の一歩息子との関わりで意識していることは、甘えてきたときはとことん甘えさせるということ。

特に、わたしが大人になってからよく思うのは、自分で全部できることよりも人に

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子育てエッセイ:「いい子じゃない」と泣いた夜のこと

子育てエッセイ:「いい子じゃない」と泣いた夜のこと

クリスマスまで、あと5日。

毎朝、起きるとすぐにアドバントカレンダーを手にワクワクしながら1日1日開けて、クリスマスまでのカウントダウンを楽しんでいました。

街はクリスマス一色。クリスマスモードが高まる中、息子が感じていたのは、クリスマスのプレッシャーでした。

というのも最近、いい子かいい子じゃないかをしきりに気にしていたのです。

なぜ、そんなことを聞くのか息子に聞きました。

すると、「

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子育てエッセイ:息子が学んだ「死」について

子育てエッセイ:息子が学んだ「死」について

「しんでくれてありがとう」

昨日の夜、夕食を食べていると突然そんなことを口にした息子。

びっくりして、言葉が出ないわたしに息子が続けます。

「みんなのために、牛さんも豚さんもシャケさんもしんでくれてるから」

聞くと、保育園で谷川俊太郎さんの『しんでくれた』という絵本を読んでもらったとのこと。

「だから、いただきますとかごちそうさまをちゃんと言って、食べないとだめやねん。みんながいただきま

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自分らしく生きている人が習慣にしている、"たったひとつ"のこと。

自分らしく生きている人が習慣にしている、"たったひとつ"のこと。

忙しいのに満たされないと感じている人と自分らしく生きている人の差ってなんなのでしょうか。

自分の時間を持っている?
行動している?
効率的な人?

と、いろいろ浮かびましたが、『自分らしく生きている人』を観察していると、ひとつの共通点を見つけました。

それが「アウトプットしていること」。

こんな問いに、すぐに答えられますか?

自分らしく生きる人は、これらの問いにすぐに答えられる人なのではな

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育児中の「時間がない」を解決する唯一の方法

育児中の「時間がない」を解決する唯一の方法

「ゆとりのある子育てをしているから子どもの情緒が安定してる」

祖母から言われたこの言葉が、子育てをしていて1番嬉しかった言葉かもしれない。

子どもを見て子育てを褒められることが多いわたしですが、夫を見れば妻としては褒められたものではありません。

ですが、ここに「時間がない」を解決する最大のヒントがあるように思います。

今日のnoteは、「時間がない」を解決する唯一の方法についてたどり着いた

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完璧じゃない子育ても許されることを願って。

完璧じゃない子育ても許されることを願って。

自己肯定感が高いと自負していたわたしですが、子どもを産んでから自己肯定感が削られる感覚があります。

その理由は、2つあって。

1つ目は、子どもが少しでも枠からはみ出すと責めらているように感じること。2つ目は、理想の親像から少しでもはみ出すと「かわいそう」な目で見られること。

今日のnoteは、日本の子育てと『崖の上のポニョ』の子育てとアフリカの子育てについて、見たこと、感じたこと、読んだこと

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