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【子育てエッセイ】2人育児。長男のもう5歳まだ5歳の葛藤

「せいちゃんが産まれてきて、ほんとうによかった。かわいいなぁ〜」

と弟のほっぺたをなで回す長男の眼差しがとにかく優しくて、感動してしまいました。

長男は、心の底から弟を溺愛しています。

弟想いのお兄ちゃんについつい任せて、家事をしてしまいがちですが、注意が必要なときも。

長男は、当たり前ですが、もう5歳という気持ちとまだ5歳の感情が交錯するときがあるんです。

2人育児がうまくいく秘訣は、今どっちのスイッチが入っているかを見極めることだと感じます。

まだ5歳スイッチがONのとき

甘えたいときや自分の遊びを楽しみたいときは、しっかり満たしてあげることを心がけています。

甘えたいときには、ご飯を食べさせて!抱っこして!着替えさせて!となんでもやってほしいスイッチがON。

そんなときは、よしよししながら、赤ちゃんに語りかけるような口調で長男に接します。

「かわいい」と次男に向かって言うときは、長男も一緒に言わないと、拗ねてしまうことも。

このスイッチが入っているときに次男を優先してしまうのは危険です。

もう5歳スイッチがONのとき

もう5歳スイッチがONのときは、本当に頼りになるお兄ちゃんとして、接します。

戦力として、助けてほしいと頼ると、必ず助けてくれるんです。

このスイッチがONのときは、お兄ちゃんがやってあげなきゃ、教えてあげなきゃという気持ちが芽生えてくるんです。

長男は小さいころから人に教えることが大好きなこともあって、手取り足取り教えてくれます。

次男もいつも一緒に遊んでくれている長男のことが大好き。

このときは、多少次男のことを優先しても大丈夫です。

自分が満たされると優しくなれる

自分のやりたいこと、願望が満たされると、人に優しくなれるのは、何も子どもだけじゃないと思うんです。

どれだけ子どもを愛していたとしても、いつも自分は後回しになったり、ないがしろにされていたら、どうしたって人に優しくする心のゆとりはつくれません。

子どもだけでなく、ママ自身もたくさん自分を満たしてあげることが大切なんです。

これからも仲良し兄弟でいてもらうためにも、家族が笑顔でいられるためにも、家族一人一人が満たされるように過ごしていきたい、そんなふうに感じたのでした。

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