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読書日記。

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日常生活の中で読んだ本、資料として読んだ本、活字を追いかけるために読んだ本。 色々とありますが、読んだ本について書いています。 ここは家族と同居するようになり、本を読んでいるとご…
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#読書感想文

読書日記〜大瀧詠一「All About Niagara」

読書日記〜大瀧詠一「All About Niagara」

 昨日、佐野元春さん「ザ・ソングライターズ」と水道橋博士「本業2024」を並べて撮影した時、今日取り上げる本はこれしかないと決めていました。
本来、4冊並べて撮影するべきなのですが、あまりにも厚い上に重くて、一度に部屋から運ぶのは勘弁してくれと思ったからです。
実際この2冊だけでも結構な重さでして、やっとの思いで持ってきました。
そして、このまま前置きが続くのは困ったものだと判断した私です。

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読書日記〜牧村憲一 藤井丈司 柴那典「渋谷音楽図鑑」

読書日記〜牧村憲一 藤井丈司 柴那典「渋谷音楽図鑑」

 日本のロック、ポップスの流れを辿った雑誌や書籍は結構好きですし、著者の中には知ってる名前があるとついつい買ってしまうわけなんですねー。
この本は入院する少し前に買った記憶があるんですが、入院前に軽く目を通した程度だったんですよ。
あまりに暑くて眠れない時に読んだら、かなり興味深い内容で、朝まだ涼しい時間によみかえしたわけです。
ま、そんなに涼しくはなかったんですが。
じゃ、行ってみよー。

・牧

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読書日記〜「レコード・コレクターズ」連載中 「矢野誠の点と線」

読書日記〜「レコード・コレクターズ」連載中 「矢野誠の点と線」

 入院中も「レコード・コレクターズ」の興味ある号は買いましたし、退院した直後に発売された先月号もかっていましたが、体調もあってなのか矢野誠さんの連載を読み飛ばしてしまったようで大反省してます。
特に先月と今月はかなり早い時期のブレッド&バターと矢野誠さんとのエピソードが強力過ぎるので、今のうちに書いておきたいと考えたわけなんですねー、ハイ。
じゃ、行ってみよー。

・「レコード・コレクターズ 20

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読書日記〜「レコード・コレクターズ 2016年4月号」

読書日記〜「レコード・コレクターズ 2016年4月号」

 部屋の掃除をしていたら、この号が出てきて、久しぶりにムーンライダーズのTENTレーベル時代のボックス・セットを聴いてみることになったわけです。
ムーンライダーズとTENTレーベルを始めた高橋幸宏さんのボックス・セットについてのインタビューやメイン特集では大滝詠一さんの『DEBUT AGAIN』が取り上げられてますから、読み返してしまったわけです。
じゃ、行ってみよー。

・「レコード・コレクター

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読書日記〜ムーンライダーズ+アストロ・チンプス「FLIGHT RECODER」

読書日記〜ムーンライダーズ+アストロ・チンプス「FLIGHT RECODER」

 昨日、ムーンライダーズが徹底研究された「ミュージック・ステディ」を読み返していたら、やっぱりこの本も読み返したくなってしまったわけです。
この本が発売されたのは1990年だから、もう34年前になるのか。結構時間が経ってしまったのね。うーむ。

 じゃ、行ってみよー。

・ムーンライダーズ+アストロ・チンプス「FLIGHT RECODER」(JICC出版)

 「ミュージック・ステディ」のムーンラ

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読書日記〜「ミュージック・ステディ 1983年3月号」

読書日記〜「ミュージック・ステディ 1983年3月号」

 久々にムーンライダーズのオール・タイム・ベスト『NEW DIRECTIONS OF MOON RIDERS vol.1』を聴いていたら、色々なことを思い出してしまったわけです。
ついでに久しぶりにメチャクチャ影響を受けた雑誌を読み返してみたいな、とも。
自分の中で最も影響を受けて、感動した雑誌は間違いなくこれでして、未だに読む時はちょっとだけ緊張してしまいます。真面目な話。
じゃ、行ってみよー。

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読書日記〜山川恵津子「編曲の美学 アレンジャー山川恵津子とアイドルソングの時代」

読書日記〜山川恵津子「編曲の美学 アレンジャー山川恵津子とアイドルソングの時代」

 昨夜、ラジオ聴いていたらついつい寝てしまっていて、配信番組「豪の部屋」をチェックしてなかったんですよー。
日付が変わるか変わらないかに目が覚めて、YouTubeのトップを開いたら「豪の部屋」のゲストが山川恵津子さんであることを知ったわけです。
それから一気見してしまったわけでして、朝起きたらすっかり寝不足になっていた私ですよ。
部屋に山積みされた音楽関連の書籍から引っ張り出して読み返したのは、朝

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読書日記〜細野晴臣 北中正和「細野晴臣インタビュー THE ENDLESS TALKING」

読書日記〜細野晴臣 北中正和「細野晴臣インタビュー THE ENDLESS TALKING」

 多分、こういった場所で細野晴臣さんや細野さんの作品について書くことは少ないかもしれませんね。
それは多分細野さんの作品よりもその存在感がとにかく大きくて、作品個々よりも多大な影響を受けてきたからだと思うわけです。
あと、自分では細野さんに見た目が似ていると思ったことはないし、言われたこともないんですが、近い雰囲気を漂わせているそうなんですねー。うーむ。
じゃ、行ってみよー。

・細野晴臣 北中正

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読書日記〜「POP IND‘S 1989 Oct.-Nov. No.26」

読書日記〜「POP IND‘S 1989 Oct.-Nov. No.26」

 TECHIIを2冊まとめ買いしたこと取り上げましたが、実はその時のメイン(私にとってはですが)はこのPOP IND‘Sなのでした。
これだけでもかなりお買い得でしたが、TECHIIを加えるとビックリする位にお得でしたねー。感謝。
じゃ、行ってみよー。

•「POP IND‘S 1989 Oct.-Nov. No.26」(スイッチ・コーポレーション)

 この号の表紙はコラージュということで誰がど

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読書日記〜長門芳郎「PIED PIPER DAYS 私的音楽回想録 1972-1989」

読書日記〜長門芳郎「PIED PIPER DAYS 私的音楽回想録 1972-1989」

 来週には村松邦男さんが徳間ジャパン時代にリリースしたアルバムが長い眠りから覚めて再発されます。
基本的には2007年再発されたものがベースになっていますが、今回はプラケースに入った形なので、歌詞カードは折りたたみ式からブックレット式に変更されました。
それに伴いモノクロからカラーペンになりましたし、若干の追加取材もしましたので、前回購入した方々に納得してもらえるかな?と思ったりして。
来週にはそ

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読書日記〜「POP IND‘S 1990 Apr.-Jul. No.29」

読書日記〜「POP IND‘S 1990 Apr.-Jul. No.29」

 昨日、ZaZaレーベルについて触れたところコメントを頂いたり、他のSNSで反応があったりしました。
そうすると、雑誌「POP IND‘S」にインディーズだったり、ロック・レーベルの特集があって、その中にZaZaレーベルについて触れた号があったはずと思い出してしまったんですよね。
ちょうど雑誌の山を整理したばかりだったので、探していた号はあっさりと見つかりました。
じゃ、行ってみよー。

・「PO

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読書日記〜大塚英志「二階の住人とその時代 転換期のサブカルチャー私史」についてその1

読書日記〜大塚英志「二階の住人とその時代 転換期のサブカルチャー私史」についてその1

 私にとって新書本は文庫本に比べて、圧倒的に読むようになってからの時間が短かったりします。
まーこの数年、10年経たない位に新古書店が出店したことによって、新書本に限らず百均の本に注目することになったんですねー。

 その前に私が興味を持ったのが、文芸PR誌などの書店で配布するフリーマガジンの類でした。
その中にスタジオジブリの「熱風」もあったわけです。
それはアニメーション以外の音楽や社会的な話

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読書日記〜森達也「FAKEな日本」

読書日記〜森達也「FAKEな日本」

 昨年、水道橋博士と森達也さん、東出昌大さん出演のイベントを観に行ったのは10月だったか。誕生日の数日後のはず。
森達也さんの本や作品をかなり好きだっただけにかなりテンションが上がってしまったことが記憶に残っている。
なので、それをクエッション・タイムで多少的外れな質問をしてしまったことの言い訳にしたい。
じゃ、行ってみよー。

・森達也「FAKEな日本」(角川文庫)

 森達也さんといえば映画監

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読書日記〜近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」

読書日記〜近田春夫「筒美京平 大ヒットメーカーの秘密」

 近田春夫さんの語り口調や文章が大好きなのは昔からでして、その魅力に気づいたのは雑誌「明星」の歌本「YOUNG SONG」に新譜批評が掲載されていたからなんですよね。
それと篠山紀信さん「激写」で有名な雑誌「GORO」が年末に掲載するアルバム批評での発言が楽しみだったりしました。
その近田さんが大好きな作曲家である筒美京平さん論を展開するというなら、買うしかない!と発売日前に予約して購入しました。

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