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読書日記〜「新譜ジャーナル 1977年5月号」

 とりあえず袋に入った「新譜ジャーナル」バックナンバー紹介シリーズは今日で一区切りです。
4日間続きのつもりで書いてますが、これもまた珍屋さん立川1号店近くの古本屋さんで購入したもので、一番大きいコイン1枚でお釣りがきて、コンディションも上々という感じです。
確か高くても三桁後半で、一部はビニール袋入で内容チェックできなかったはずです。
あまり繁盛してなかった(失礼)からか、内容チェックした号はほぼ購入できた記憶があります。
じゃ、行ってみよー。

・「新譜ジャーナル 1977年5月号」(自由国民社)

 表紙はハイ・ファイ・セット。ちなみに名付け親は細野晴臣さん。
赤い鳥解散して、ハイ・ファイ・セットと紙ふうせんの二組に別れたんですよね。
個人的には圧倒的にハイ・ファイ・セット派でした。
山本潤子さんのヴォーカルの素晴らしさは衝撃でしたねー。
オフコースの本、「Three and Two」に山本俊彦さんが登場していましたし。

 巻頭特集は「ニュー・ファミリーの結婚生活」というもので、松任谷正隆さん、由実さん夫妻やイルカさん夫妻、宇崎竜童さん、阿木燿子さん夫妻などについて触れています。

 この号を迷わず購入したのは「All About Niagara」に再録された大滝詠一さんと高信太郎さんの対談のオリジナル記事が掲載されているからでした。
高信さんは漫画家というだけではなく、演芸やカルチャーに精通した文化人という色合いがあった人だったという印象があるんですよねー。

 もうひとつの巻末特集はなんと「ローリング・ココナッツ・レビュー」の概要ですね。
泉谷しげるさんとジャクソン・ブラウンの紹介がほとんどで、ジョン・セバスチャンが小さく紹介されている程度ですね。
桑名正博さんや南佳孝さん、ブレッド&バターについては触れてませんね。残念。

 巻頭のカラーグラビアはイルカさん。
オーバーオール姿で現在の姿と比べてもあまり変わらないんじゃないかなー。真面目な話。

 タウン・マップは金沢編。多分連載だったんじゃないかな?

 カラーグラビアのもうひとつにはZZトップ。こりゃまたすごい。

 広告には憂歌団『生聞59分』と杉真理&レッド・ストライプス『マリ・アンド・レッド・ストライプス』が。
同じ時期の発売だったんですねー。
「新譜ジャーナル」の1970年代アンソロジーに杉真理さんインタビューが再録されてますけど、この号には載っていないので、1977年6月号に載っているのかな?知りたい。

 ベルウッド・レーベルの広告が載っていて、10枚ピックアップされて紹介されています。
はっぴいえんどやはちみつぱい、細野晴臣さん、大瀧詠一さん、高田渡さんに加川良さんと定番ものが中心ですが、やしきたかじんさんのアルバムも選ばれてますね。なんでやねんw
それらのアーティストがコラージュで出ていて、なかなか興味深いです。
広告だから、写真アップしますか。

・ベルウッド・レーベルの広告

 あまり写りよくなくて申し訳ないです。
が、そこは気は心ということで。
はちみつぱいの写真はあまり馴染みのないものですよね?

 しかし、我ながらいい買い物してますなー。
とりあえずこの辺で一区切りということで。

 ではまたー。

 

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