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愛と笑いの昼と夜もしくは音盤&活字中毒生活。

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基本的に思いつきで書いたことを一つに纏めることが適切かどうか?考えてしまうのですが、高校生の頃から私の趣味嗜好はあまり変わっていないことを毎日更新することで実感しております。 お…
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2023年2月の記事一覧

獲物の分け前~NOBODY『NOBODY COLLECTION 1982~1985(2023 EDITION)』編。

獲物の分け前~NOBODY『NOBODY COLLECTION 1982~1985(2023 EDITION)』編。

 NOBODYのTDKレコード時代の再発はとりあえずこれで一区切りになりますね。
我ながら頑張って書きましたので、よろしかったら読んでやってくださいな。
2回に分けて再発されたんですが、もし1枚だけ欲しい方におすすめするならこれでしょう。
それだけ素晴らしい仕上がりです。収録された楽曲のみならず、山田順一さんが担当されたライナーがとにかく素晴らしいです。
楽曲に対する知識だけではなく、NOBODY

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獲物の分け前~NOBODY『From A Window』編。

獲物の分け前~NOBODY『From A Window』編。

 昨日に引き続きまして、NOBODYのTDKレコード時代のカタログ再発第2弾から、今日取り上げるのはアルバム『From A Window』です。
このアルバムの画像を見ると、他のオリジナル・アルバム再発とは違った部分があります。
お気づきでしょうか?

 正解はこのアルバムには2011Remixの表示がないことです。
つまりこのアルバムのマルチトラックは現在存在しない模様ということになります。
R

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獲物の分け前~NOBODY『NIGHT WALKER』編。

獲物の分け前~NOBODY『NIGHT WALKER』編。

 昨年末に発売されて非常に好評だったらしいNOBODYのTDKレコード時代のアルバムの再発、第2弾がリリースされました。
予約がちょっと遅れてしまいまして、店頭引き取りになってしまいタワーレコード新潟店まで行ってきましたよ。
その経緯みたいなものを予告編として書きましたので、リンクを貼っておきます。

 タワーレコード限定で予約が集中してしまうと、こうして店頭引き取り分しか入荷しないことがあるよう

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獲物の分け前~近田春夫「グループサウンズ」編。

獲物の分け前~近田春夫「グループサウンズ」編。

 今日、2/25は近田春夫さんとTHE BRICK'S TONEの篠原太郎さんの誕生日なんですよね。おめでとうございます。
以前、篠原太郎さんのソロ~THE BRICK'S TONEのことを書いてから、結構時間が経ってCDを買ったりもしましたから、書いてみたいと思いましたが、最近新書「グループサウンズ」を出したばかりということで、獲物の分け前シリーズで取り上げることにしました。
じゃ行ってみよー。

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I'M NOBODY~獲物の分け前予告編。

I'M NOBODY~獲物の分け前予告編。

 本日、またまたNOBODYのTDKレコード時代のアルバムが再発されたCDを買いにタワーレコード新潟店まで行ってきました。
前回も店舗受け取りにしたのですが、割と直前に予約したので、商品によってはネット通販ができない扱いになるんですよ。
NOBODYだと、前回は『LIVE ワン!』がネット通販の対象外で、今回は『NOBODY COLLECTION 1982-1985(2023 EDITION)』が

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獲物の分け前~伊藤銀次『スターダスト・シンフォニー』編。

獲物の分け前~伊藤銀次『スターダスト・シンフォニー』編。

 昨夜、ザ・コレクターズの加藤ひさしさんと古市コータローさんのネット番組を聴いていたら、伊藤銀次さんの名前と(銀次さん司会の)ネット番組の話題が出てきました。
ザ・コレクターズのライヴはネオGS関連イベントで何度か観ていましたが、スタジオ録音の作品も素晴らしいと思ったのは銀次さんのラジオ番組でしたね。

 ちなみに私が大好きなバンド、(インディーズ時代の)デイト・オブ・バースを雑誌のインタビューで

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獲物の分け前~「DANKAIパンチ 5」編。

獲物の分け前~「DANKAIパンチ 5」編。

 3日続けての獲物の分け前シリーズで、しかも雑誌なんですよね。
非常に私らしいチョイスになっているのが、また面白いというか、興味深いですね。自分で言ってしまいますが。。

 今日届いた中の1冊がこれでした。他にはCDが1枚とメチャクチャ分厚くて重い本が1冊届きました。
CDは多分、明日noteに記事を書くことになります。
メチャクチャ分厚くて重い本は週単位では読み切れないので、多分来月に入ってから

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獲物の分け前~「HOT WAX VOL.7」編。

獲物の分け前~「HOT WAX VOL.7」編。

 この「HOT WAX」という雑誌、日本の映画とロックと歌謡曲を取り上げているものなんですが、私が持っているのはVOL.4とVOL.6の2冊ですね。
かまやつひろしさんと遠藤賢司さんが掲載されているから購入したのがVOL.4で、日活ロマンポルノとダウンタウンブギウギバンドが掲載されているのがVOL.6ですね。

 普段なら気に入った雑誌は一気に揃えようとする私なんですが、この雑誌はなかなか手が出な

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読書日記~萩原健太「はっぴいえんど伝説」編。

読書日記~萩原健太「はっぴいえんど伝説」編。

 オリジナルの「はっぴいえんど伝説」を探していたら見つからなかったので、まずは文庫版を引っ張り出しました。
ちょこちょこ読んでいたら、ボロボロになったオリジナル版がようやく出てきました。

・萩原健太「はっぴいえんど伝説」(八曜社)

 このオリジナルは大瀧詠一さんの「All About Niagara」や竹内まりやさん「ハッピー・デイズ」を出していた八曜社だったなとか、高校生の頃(1983年)に

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読書日記~「レコード・コレクターズ 2006年3月号」編。

読書日記~「レコード・コレクターズ 2006年3月号」編。

 雑誌のメイン特集とセカンド以降の特集、両方興味がある記事とは必ずしも言えないわけです。
例えばこの号、ピンク・フロイドのアルバム『THE DARK SIDE OF THE MOON』(邦題の『狂気』の方が知られているかもしれませんね)を通して聴いたのは、中学生の頃に友達の家で輪になって黙って聴いたこと数回といった程度ですね。

 セカンド特集のシーナ&ロケッツのアルバム『真空パック』や『チャンネ

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読書日記~浅草キッド 水道橋博士「本業」編。

読書日記~浅草キッド 水道橋博士「本業」編。

 昨日、noteに書いた通り、アパートの最寄り駅近くの某大手新古書店には大雪が積もったとしても、毎日寄って何らかの買い物をしていました。
特に買っていたのはマンガやノンフィクションの文庫本が多くて、時々エレベーター前でやっていたCDの特売品を買い込んだりしていました。
そのお店は入荷してから特売品になるペースが他のお店より早かったし、そこそこ大きい駅前だったので入荷する商品もなかなか充実していたの

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読書日記~山田芳裕「大正野郎」編。

読書日記~山田芳裕「大正野郎」編。

 延々と部屋の掃除をしているのですが、そのたびに懐かしい!こんな本持っていたなーというのが出てきてしまいます。
CDは常に何を持っているか把握してますし、欲しいアイテムも比較的固定してますから、そういうことはまずないんですよね。
だからといって、本よりCDの方が大事だとは限らないのですが。。
そんじゃ行ってみよー。

・山田芳裕「大正野郎」(小学舘文庫)

 見たことがあまりないブックカバーに包ま

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読書日記~近田春夫「考えるヒット 5 大きくふたつに分けるとすれば」編。

読書日記~近田春夫「考えるヒット 5 大きくふたつに分けるとすれば」編。

 昨夜、どうしても眠れなくて、手近にあったCDを聴いていたんですが、その中に近田春夫さん『考えるベスト』があったというわけです。
じゃ、今日は『考えるベスト』にするか?とかちょっと思ったんですが、最近近田さんの最新ベスト『近田春夫ベスト~世界で一番いけない男』を取り上げたばっかりでしたから、また別の機会にとすることにしました。

 一応、リンクを貼っておきますので、興味ある方は是非。
私は延々と終

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獲物の分け前~ヤマシタトモコ「違国日記 10」編。

獲物の分け前~ヤマシタトモコ「違国日記 10」編。

 好きなマンガの単行本が手に入ると嬉しくて、すぐ帰宅して読みたいとなってしまいますよね?
それは探していたCDが手に入った時と一緒なんですが、CDはネット通販がメインになってしまったので、入手して帰宅するまでのワクワクをなかなか味わえなくなってしまった私です。。

 好きなマンガの単行本といっても、雑誌連載を追いかけている作品と、単行本で初めて作品に触れるものがあります。
今回買ったものは単行本で

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