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エッセイと言われればそうだけど、違う気もする文章

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生活の中で見つけたカケラ。書かないと、なかったことになりそうで。失って初めて大事だったと気づくじゃないですか。放課後の夕日が射す教室とか。
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#インプロ

パズルのピースが埋まるように、物事が進んでいく。

パズルのピースが埋まるように、物事が進んでいく。

数日前から即興ふたり芝居について稽古場やパートナー、併せてインプロのシェア会の開催を考えていた。

そんなタイミングで撮影と来年についての連絡が
入る。8月のとあるショーで一緒になった方。

今後も何か一緒にできたらいいですね、なんて
妄想話でワクワクしていた。

ずっと関わってみたいと思っていた団体。「でも自分にはハードル高いなぁ」と声をかけるのを渋っていた。
ありがたい。ちゃんとしなきゃ、と頭

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インプロを続けてきたからこそ、些末な予感として。

インプロを続けてきたからこそ、些末な予感として。


「お客さんが今何を望んでいるのか」
そんな目線を持てるようになった。

・お客さんはどんな展開に進んでほしいのか?
・そのためにできる行動は何か?
・このYESはリスクか? 安定したいだけ?

そんなことを考えながら舞台上で生きる。
期待し、裏切られ、どう転ぶかわからない船の上にずっと乗り続ける。

演劇を続けなければ、と思わなくていい。
演劇に一生捧げることは私の役割ではない。

インプロは、

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心身の状態、抱えている想い。全てを使ってインプロをする。

心身の状態、抱えている想い。全てを使ってインプロをする。

12月某日。とても緊張する場所へ。
その前に気分を少しでも上げたいとカフェに立ち寄った。

そして、近くの公園で大好きな戯曲を音読。温かくて、切ない2人芝居。

工事の音が声をかき消してくれたおかげで変な人に見られなかった。
感謝。

今やってることに誇りを持とう。
パートナーを大事にしよう。久しぶりのインプロを楽しもう。
誰と出会えるだろう?

とてもリラックスした状態でインプロができた。

W

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インプロで得たことは自然と活かされる。

インプロで得たことは自然と活かされる。

こんな言葉を見かけた。

日常生活では「その言葉傷ついたなぁ」などと言えない。言ってしまったら関係が崩れてしまうのではないか、気まずくなるんじゃないか。

色んなことを考える。

「これ言っていいのかな」=検閲

検閲があるから人は己を守っていられる。思ったことばかり言っていては精神が持たない。
だから言い回しを変えて伝える。

それは気づかいができる行為で、相手を傷つけまいとする思いやりなので必

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今までの人生は全て必要だった。

今までの人生は全て必要だった。

昨夜の再確認と安堵。

イスラエル出身でドイツ在住のインプロバイザー、インバル・ロリのインタビューを視聴。

台本芝居はもちろん、インプロスクール運営の経験もあり現役の俳優。

「力強い演技」「怖そうな方」と実際に彼女のショーを観た方々からの意見と、動画の影響で手厳しい方なのかもしれないと思っていた。

ところが、話している姿はとても穏やかでチャーミングな方だった。

「インプロの中で、一番参考に

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再会を前に。

再会を前に。

今日は楽しみな再会。2020年1月、WSで1回だけ会った方。

Twitterの交換だけで交流はしていなかった。
2022年、ずっと我慢してきた栓が外れる。
あのWSで聞いたワード。

インプロ

Googleに入れる。
一番上に出てきたサイト。

Twitterを調べると、WSで聞いたあだ名と同じ名前の人が出るオンラインショーが近日だった。

一回会っただけの人は意識しないと覚えられないけれど、

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やり続ける。それしか道はない。

やり続ける。それしか道はない。

執筆×インタビュアー×写真家になると宣言したら笑わずに話を聞いてくれる人がいる。

本当にありがたいです。自分のところで書いて撮っていいよとも言ってくれる。

昨日、演技指導や俳優として生きている人が言っていたことがグサグサきました。
主にインプロ=即興芝居を行なっている方。

稽古が嫌い、と言う。学生時代にインプロに出会った当初から稽古をするより本番で場数を踏んだ。

稽古でやりすぎると満足して

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初めての主宰公演を終えて。

初めての主宰公演を終えて。

昨夜、2度目のインプロショーを終えた。夢のような一夜だった。
本当に現実だったのかとぼんやりしている。

舞台に立つ俳優は同じような感覚になるのだろうか。

暗幕をつけ、椅子の準備をしながら実感が湧いてきて緊張がだんだん膨れ上がった。ひたすらに舞台を歩き回り身体と心をほぐしていく。

前に進めない2人の、進むための10年。

今回も多くの励ましの言葉をもらった。言ってみて驚いた。
忍翔さんが信頼の

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演劇を通じて旅をする。

演劇を通じて旅をする。

旅と聞くと何を思い浮かべるだろう。今回は、感情の旅について話したい。

場所
劇場や野外。 

旅費
生活圏内なら安く済むが遠出もいい。

食べ物
コラボ商品があったらより嬉しい。

お土産
紙のチケットや記憶。遠出したらその土地の有名な物。

演劇は終わったら、雑貨のように目に見えて取っておけるものではない。
それでも、記憶と体験として体に残っている。

劇中で出てきた言葉、俳優のふとした表情。

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即興2人芝居に惹かれる理由。

即興2人芝居に惹かれる理由。

インプロ(即興演劇)を広めたり演技指導を行い、私の人生まで変えてしまった忍翔(おしょう)さんがこんな記事を公開した。

私も2人芝居が好きなので、理由を初めて言語化してみる。

社会人になるまでは、2000-3000人規模の劇場で行われる作品を見るのが好きだった。

2019年、インプロに出会う前。
初めて2人芝居を観た時に作品の世界により集中できると気づいた。
衣装や些細な仕草、ストーリーの予想

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インプロバイザー=即興演劇をする人だけではない。生き方である。

4年前の動画だが、すごくしっくりきている。
アシスタントをさせてもらっている、忍翔さん。

肩書きをどうするか迷っていて、しっくりくるものが見つからない。
俳優?インプロバイザー?ライター?

そう思っていた時に見つけた動画。

私たちが出会うずっと前だけど、この考えがあるから私の可能性も伸ばしてもらっている。

今年5月に言われた言葉がずっと残っている。

本当にワクワクするものだけを取ったら

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インプロの妄想と今。

インプロの妄想と今。

インプロの父と呼ばれるキース・ジョンストンの言葉はどれも好き。
彼の本も素敵な言葉で溢れている。まだご存命なので、いつか会えるかもしれないと淡い期待を寄せる。(無謀)

毎日が冒険。「yes」を選択していいと自分に許したから。

インプロアカデミーにて、オンラインでインプロを学んだ時に「人生でも、インプロでも100%ワクワクするものだけを取ったらどうなるんだろうね」
と言われてから、人生で少しでも

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お守りになっている言葉たち。

お守りになっている言葉たち。

今まで誰かからいただいた言葉、セリフたち。
誰かに届けば光栄です。が、届かなくても光栄です。

違う言葉に支えられて生きているという証拠だから。

少しだけ恥ずかしいので、有料にします。
何が私のお守りになっているか、覗いてみたい方はぜひ。

Shall We Impro? -人生初舞台より-
(ミドリ:Saki  ケント:忍翔)

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怖さと共に、生きていく

怖さと共に、生きていく

やっとインプロをできるようになった。
でも、今後を考えるとお金が不安で仕方ない。

悩みは人間関係か、恋愛か、お金にあるとどこかで聞いた。
1ヶ月前、インプロの世界に本格的にふれて急に世界が動き出した。
たくさんのご縁で、来月からも物事が進んでいく。
永遠に続けていきたい。

好きを仕事にできてる人は輝いてて素敵だ。

いつかの目標に好きを仕事と趣味にしたいと憧れた。
沸点に達しきれない、悶々と何

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