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インプロの妄想と今。

インプロの父と呼ばれるキース・ジョンストンの言葉はどれも好き。
彼の本も素敵な言葉で溢れている。まだご存命なので、いつか会えるかもしれないと淡い期待を寄せる。(無謀)


「インプロバイザーとして、常に成功を目指そうとするのではなく、奇跡に出会うためにリスクのある行動を取りなさい」
「イエス」と言うのが好きな人と、「ノー」と言うのが好きな人の二種類の人がいる。
「イエス」と言う人は、その報いとして冒険を手に入れることができる。
「ノー」と言う人は、その報いとして安全を手に入れることができる。


毎日が冒険。「yes」を選択していいと自分に許したから。

インプロアカデミーにて、オンラインでインプロを学んだ時に「人生でも、インプロでも100%ワクワクするものだけを取ったらどうなるんだろうね」
と言われてから、人生で少しでも損得感情が入るものは捨てるようにしている。



多くのワークがあり、それぞれに目的がある。


ショーもワークも、どちらも好き。



うまくできないなぁ、と悩むパートナーの心をどう動かすか。自分はどう相手から影響を受けるか。
ディレクション視点の自分がいるくらいには余裕ができてきたので、今度はパートナーを輝かせられるか、長編にも挑戦したい。

まだ怖さはある。


怖さが消えない。

インプロが苦手と言うパートナーの言葉に、自然と自分から出た言葉。



「恐れが一緒にいてくれるから、
そっちに行けばいいんだと道標になる」



言いながら驚いた。どこかで聞いた記憶もない。
間違いじゃないだろうな、きっと。
(間違いなんてない!!)



恐れは友達。 
何度も聞いた言葉だけど実感はできていなかった。
今回、稲妻が落ちたようにわかった。

やる度に発見がある。

パートナーが同じでも、同じ身体や状況ではないから生まれるものも違う。


いつだって未知を選びたいし、怖さが目の前に現れたら
あえて進みたい。
いつだって常識の外に知らない世界がある。

3ヶ月前、未知に飛び込んで変わり始めた人生。
言いたいことを言うだけでよかった。
出会うべきタイミングでの出会い。
チャンスがどんどん向こうからやってくる。
風が吹いてきている。乗れる。


演劇の神様は本当にいるんじゃないだろうか。

やっと戻ってきたね。おかえり。


そう言われている気がする。






先日、対面でのインプロを思い出す。
苦手と言いながら、目に輝きが生まれたのを。
やってみたい、と自ら怖さと向き合う覚悟を決めたのを。

トライする人を観たくなるのは、自分も怖いから。
それを見て、失敗したり這いあがろうとする姿に自分を重ねてしまう。
秋のショーについて考える。何が生まれるのか。
私はどんな弱さと出会うのか。
この弱さを誰かが観て、何を想うのか。

誰も、何が生まれるか知らない。
誰も、何を体験するのか知らない。

知らないから観てみたい。


観てくれるお客様のために、今の私が出来ることをやろう。
楽しみだなぁ。いつか舞台をするときにやろうと思っていたことを
妄想中。
やっとできる!!!

絶賛、製作中です。私が観客なら嬉しいもの。


秋に現実になる。

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