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息子二人の子育て日記

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約十数年に渡る子育ての記録の中から、息子たちの発したおもしろい言葉や、気になったことを抜粋しています。 まだアップしていない記事も今後加えていく予定です。
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2022年4月の記事一覧

「過酷なGW」

「過酷なGW」

もうすぐGWである。
子どもたちがまだ小さい頃はどこの家庭でも同じだと思うが、よく家族旅行をしていたものだ。
しかし子どもたちが大きくなるにつれて、そして夫や私の仕事の都合もあり旅行に行ける機会が減っていった。

そんな中、長男が十八歳・次男が十五歳の時に久しぶりに、子どもの日に家族みんなで大分・九重の久住山に登った。

全員での登山はちょっと久しぶりであった。
たまにしかウォーキングをしない

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「我が家に桜が咲いた日」

「我が家に桜が咲いた日」

今回は長男はじめての受験、いえ我が家にとっても初めての受験についての日記である。


ちなみに長男と次男は三学年差なので、次男の小学校卒業・中学校入学と長男の中学校卒業・受験・高校入学が重なるという、我が家族の歴史史上もっとも慌ただしいシーズンであった。
かなり神経がピリピリした一年だった。
もう…なんか、あっという間に過ぎた感がある。

中学校の一学年、二学年をのほほ~~んと過ごしてきた長

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「懺悔」

「懺悔」

私は罪を犯した。

私はいい年である。体もそれなりにあちこちとガタがきている。
肩こりに悩まされ、運動不足もあって、体力も落ちてきた。
視力がいいせいか、老眼も早い。
目がすぐに疲れてしまって、PCはもちろんのこと、読書やビデオ・TVの類も長時間は無理になってきた。
本当にトホホ…である。
この日記を書いたのはもうずいぶん前のことであるのに、すでにこのありさまであった。

でも!!
気だけは若

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「魔法の言葉で楽しい我が家」

「魔法の言葉で楽しい我が家」

東日本大震災時に集中放送された公共CM。
あまりに“そればっかり”なためにかなり批判されたように記憶する。

それから三か月ほどたったある日、久しぶりに動物が出てきて挨拶の楽しさをうたったアニメのCMを見て、もう懐かしくなっていた。

でもこのCMで歌われる
「いただきマウス」
は、実は我が家では…というよりも、私はずっと早くから使っていた。

他にも、例えば私が仕事から帰ってきた時には
「ただい

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「先生を迎える家庭の方も緊張と悩みで疲弊する」

「先生を迎える家庭の方も緊張と悩みで疲弊する」

中学一年生になった次男の家庭訪問が新学期始まってすぐにあった。
我が家の唯一の和室、日ごろ開かずの間となっている場所でおもてなし♪

毎年先生を迎えるこの瞬間はなかなか慣れなくて緊張したものだ。
もちろん先生の方こそ緊張の連続だろうが…。

中には「お茶も何もいりません。何も準備なさらないでください。お子さんのことをお話に来るのが目的ですから」とおっしゃる先生もいるけど、
「それでも何もいらないっ

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「息子たちそれぞれの運動会が残念無念な訳」

「息子たちそれぞれの運動会が残念無念な訳」

またまた運動会ネタで申し訳ないが、しだいに過去の日記は息子たちが成長していくにつれて、特別なイベントのときにしか書かなくなっていた。

小さい頃ほどおもしろいこと、やってくれなくなって…いや、特記すべきことがあまり起こらなくなった。
なので、この運動会ネタもこれが最後である。

長男はとことん雨に祟られていると痛感するほど、中学校の入学式も嵐だったが、中学最後の運動会も雨。
(もっとも二年生のとき

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「“息子カフェ”で舌鼓」

「“息子カフェ”で舌鼓」

長男は誰に言われるでもなく、自分が作りたいと思ったら…というか、食べたいと思ったら勝手に食料を漁ってなにやら自分で作っちゃうタイプである。

このことは以前にも書いたが、まず長男に関しては一人でも生きてゆけるよ、と私も太鼓判を押していた。

中学二年生のある日のこと。
ホットケーキミックス粉を探し出し、パウンドケーキもどきを作ってくれた。

すでに味がついているホットケーキミックスを使っているので

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「残念に思った次男の体力は謝罪に匹敵する件」

「残念に思った次男の体力は謝罪に匹敵する件」

次男が五年生の時の小学校の運動会。
このnoteで何度か書いたが、元々両親ともども運動が得意でない方なので早く走るとか、部活のエースになれとか、息子たちに対してそんな欲を出したりしなかった。

これも以前書いたことだが、水の事故には最低限泳げればどうにかなるし、自ら命に関わることに対処できるくらいは身につけて欲しいと水泳だけは習わせていたので、どうにかそこそこ泳げていたようだ。

跳び箱が飛べな

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「インドア派の地道な活動」

「インドア派の地道な活動」

我が息子たちは幸か不幸か親に似てインドア派。
運動がニガテなので、長男は中学生になると即行、美術部に入部した。
そこはナント!“女の園”だったのだ。

美術部員の女の子のお母さんが、
「男の子いないけど、大丈夫?」と心配してくれたけど、本人はいたって平気。
そういうこと、あまり気にしない男なので、何を考えることもなくすぐに打ち解けた。

そのことにより長男が男子入部の高いハードルをいとも簡単に

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「ベートーベンの“運命”と“冬のソナタ”がリンクする?」

「ベートーベンの“運命”と“冬のソナタ”がリンクする?」

長男が中学二年生のとき、中学校の授業参観があったのだが、音楽の授業を参観した。
音楽の先生は、長男が一年生の時の担任だったので気兼ねなく見る事ができた。

この日は、ベートーベン作曲の交響曲第5番「運命」についての授業だ。

まず出だしの一番有名な「ジャジャジャジャ~ン♪」から始まる第1楽章を途中までCDで流してくれた。

そしてこの曲の形式と構成の簡単な説明を。

この第1楽章は、音楽用

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「まさかの新型インフルエンザでドタバタのあの日が今と重なる」

「まさかの新型インフルエンザでドタバタのあの日が今と重なる」

長男が熱を出した。
中学二年生の冬に突入した時期である。

今の感染の現状に苦労されている子どもを持つご家族もきっとご心配、ご苦労の状態は同じようなものかもと、当時の日記を読んだ。

朝から具合が悪いというので、熱を測ると37、4度と微熱で風邪かな?
いやまさか、新型インフルエンザ??
と、ドキドキでかかりつけの病院に直行。

その日私は仕事の予定だったが、とりあえず二時間ほどのお休みを電話でお願

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「隠れていたのか!?鷹の爪」

「隠れていたのか!?鷹の爪」

長男が中学二年生のときの運動会について。

前年は仕事で見にいけなかったのだが、この年は運良くお休みだったのでお弁当を持って、家族総出で行った。

昔は…私たちが現役の頃は、中学校に親が見に来るというのもさほど多くなかったのだが、今は少子化だからだろうか?いろいろと親が関わることも多くなったり、運動会もかなり観覧者がいた。

さて運動会のプログラム。
学年リレーには、全員が出ることになっている。

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「男子、厨房に入るべし!」

「男子、厨房に入るべし!」

長男は中学一年生になりいろいろ自分でできるようになって、キッチンに立つことも。
これまでも料理の手際がいいことをたまに書いてきた。

休みの日や学校から早く帰ってきたときに、私が仕事で家にいないときなどは、お腹がすいたら自分で蒸しパンを作ったりしていた。

私は特に教えてないけど、学校の調理実習などで自然とやり方も覚えたのだろう。

自分が食べたいと思ったら作りたくなるみたいで、ある日「なんか

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「青春真っ只中だった長男、青春を否定する」

「青春真っ只中だった長男、青春を否定する」

中学一年生になった長男を塾に迎えに行ったときのこと。
車中いろんな話をして帰るのだが、

「オレ、同級生からオタクと思われている」(実際そうなんですけど…)とか、
「こないだ、オレがある女子のことが好きだとかいって、冷やかされた」とか、今の彼の悩みを打ち明けてくれた。

「オレ、嫌なんだよね~。冷やかされたりするの。ぜっんぜんそういう気がないのに、言われるのってムカツクしね~」
と、ややご立腹。

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