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「残念に思った次男の体力は謝罪に匹敵する件」

次男が五年生の時の小学校の運動会。
このnoteで何度か書いたが、元々両親ともども運動が得意でない方なので早く走るとか、部活のエースになれとか、息子たちに対してそんな欲を出したりしなかった。
 
これも以前書いたことだが、水の事故には最低限泳げればどうにかなるし、自ら命に関わることに対処できるくらいは身につけて欲しいと水泳だけは習わせていたので、どうにかそこそこ泳げていたようだ。

跳び箱が飛べなくったって、鉄棒ができなくったって、社会人になってそれほど支障はないので、これもあまりうるさく言っていなかった。
(もちろん自分が体感済みだから…へへ)
 
他人に迷惑がかからない程度にできればいいかなと思っている。
高望みしても、出来ないものは出来ないしね。
 
しかし…
この運動会で次男を見てちょっと落ち込んだ。
 
五・六年生になると、合同で組体操をやる。
いや、やっていた…なのかな?
現在の体育祭事情はよくわからないけどいろいろ難しいみたいで、事故が多いからやらない学校が増えているのかな?
それとももう、文科省から禁止命令とか出ているとか?
近年子どもたちの体力が落ちているという調査結果もよく見かけるから、基礎体力がないところに無理やり画一的に高度な組体操をやらせるのもどうかな、と確かに思うけどね。
 
しかし当時はまだまだ当然のごとく組体操が行われていたので、その時感じたままを日記に書いていた。
 
長男の時も、特に六年生の時の組体操は感動した。
小さかった子どもたちも、一人前に立派な力強い組体操をできるようになったんだ、と感慨もひとしお。
泣かせるBGMの効果もあり、涙なんか浮かべてしまうくらい。
 
この運動会でも六年生は、特にその親は同じ気持ちで眺めていたと思う。
 
そんな感動的な組体操なのに…
 
次男と二人組みで組んでくれた六年生、ご、ごめんなさい!!
いや、もしかしたら同学年だったかも。
いずれにしても、せっかくの見せ場を台無しにして申し訳ない!
 
とにかく、力も弱い次男。
特に腕の力がない!!
 
二人組みになって、お互い相手の倒立を支えてあげる動き。
次男が倒立を出来ないのは仕方ない、というかこれも形にならなくて申し訳ないのだが、相手の倒立した足を持ってもあげられないのは、もっと情けなくて申し訳ない!
 
また、一人が相手の膝の上に立ち、下の人が乗った相手の脚を支えて、乗った人は相手を信用して体を前に出し、Y字バランスみたいな形になるもの。
次男は、上に立ったものの怖くて体を前に傾ける事が出来なくて、結局バランスがとれずみっともない形になってしまった。
 
本当に見ていて、情けない気持ちでいっぱい。
 
相手に謝りたいくらいだった。
 
とにかく力がないことに、家族でしょんぼり…。
帰ってから、腕立て伏せの練習をやらせみたが、これがどうにもこうにも…。
 
これからちょっとばかり訓練しなきゃ!と思ったが、確かにこれは事故につながりかねない案件だったな。
運動嫌い、運動ニガテ、などとは言っていられない体力不足は、問題かもしれない。
 

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