愛着障害の人の回復は、症状が消えて、つまらない日常になること|クチコミ投稿
何げない毎日がすぎていく、そんな印象のイラストを選びました。こんな感じが「回復」ということです。
【お返事】クチコミに投稿できなかったのですね。申し訳ございません。Googleのほうのトラブルでしょうか。ソレアのクライエントの方ですね。ありがとうございます。せっかくいただいた感想ですので、いつでもお読みいただけるよう、noteに残してシェアさせていただきました。
※今回の記事はラジオでも視聴できます。テキストを見ながらどうぞ▼
■愛着障害からの回復とは
愛着障害のカウンセリングが終了して、本当に良かったです。お疲れ様でした。カウンセリングが終了したということは、親へのファンタジーが壊れて、安全基地が育ってきたということですね。
■ほどよい感情に収まっていく
その途中、解離や死、アルコールや人間関係へ依存できなくなった。その逃げ道が閉ざされたことも経験されて、大変でしたが、その道を通ったということが回復を意味しています。濁流のような感情が遠い過去になり、大きすぎない毎日の感情を、リアルな強度で感じるようになったのも回復ですね。
「愛着障害の人が教えてくれた3つの幸せ」でシェアした、「ほどよい感情」ですね。
■つまらない日々
症状がなくなって、つまらなく感じる日常になる。平凡な日常になる。
これがあらゆる精神疾患の回復のニライカナイ、これこそが楽園と言えるものでしょう。
楽園はエキサイティングなわけではないのですね。のんびりとした時間が流れている日常の世界です。何の変哲(へんてつ)もない当たり前の時間が、当たり前に流れていくだけです。
いまの日常がつまらなく感じるというのは、平凡に生きられているということでしょう。平凡ほど、普通ほど、安全なものはないということですね。
特別に変わったことはないけれど、毎日を平凡に生きられるようになった、これが愛着障害の治療の終着点です。ここから、あなた自身の本当の人生がスタートしていくでしょう。あなたの毎日が平凡に過ぎていきますよう、お祈りしております。
カウンセリングが終了してお会いすることはなくなりましたが、一度できた絆は消えることはないでしょう。あなたと私の絆が、遠くを照らす夜の灯台のように、あなたの日常を照らしていくでしょう。
◇つまらなさ再考
「つまらない」ということに結構、反応される方が多いのに驚きましたが、それも無理からぬことかもしれませんね。
戦禍を通り抜けたあとに、廃墟の町にやってくる、つまらなさ。そういうつまらなさです。別の人からの質問をご紹介しつつ、つまらないことについて再度考えてみました。
【お返事】つまらないという言葉に反応されているようですね。回復していった方がつまらないという場合は、普通の人がつまらないというのとはワケが違います。
しあわせな表情をうかべて、「今日もつまらない一日になりそうだな」と、汗をぬぐいながら空を仰いでつぶやいている、そんな光景を思い浮かべてください。
この光景は、映画でいうと、最後に主人公の顔がクローズアップされるラストシーンです。このあと、映画が反転してエンドロールへ流れていく。エンディングの音楽が流れてくる。客席は釘付けになって動けない…
そんな瞬間を思い浮かべていただくと、この「つまらなさ」の意味を実感していただけるのではないでしょうか。
■他の助けを求めるのもいいでしょう
あなたが愛着の問題を抱えている場合は、自分の物語を十分に話せる臨床心理士などの専門家に相談するとよいでしょう。もし、いまのカウンセラーがいまいちと感じるのなら、別のカウンセラーを探しましょう。あなたにとって良いカウンセラーはあなたの一生の財産になります。あなたのカウンセリングがうまくいきますように。
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