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衣服

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装うことは、生きること。装うことは自分を表現すること。装うことに関して考えさせるような記事・装いの参考になる記事をまとめています。
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#ファッション

マルタン・マルジェラから読み解く〜衣服の創造と消費の逆説〜

マルタン・マルジェラから読み解く〜衣服の創造と消費の逆説〜

Ⅰ. 衣服の定義衣服とは、私たちにとって何だろうか。生活必需品、アイデンティティの一部、生活に彩を与えてくれる物、芸術作品。人によって千差万別の答えがあるだろう。しかし私たちの多くは、衣服を生活必需品の一部として見ているだけなのかも知れない。その衣服は「実用性」があれば良いだけであり、代替可能な物ものとして捉えてる人は多い。しかし、衣服の業界には長い歴史と伝統を保持し、世界的に圧倒的な知名度を誇る

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ファッションデザイン

ファッションデザイン

私のお仕事の大半はイラストかファッションデザインなのですが、両者では完成までにたどる過程が全然違うなぁと思うのです。
イラストは基本的にモチーフがあるので、極端に言えば描くのみ。描いてみて、なにか違ったらまた描く。納得行く形になるまで描く、というどちらかというと肉体的に消耗する作業です。
ファッションデザインに関しては、抽象的な柄を作ることが多いです。そこにはモチーフがなかったり、あってもデフォル

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自分らしくセンスを磨いていく方法

自分らしくセンスを磨いていく方法

「自分にはファッションセンスがない」そんなことを思ったことがありませんか?

「あの人はファッションセンスがある」「彼にはセンスがない」など、長い間、アパレル業界で仕事をしてきて、よく聞くのがセンスについて人を評価する言葉です。

過去のnote「センスとは生き方の哲学である」でも書きましたが、自身の経験から、先天的なものと捉えられているセンスのイメージに対して、違う考え方をもっています。

セン

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装いは、身を助ける。 ←→ 装いを考えない日本人は沈む。

装いは、身を助ける。 ←→ 装いを考えない日本人は沈む。

日経未来面と日経のnote「comemo」の連動企画で、求められたテーマが「会えない時代になぜ装う」。

へー、面白そうなテーマ〜、なぜ装うか教えてよー、と思ったが、求められたのはそんなテーマについての感想じゃなくて、書かなきゃいけないんだけど、聞いた瞬間にいくつも思い出したことがあったので、それを書いていきたい。

装う、と言っても、僕が化粧をするわけじゃないので、基本、服、外見のデザインについ

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【ファッション】ミニマリストが考えた、洋服を20着以下にする方法

【ファッション】ミニマリストが考えた、洋服を20着以下にする方法

一番最初に思い付く、増えがちなモノとして
洋服が考えられます。

僕たちの生活に隣り合わせの洋服は
必要以上に買い足してしまうんですよね。

またファッションとしても楽しめるのも
ムダに洋服が増える理由の一つです。

そこで、今回はミニマリストの僕から
『洋服の数を20着以下にする方法』について
シェアしていきたいと思います。

▷着ない洋服の理由自宅のクローゼットの8割を占める
着る機会がほとん

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