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埼玉県虐待禁止条例改正案は何が問題だったのか?
最近、世間を賑わせていたニュースとして埼玉県の虐待禁止条例の改正案をめぐる問題がありました 下記リンクがその改正案です https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/2…
自責思考と他責思考の脱構築 ドゥルーズのニーチェ論から考える
はじめに
今回は、ドゥルーズ『ニーチェと哲学』という本を読んだ中で、いわゆる自責思考や他責思考、或いは、自己責任論問題について考えれそうな一文たちがあったので、見ていこうと思います!
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他責思考とルサンチマン
まずは、キーワードとその意味の引用から導入
露出した服装をしている方が悪いとかいう謎の議論について
問題提起
昨今のニュースで、痴漢などの性的な被害に合った被害者に対して「露出の多い服装してる方が悪い」と言ったコメントと、それに対する批判コメントなどで賑わっているところをたまに見る。
直近だと韓国のDJさんが胸部を触られたとかでこの議論が白熱していたわけだが、この問題について少し綴ってみようと思う。
DJ SODA、加害者が不起訴処分…セクハラ騒動後 “加害の国” へのカムバックには厳しい声
Instagram名前変更の理由
既にお気づきの方もいるかもしれませんが、ユーザー名こと名前を変えました!笑
以前は、「コテン」という名前で主に古典的な名著を中心に紹介・解説していたので、こういう名前にしていたわけですが、少し振り返って見ると僕の投稿は、古典的な著作には絞られてはいません笑
どちらかと言うと、人文書という括りが適切な感じがしておりまして、それならもう別の名前にしてしまおうと思ったわけです!
なので、旧名の方で
「逃げてもいいんだよ」を綺麗事にしないために-現代の「逃走論」を考えてみる-
目次
・はじめに
・前稿のあらすじ
・博打とは逃走
・二つの博打
・勉強とは何か
・勉強の例
・家庭菜園と創造
・「努力の結果がでる」と「努力が報われる」の違い
・まとめと結びにかえて
はじめに
本稿は、以前書いた「人はなぜ生きるのか?」という王道の哲学テーマについての所感|koten.book (note.com) こちらの試論(以下「前稿」と略)の続きという立ち位置です。
ですが、前稿を読ん
[小説を読む意味について]-哲学者はどう考える?-
「小説を読む意味って何ですか?」って質問に対する回答は巷で溢れています!
この質問に対するインフルエンサー的な回答はだいたい、「好きだから読む、あくまで個人の好みで、好きじゃないなら別に読まなくてもいい」みたいな感じですね!
なるほどなるほど、確かに嫌々読んでも仕方ないですからね~、間違った主張ではない
だけどぶっちゃけこの回答、「小説を読む意味をちゃんと考えてない、無難な回答に逃げてるだけ
論破ブームが続いた方がマシなのかと、ほんの少しだけ思う自分がいる
前々から恐れてたことが少しづつ起こり始めてるんじゃないか
そんなことを思ったので、ここにしたためておき、皆さんと問題共有が出来たらなと思います
なお今から話す点は以前に少しだけ触れておりますので良ければそちらもどうぞ
https://note.com/sibaken1999/n/n2a6656cdca88
事の発端は、Threads(インスタのXバージョンのようなもの)を見てて、偶然発見した
ハイデガー流不安とは何か(&自己啓発本が売れる理由)
はじめに
今回は、ハイデガーの不安論をここに綴ってみます!
前回、ハイデガーに即して「恐怖とは何か」を見てみた(下記リンク)わけですが、そこでも述べたように、ハイデガーは、恐怖との比較を通じて「不安とは何か」を探究しております!
ハイデガー流恐怖とは何か?|koten.book (note.com)
てなわけで、恐怖論だけ書いて不安論をやらないというのは、少しどこか気持ち悪さを感じてしまったの
ハイデガー流恐怖とは何か?
はじめに
こんにちは、こんばんは、コテンです!
えー、先日「恐怖」について哲学的に話してくださいというリクエストを、インスタのフォローワーさんから頂いたので、やってみようかなと思います笑
お時間ある方はお付き合いください!
参照する文献今回リクエストを受けてから、かなり早い段階でこのnoteを執筆しております。
その理由は超直近で「恐怖」について、あれこれ論じている哲学書を読んだからです!
その
埼玉県虐待禁止条例改正案は何が問題だったのか?
最近、世間を賑わせていたニュースとして埼玉県の虐待禁止条例の改正案をめぐる問題がありました
下記リンクがその改正案です
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/242395/gi_dai25_gou_joureian.pdf
ニュースではだいたい同じように下記のような形で報道されており、そして本日10月10日に取り下げが行われました
さて、この一連の騒