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世界の政策起業家研究のこれまでのまとめ(システマティックレビューを元に)(2)
ForbesJapan5月号では、今年を政策起業家元年として、非営利セクターがその中心的な役割を担うとした記事も出されました。
一番最後にこんな記述があります。
前に藤沢さんと意見交換させていただいた時に、「行政の中にNPOとの協業担当課を創ることが大切」と言われていましたが、まさにそういう時代になってきていると思います。
さて、前回に引き続き、2020年に出された「Wind(ow) of
世界の政策起業家研究のこれまでのまとめ(システマティックレビューを元に)(1)
先日発売されました「Forbse Japan9月号」において、政策起業家の記事が2本掲載されました。
「7つの最新キーワード」から読み解くこれからのポジティブな未来
のなかの一つとして「政策起業家 三井俊介/SET」を取材いただき、政策起業家について解説しました。
また、「民間人でも政策はつくれる 全国で生まれる政策起業家」において、
取材をしていただくとともに、ローカル政策起業家を紹介させて
投票だけで終わりじゃない!シルバー民主主義と政策起業家
本日は参議院議員選挙の投票日でしたね。
まずどんな結果が出るかを楽しみにしつつ、
投票だけでは正直、関心を持ち続けるのって難しいですよね?
そこで今日は投票だけではない政治への関わり方という意味合いと、
投票だけしてても若い人の考えは反映されないということから、
記事を書きたいと思います。
先日abemaプライムにて、「シルバー民主主義と若者の政治参加」というテーマで出演させていただきました。
日本の近代政治と政策起業家(後編)
内閣府から先日、
「地域の新たな担い手としての移住起業者に関する分析 -実態と課題、地域活性化への影響について-」というレポートが出されました。
私も「移住起業者」の事例としてPDFの102ページで紹介していただいているのと、個別ヒアリングの項目でコメントを掲載していただいています^^
私の場合はそこから政策に関わるということをして、政策起業家としての起業者だと捉えています。またそれは複数名、こ
日本の近代政治と政策起業家(中編)
先日東洋経済オンラインにて、以下の記事が掲載され、私の本も紹介していただきました^^
政策起業家が拡がってきた背景などもわかりやすくまとまっておりますのでよければご覧ください。
さて、前回までに第2の局面である「富」の時代を見ました。そこでは経済成長のための効率化が重視され、「上位下達を基本とする縦型ネットワークや官民を問わない官僚体質、ピラミッド組織を形成」が進み、官僚主導主義が構築されまし
日本の近代政治と政策起業家(前編)
元佐賀県武雄市長の樋渡啓祐さん主催の「政策起業塾」が始まったようです^^
樋渡さんは私が住む陸前高田市にも震災直後から多くのご支援をいただいているのでご縁を感じて嬉しく思います。
5月8日、5月15日に無料企画があるようですので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
樋渡さんのバックグラウンドからだと思いますが、政治家の人々が登壇されます。こういう動きが各方面から起こっていくのが今の日本にとっては
ABEMAヒルズにて、「政策起業家」について特集いただきました!
先日、ABAMAニュースのお昼の情報番組、ABAMAヒルズにて、私が翻訳、補論を執筆した「政策起業家が社会を変える」の紹介とともに、政策起業家に関する12分間のニュースが放送されました!
こちらから映像をご覧になれます^^
また記事にもなっておりますので、音声など聞けない状況の場合には、こちらをご覧ください^^
米・イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔さんがコメンテーターとて出演されていた
日本の行政とNPOの関係と政策起業家(3)
第1回は、NPOが行政に関わる4つの理由、そしてNPOと行政の3つの関係性の整理しました。
第2回は、日本の歴史的変遷の中でどのように関係性、パートナーシップが変わってきているのかについてを整理しました。
今回は日本のNPOがより社会に貢献していくためには、個々のNPOは、そしてセクターとして今後どうあるべきなのかについてを書きたいと思います。
日本のNPOの課題として、以下が挙げられていま
日本の行政とNPOの関係と政策起業家(2)
日本で「政策起業家」について研究・発信されているPEPがnoteを開設しました^^
ぜひご興味ある方はこちらもチェックしてみてください^^
前回の続きを書きたいと思います。
前回は、NPOが行政に関わる4つの理由、そしてNPOと行政の3つの関係性の整理しました。
今回は日本の歴史的変遷の中でどのように関係性、パートナーシップが変わってきているのかについて書きたいと思います。
日本においては、
日本の行政とNPOの関係と政策起業家(1)
現在日本語論文で「政策起業家」及び「政策企業家」を使用しているものを整理分析しているのですが、やはりこれまでの日本の中の文脈では「政治家」や「官僚」に対して使われていたことがわかってきました。
これもまたまとまったら発信したいと思います。
今回は日本の行政とNPOの関係を整理した上で、政策起業家との関係性を考察していきたいと思います。
そもそもNPOが行政と関わる理由については、以下の四
16の水問題に関する政策起業に成功した政策起業家の共通戦略
最近スローイノベーション、スローリーダーシップというものを知りました。
政策起業は粘り強さが大事で、本質的かつ長期的な構造にアプローチをするということを考えると、とても相性がいいのかもしれません。もう少し勉強して政策起業家との関連性を発信したいと思います。
今日は海外の論文である、
「Policy Entrepreneurs and Change Strategies: Lessons fro
地方創生と政策起業家(2)
私が代表を務めるNPO法人SETは、東日本大震災直後から活動を開始して、次の3月13日で11周年となります^^
11周年をきっかけとし次の10年さらに活動を広げていきたいという思いから現在暗ウドファンディングに挑戦中です。
ぜひページをご覧いただき、キャンペーンにご参加いただければと思います!
(また協賛企業様のおかげで手数料0円となっておりますので、
全額SETに寄付されます)
さて前回記事で
地方創生と政策起業家(1)
政策起業家プラットフォームにて、ジャーナリズム大賞の募集が始まりました。政策起業に重要なファクトと問題のフレーミング(アジェンダシェイプ)、世論の形成などにはジャーナリズムの力は不可欠です。ぜひご覧ください^^
私は政策起業家は国レベルの政策に対して働きかけるナショナル政策起業家も必要だとは思っていますが、それ以上に地方で活躍するローカル政策起業家こそ増えていく必要があると考えています。
なぜ
政策起業とロビイングの違いについて(5)
2年前から、日本の政策起業家のノウハウや知見の蓄積、研究のためにPEPゼミというものが開催されており、これまで9回開催されました。それらの内容はこちらにまとまっていますので興味のある方はご覧ください。
「政策起業とロビイングの違い」については本記事が最後になります。
さて、「旧ロビー活動」は「あまりに私益だけ」を求めすぎたがあまりに、1980年〜90年ごろに批判にされてきたことから「新ロビー活
リボルビングドアの不在と政策起業家
先日、岩手県立大学の役重 眞喜子教授とゼミ生の皆さんと意見交換をしていて、その時に出た話を今日は書きたいと思います。
役重先生は自治体職員のご経験もされて、その上でアカデミアの道に進まれた方でしたのでアメリカと日本での政策起業家の発展の違いがどこから生まれるのかについて重要な示唆をいただきました。
政策起業家研究が海外に比べて30年近く遅れている日本、
そもそもなぜ政策起業家が日本で登場せず、
政策起業とロビイングの違いについて(4)
日本になぜ政策起業家が求められるのかの理解を助けてくれる良書。
現在の日本の政治状況や官僚主義から官邸主義への流れ、
政治の意思決定が「利益の再分配」から「不利益の再分配」をしなければならなくなっている社会情勢、官僚と国会議員の思考方法やロジックの違いなどを丁寧に解きほぐしながら、日本の政治のあり方や政策起業家的な活動をする人の必要性を書いてある本です。よければぜひ読んでみてください^^
さて