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ABEMAヒルズにて、「政策起業家」について特集いただきました!

先日、ABAMAニュースのお昼の情報番組、ABAMAヒルズにて、私が翻訳、補論を執筆した「政策起業家が社会を変える」の紹介とともに、政策起業家に関する12分間のニュースが放送されました!

こちらから映像をご覧になれます^^

また記事にもなっておりますので、音声など聞けない状況の場合には、こちらをご覧ください^^

米・イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔さんがコメンテーターとて出演されていたのですが、面白いところ抜粋すると、

「社会問題に取り組むような政策起業家や社会起業家たちの領域では、お金にならない重要な問題に取り組んでいる人は“貧しいけれどすごく重要なことをやっている気高い人”というイメージがあると思う。そういう業界とIT業界のようにお金が渦巻く業界では雰囲気や文化も違うし、入ってくる人たちも全然違うのが普通。しかし、この時代で『自治体の仕組みをどうやってデジタル化できるか』ということを考えると、IT業界に勤めているような人たちが社会課題や政策課題に取り組むことが必要になってくる。社会起業のような領域とIT産業の間を人が行き来できるような場所、業界の壁を超えたり穴を作れたりする存在が大事。
「それぞれの業界の凝り固まった仕組みにとらわれずに、『重要な問題を解くためには、使える物は何でも使っていく』という感じで行動する人が増えるといい」
「人からどう評価されるか、儲かるか、同業者から尊敬されるかを気にしないこと。少し頭のおかしい人たちが増えて、その人たちが人からの評価を気にせずに『この問題に取り組むことが大事だ』と思って勝手に暴走していくといい

なんとも気持ちの良いコメントでしょうか!(笑)
政策起業家は「公益」が出発点であることが特徴の一つなので、そういう意味ではとてもスッキリくる答えかなとも思います。
ジョブスもかつて「CRAZYな人が社会を変える」といってましたが、ある意味「政策起業家もCRAZYな人々」になるのかなと思います。

また、セクターが違う人たちを繋ぎ合わせながら活動を推進していくことも重要な特徴で、トライセクターリーダーと呼ばれたりもしますが、そこについても言及があったのは非常に良かったと思います。

このようにメディアを通して多くの人が認知することで、
概念に対して議論が起こっていくことは、
社会の中で位置付けられていく上で非常に重要だと思うので、
引き続きメディアの皆さんとも連携しながら、政策起業家を拡げていければと思います!

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これまでの政策起業家に関する記事一覧はこちらになります。

また、政策起業家の行動原理など、海外の30年間の研究蓄積がまとまっている書籍の翻訳本の出版を行います。30年分の差を、この1冊で埋められるとは思っていませんが、少しでも日本で早く「政策起業」が拡がればという思いでいます。


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