- 運営しているクリエイター
記事一覧
夭折の天才画家〜「穏やかなゴースト」中園孔二
本作も今年のベスト5には余裕で入るであろう力作。
25歳という若さで夭折した、大学(東京藝術大学油画科)在学中から「天才」と評され、ギャラリスト(小山登美夫氏)や美術館館長(金沢21世紀美術館館長 長谷川祐子氏)らに作品を購入され、これからを嘱望されていた画家 中園孔二(なかぞのこうじ)の伝記。
伝記や自伝にはすぐれて魅力的なものが多いけれど(もちろん、著者のセンス次第ではある)その魅力はやは
古典文学が楽しめるようになってうれしい、たのしい、しかも読み放題で
古典文学(いまのところは西洋)マイブームが好調。
まさかこの俺が古典文学を楽しめるようになるとは、数ヶ月前まではまったく思ってもみなかった。
もちろん、そうとは知らず(意識せず)そうした「古典文学」を読み、慣れ親しむことは、これまでもあったけれど(たとえば、幼少時に読んだ「里見八犬伝」や「小公子」、「小公女」などなど)
こうして意識して(古典文学を読むんだ、と)っていうのは人生はじめてなわけ
文学こそ最高の教養である〜光文社古典新訳文庫
今年のベスト3(もちろん、私的な)には入るであろう一冊が『文学こそ最高の教養である』。
あまりに面白く、深く、また古典文学の各作品を舞台にさまざまな歴史、エピソードを縦断できる読書体験は稀有といってもいいすぎではない。
最近すっかり古典(文学)がマイブームなのだけれど(おそまきながら)「古典」となると翻訳が古くて(今の時代には)硬かったり、理解しにくかったりというハードルがある。
ましてやわ
該博な知識と著者特有のヒューモア、ウィットとともに紹介する〜名画の中で働く人々
『怖い絵』シリーズに代表されるような、テーマごとに西洋絵画をその該博な知識と著者特有のヒューモア、ウィットとともに紹介する中野京子(敬称略)の最新刊(たぶん現時点では)。
今作のテーマはタイトルそのままに『名画の中で働く人々』。
本書を知ったのは、数ヶ月ほど前からかなり愛聴している(2008年の開始時にさかのぼってまで)Podcast番組(ピーター・バラカンの「The Lifestyle MU
今日のKindle読み放題〜まんがで読破シリーズ
昔(って、これまたふわっとしてるけど)は、まんがというとけっこう下にみられてたところがあって(娯楽としてはもちろん評価されつつも)
ちゃんとした食事にたいして「駄菓子」みたいな。
でも、もうそんな評価はされない時代になっている。
当然のことながら。
ということで、気になるけど、読みたいけど、ちょっとハードル高いなぁ、買うまでではない(出費が惜しまれる)なぁと思われがちな「古典」にこのまんが
古本まつり〜三省堂書店 池袋本店
古本屋はなんとなく好きだし、Twitter(現X)でも古本屋さんたちのアカウントをけっこうな数フォローして楽しませてもらっているんだけど、イベントとかには(気になりつつも)足を運んだことはなかった。
そして今日、先日の練馬区立美術館と同じく、デビューをはたした。
キャッチコピーは
当イベントの詳細はこちら。
(池袋西武の無印良品二階の催事場でやってます)
デビュー戦ということで、それほど力
植物と歩く展〜練馬区立美術館
地方自治体の美術館や博物館に行ったことは、これまでほとんどなかったんだけど、最近とあるきっかけがあって練馬区立美術館デビューをした。
そのきっかけというのは、もとは吉本の芸人だった「アートテラー・とに~」さんが配信しているポッドキャスト番組『アートテラー・とに~のそろそろ美術の話を...』。
美術、アートが好きだったり興味のあるひとはかなり楽しめる、いろんな意味で濃くユニークで、かつためになる
コロナ時代なんてないから
恣意的(陰謀「論」でいえば、意図的か)に作られた概念を利用して、煽って、怯えさせて(また、すすんで怯えて)、考える力を奪って(また、すすんでそれを放棄して)支配と被支配の関係が目に見えて(とくにマスクや自粛という形で)明らかになっている「時代」というだけで。
気づいてしまえば、そんな曖昧模糊(あいまいもこ)とした矛盾だらけの暗闇なんて晴れるのに。
そういう意味でいえば、たしかに「コロナ時代」は
Covid-19はワクチンの義務化、強制化の布石〜ワクチンの罠
例の感染症騒ぎから起きている諸々はワクチンの義務化、強制化への布石に見える。
読んでおいたほうがいい。(もちろん、両手をあげて受け入れるのではなく、疑いつつ、問いつつ、そして自分の答えを出す)
人間の体を病原体から守る免疫力の80%は、粘液や唾液中に存在する。ほとんどすべての病原体は、目、鼻、口、性器などの粘膜から最初に侵入してくるからだ。ウイルスや細菌がいきなり血液中に入り込むことは、ふ
とにかく、あれこれやってみる〜ザッポス伝説とモモ
これも胸熱だった自叙伝。
ザッポスのCEOであるトニー・シェイによる『ザッポス伝説』。
お世話になっている偉大な魔法使いがよく「伝記を読みなさい」とすすめてくださるので、意識して伝記、自叙伝系を読んでいる。
トニー・シェイはアレックス・バナヤンの『サードドア』で知って気になっていたこともあって、いい流れ、ご縁。
『サードドア』でのトニーはポーカーフェイス(実際、ザッポスのCEOになる前