ささくれ
記事一覧
「バズーカが解決してくれる」 2024年7月6日 日記
ハチの巣が玄関にできた。そしてそれを確認してから1週間が経ってしまった。
めちゃくちゃ怖い。だけど、それ以上にめちゃくちゃ面倒くさい。大家さんに連絡すべきなのだけど、連絡って何時から何時まで繋がるのか分からないし駆除してくれるかどうか分からないし。
いやだ。何もしたくない、動くこともしたくなければ、動かないのももどかしい。すべては夏の暑さのせいであり、そんな時期に巣を作ったハチのせいである。
『カフェで夜ご飯を食べる日』 2024年6月29日 日記
カフェが好きだ。
ファミレスよりは尖っているけれど、レストランよりは角ばっていない。
個性に溢れているのにどこか上品なカフェが好きだ。
響きも良い。カフェ。フェが良い味を出しているように思う。カフだったとしたらここまで世間に浸透しなかったのではないか。いや、カフも結構良いな。フの腑抜け感。これが、カと聞いた時に盛り上がった肩を優しくなでてくれる役割を果たしているのだろう。
何が目的でカフェに行く
『透明階段の気持ちよさ』 2024/4/29 日記
子供の頃見た、名探偵コナンの映画で、怪盗キッドが高層ビルと高層ビルの間に(はたから見るとまるで空中に浮いているかのように見える)悠然と立っているシーンを今でも覚えている。そのころの私にはあまりにも衝撃的なシーンだった。
今思い返すとその衝撃は主に二つの思いに分解できる。一つは視聴者の視点として、どうして浮いているんだろうという思い。もう一つは己の視点として、どうして怖がらずにいられるのだろうという
『時をかける少女』 100文字あらすじ
女子高生の真琴は、ある日突然時を戻せるようになった。より良い今を作るはずが、時を戻すごとに少しずつズレていく友人関係。葛藤を抱え、それでも直向きに突き進む少女の姿をありありと描いた短くて長い夏の物語。
『キルビル1』 100文字あらすじ
暗殺部隊の襲撃によってお腹の子供を失った主人公は復讐の女神となった。大迫力のアクション、特異なSE、多彩な武器の合間にコミカルを挟んだ膨大なパッチワークの中を、日本刀で切り分けていく主人公の復讐劇。
『千と千尋の神隠し』 100字あらすじ
引越しの最中、千尋たち家族は奇妙な場所へ入り込む。ーそこは見たこともない世界だった。豚になる親、見覚えのある人?おそろしい湯屋の老婆。
珍客をもてなす莫大な湯屋を中心に起こる不思議な不思議な物語。
『せんべいむしくん』 2023/08/01 日記
”せんべいむしくん”はいつからか私のバイト先に現れたマスコット的存在である。
名前の通りペシャンコにされた虫のことで、ペシャンコの度合いがあまりにも見事な物だから、僭越ながら”せんべいむし”と名前を付けさせていただいた。
彼の住処(許可をもらっていないので違法入居者だ)は、お店の壁と男子トイレのドアとを繋ぐ3つの蝶番の上から一番目と二番目の間だ。
始めて出会ったのはバイトを始めて3日が経った頃だ
20文字『神曲』 地獄篇 第一歌
縮むダンテの手を引く詩人、地獄へ。