記事一覧
私がお坊さんになった最大の理由。
今までの人生で母が亡くなったときほど悲しかったことはありません。それまで仏様は遥かに遠い存在でした。お通夜の夜ひとり家にもどって、母のすがたを探しました。もちろん誰もいません。誰もいないはずの家で、誰もいないからこそ、子供の頃のように声をあげて泣きました。
人前では平気な顔しながら、男の子にとって母の死は強く刺さります。生まれたときからずっと「母ちゃん」と呼び、大人になってからは「おふくろ」とか
ヒトは「言葉」で悩む。
あの人がああ言った、こう言った。
私はこう思う、ああ思う。
なのにあの人は、ああだ、こうだ。
だから私は悪くない、私が悪いんだ。
耳に痛い話ですが、むかし「人間は言葉で悩む」と教えていただきました。
最近になってこの意味を痛感しております。
たとえば、メールのやり取りをした後とか、会議の後、会話の後など「ああいえば良かった、あんなこと言わなきゃ良かった」などと後悔します。
過去や未来に行ったり
建築工事の見積書が届き、おどろきとワクワクです。
ようやく大工さんから見積が届きまして、早速PDFを開いての開口一番は「たっか」でしたが、気を取り直して大工さんに電話。資材高騰などの諸事情をお聞きし、まだまだこれからさらに上がる可能性もありますので、基本的には(ここだけの話)了承する予定でいます。
一時の木材不足はおさまりましたが、材木価格は高止まりで推移してるとのこと。大阪万博や北陸の震災復興などが進むと、われわれ末端ユーザーにも余波がありま