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【2021年版】20代脳出血当事者×コンテンツマーケターの困りごと&解決方法
2021年もあとわずか…脳出血当事者のみなさんはこの1年をどのように過ごしましたか?
私は脳出血発症後から、自立した生活とキャリアを優先してきた3年間を振り返るべく、もっぱら症状認知に努めた1年でした。
年初に「2021年は症状認知に努める」と決めていたので、読書→noteを用いたアウトプットの好循環ができていたように思います。
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そんな最
"脳出血当事者”に囚われない生き方~病人役割から離れた場所へ~
2018年の3月3日、25歳の誕生日前日に脳出血を発症して以降、心の底に泥濘のように溜まった感情がある。
羨望と言うには複雑すぎる怒りに近い感情で、サマセット・モームの『月と六ペンス』に登場する主人公ストリックランドが現実と理想の狭間で苦しんだ時に感じたような何かだ。
脳出血発症後の半年間は両親から精神的サポートと物理的サポートを受けながらリハビリを受け、何不自由ない生活を送っていた。
そし
脳出血当事者が実践する!ブレインドリブンな習慣~『脳が冴える15の習慣』を読んで~
脳出血の急性期・回復期ではリハビリが行われます。この期間に当事者が意識するのは「身体を動かすこと」ですよね。
一方で、社会復帰後の展開期・維持期に意識するのは「脳を(安定して)機能させること」。
私は右脳頭頂葉からの出血で身体麻痺も軽度だったため、半年の休職後はフルタイム+残業ありで就業していました。
しかし今思い返せば、睡眠時間や休息時間を削って仕事をして生活習慣が乱れ、日によって「脳機能
脳出血当事者も、やりがいを感じて働きたい!納得できるキャリア設計の方法②
「リハビリを頑張ったけど、まだ麻痺は残っている…これからのキャリアはどうなるんだ…」
多くの脳出血当事者はこのような不安を感じていると思います。
なぜなら身体の麻痺を改善させるためには医師のサポートを受けられますが、転職・就職などのキャリア選択は当事者が自ら脳機能について学び、自己分析をする必要があるからです。
この記事では「脳出血後でもキャリアアップしたい」と考えている方に向けて、納得でき
「24歳で脳出血を起こした自分」を3年間消費し続けた結果
2018年3月3日。25歳の誕生日の前日に脳出血を起こしてから、今年で3年が経過しました。
今回は脳出血を起こした後の「アイデンティティの再構築」についてまとめます。
あくまで抒情的なコンテンツとして、脳出血当事者のみなさんに楽しんでいただければ幸いです。
ハッピーエンドが見つからない通院していた内科で嘔吐し、倒れて「左脚が動かない…!」と訴えた私が運悪く担当医に「貧血でしょう」と言われて1
脳出血当事者の私が「多様性」と「優生思想」の間で生きる理由
わたしは25歳の誕生日前日、2018年3月3日に脳出血を起こしました。言わば、翌日の誕生日を24年間共にしてきた身体・精神(脳機能)とは異なる状態で迎えたことになります。
輪廻転生的な生まれ変わりを信じていない私ですが、2年半前の自分のような状況なら、生まれ変わったと言っても大風呂敷ではないように思います。
身体障がい者にも高次脳機能障がい者にも該当しないけれど、左上下肢麻痺と高次脳機能の低下