- 運営しているクリエイター
#小説
「たとえあなたが何者でなかったとしても、好き」
最近、同じようなトピックスが気になっている。気がしている。
たとえばこういう話だ。
"努力しなければ自分のアイデンティティを見失うということは,やはりあってはならない"
あかしさんのこの記事も、同じカテゴリーに入っている。
“「人からの期待に応える」ことでしか、自分を認められない "
という話を、「#旅と写真と文章と」のコミュニティでぽつり、とシェアしていたら(#旅と写真と文章と、という
なぜ物語は、スタートに戻るのか -『ついやってしまう体験のつくりかた』より
たとえば私が東京で暮らしていたとして、多くの人と同じように、コンクリートで固められた道を踏み、日々同じ場所へ通い、箱の中で「仕事」と呼ばれ、与えられた作業をこなしていたとして。
「そうではない場所」に憧れを抱いたとき、「どうしてこんなところに、居るのだろう」と、遠い「何処か」へ想いを馳せたくなる。
そして私は、旅に出る。長く、ながく、数年は帰ってこない世界の旅に。「今まではとは違う場所」を求め
どうして今まで、みんなと旅に出なかったんだろう? #旅と写真と文章と
どうして今まで、みんなと一緒に旅に出なかったんだろう?
つい、そう後悔してしまいそうになるくらいには、本当にほんとうに、楽しかった。
この夏私は体調を崩してしまって、正直にいうと瀬戸内海までたどり着けるのか、たどり着いたとしても同じようにはしゃげるのか、半々くらいで怪しいぞ、と到着の前日まで心配していた。
けど。そんな気持ち、吹き飛ぶくらい楽しくて、うれしくて。
EVERY DENIMの島