Basic of WEB Marketing (WEBマーケティングの基礎）⑨

さかもん＠外資系ビジネス英語コーチ

2021年4月22日 16:18

さて、結構人気の高いBasic of WEB Marketingの記事ですが、今回は最近流行りのSNS広告、中でも取り分け元気な、

Facebook広告

を取り上げますね！結構これだけでも相当盛りだくさんの内容になります！

まずは概要の説明ですが、これは本家のFacebook for Businessnのページに譲りたいと思います。同じこと2度も書いても意味ないですし、このページはよくまとめられていますので！

私の方では以下の点についてまとめてみたいと思います！

✅思わず唸るフェイスブック広告のメリット
✅ここは気をつけようよ、フェイスブック広告の盲点
✅その他の広告との使い分けについて

✅思わず唸るフェイスブック広告のメリット

（1）やはり一番のメリットは広告出稿先が多様ということでしょう。前回説明したディスプレイ広告ほどではないにせよ、①フェイスブックユーザー、②メッセンジャーユーザー、③フェイスブックネットワークユーザー、④インスタグラムに同時出稿することが可能です。このうち①ー③は、結局フェイスブックユーザーになりますが、④のインスタグラムは同じ会社の提供とはいえユーザーは相当に異なるので、美味しい点の一つですね。

前回紹介したディスプレイ広告：

（2）フェイスブックといえば、ターゲティング広告、といっても過言でないですよね。詳細な属性情報（フェイスブック登録属性情報、ユーザー行動情報等）に基づき、ターゲティングをきめ細やかに設定した広告ができるのがフェイスブック広告の一番のポイントですね。ターゲットが明確化することにより、効率の良い広告運用が可能になるので、他広告と比較して圧倒的に単価が低くて済むのがフェイスブック広告の特徴の最たるものですね。

ターゲティング広告の主な種類としては、
①コアオーディエンス広告
主に登録属性情報、及びフェイスブック上の顧客の態様に合わせてターゲティングします。
②カスタムオーディエンス広告＝リターゲティング広告
一度サイトなどにアクセスした顧客向けに再度広告を発信していきます。いわゆるリターゲ広告に近いものですね。
③類似オーディエンス広告
フェイスブック独自のアルゴリズムにより、②の広告と類似の動きをしている顧客を特定し、その顧客向けに広告を表示します。なかなか反応もよく、使い勝手がいい広告ですね。

あくまでも、①②が主流、余裕があれば③でさらに拡大、という感じですね。

（3）出稿方法がアプリ上で確立されているため、他の広告と比較すると考える要素が圧倒的に少なく済むのもフェイスブック広告の隠れた魅力です。選択肢は多いですが、とりあえず出稿が一番簡単にできるのもフェイスブック広告のメリットですね。

✅ここは気をつけようよ、フェイスブック広告の盲点

（1）属性情報でターゲティングできるから細かいセグメント毎に効率の良い広告が打てる！、とはいうものの、あまり細かいセグメントに分けてしまうと返って広告効率が悪くなる、という現象が良くあります。最初の広告キャンペーンでは限定的にセグメントを絞り、反応を見ながら徐々に派生のセグメントを増やしていく、というのが基本ですね。もちろん、セグメントだけでなく、広告文、写真・動画等によって全く違った顧客反応になるので、機動的にPDCAを回してくのが重要です。また、フェイスブックではモニタリングも含めたPDCAが小規模出稿でも実現できる、というのが嬉しいですね。

（2）顧客獲得単価が安くて効率がいいからドンドン出稿、となると痛い目を見ます。獲得は簡単にできても、結局質の悪い顧客でした、ということがよくあるのもフェイスブック広告で集客できる顧客の特徴です。リターゲ広告、類似オーディエンスなどが発達しているので、返って藪蛇、悪い顧客ばかりを集める、ということにもなりかねないので、きちっとしたKPI管理が必須ですね。

✅その他の広告との使い分けについて

フェイスブック、インスタグラムのユーザーが数千万人といえ、やはりSNS広告は補完的位置付け。リスティング広告、アフィリエイト広告と合わせて使うのが無難ですね。もちろん、ターゲットペルソナがはっきりしていて、広告予算が限定的な場合、フェイスブック広告一点集中もありです！

ざっとポイントだけを説明して、一般的な説明は割愛しました。一番最初に紹介したページを見ればしっかり理解できますので、まずはそちらをご一読くださいね！

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