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記事一覧
ギックリ腰へのアプローチ(臨床録)
40歳代 女性
ヨガなどを教えるフィットネスインストラクター
依頼は急性の腰痛
急性の腰痛での来訪。検査するといわゆるギックリ腰と思われる。
ギックリ腰は仙腸関節か椎間関節がロックして強い痛みを出しているケースがあり、その場合はその箇所のリリースでほとんど軽快することが多い。
今回のクライアントの場合は仕事でのレッスン中に痛めてしまい、そのまま動き続けていたためか、状態がかなりこじれている。
女子中学生 肉離れの後遺症とシンスプリント(臨床録)
クライアントは女子中学生 陸上競技を行っている。
ママ友つながりの紹介で来訪。
依頼内容は、大腿部の肉離れの後遺症の違和感、シンスプリントの改善。
身体全体のアライメントが崩れている。一言でいうといわゆる「ゆがんでいる」や「姿勢が悪い」と呼ばれる状態で、末梢の筋に負担がかかっている。
それが筋膜タイトにし、その影響からリンパ環流の悪くして、浅深の筋膜の柔軟性が損なわれている影響が強い。
こ
ボクサーの左右差と背中の痛み
ボクサーの方へオステオパシー施術を行いました。
主な訴えは右の背中の痛みで、身体を前にかがませると痛みが出るようでした。
痛みは数週間ほど引かず、かがむと痛むので練習がちゃんとできず(ボクシングは体幹屈曲動作が多い)困っているようで、
問診してみるとどうやらきっかけは、自分よりもウェイトが重い選手とスパーリングしているとき、ガードの上から顔面を叩かれたことのようでした。
トップの画像は本人
メンタル面と筋膜と【続】
先日、不安感と情緒不安定の主訴を持つクライアントへ施術を行いました。
身体の特に背部の筋膜のねじれが顕著なのと、今回も左の距腿関節の内反病変が存在しました。
『メンタル面と筋膜と 1〜3』では、アナトミートレインのスパイラルラインをベースにして考察しましたが、
そこでは、” 内反病変の対側の肩甲骨に浮腫感やねじれなどの異常が出るのでは? ” という結果に辿り着きました。
しかし今回は、内
メンタル面と筋膜と【3】
メンタル面と筋膜と【2】からの続きになります。
前回にまとめた情報をベースにして、今回は実際に考えていきます。
まず、「距腿関節 ⇔ 肩甲骨」の関連性です。
スパイラルラインではここに連続性があると分かりましたが、もう少し掘り下げてみましょう。
考察対象のクライアントの方々の共通点としてあったのは底屈位の硬縮ですので、ここからスタートしてスパイラルラインとそれを通る部位のjoint by
メンタル面と筋膜と【2】
前回の メンタル面と筋膜と【1】 の続きになります。
前回の内容を簡単に表すと、
『メンタル面~左距腿関節底屈病変~右肩甲骨の浮腫感に関連性があるのか?という考えを、スパイラルラインという筋膜の繋がりでリンクさせられる可能性があるか?』
ということになります。
このスパイラルラインとはアナトミートレインの中で考えられている、いくつかある筋膜の連続性の一つで、スパイラルライン内では距腿関節は