染谷清行(オステオパス・パーソナルトレーナー)

オステオパシー施術とパーソナルトレーニングを行っています。ご依頼やご相談はホームページよりお気軽に。 【現在ホットペッパービューティー様に掲載しています。施術をご希望の方はクーポンがございますので、ご活用ください。HPから飛べます🙆‍♂️→→saitama-oste.com】

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    脳震盪と不安感と下顎骨

    今週は思うことがあり、殴られることと殴ることに慣れたいと思ってボクシングの練習をしている。 結果、悲しいことに殴るより殴られているほうが多い感があるのだが涙、それはともかく笑、私の仕事、オステオパスという徒手療法家としてと、またフィジカルトレーナーとして思うことがあったので書いておきたい。 ご存知の通り、殴られることによって脳が揺れる。 脳は硬い頭蓋内に入っており、脳脊髄液というリンパ液に近い液体で満たされている。 この構造はスーパーで売られている豆腐が、柔らかくても崩

      • 気がつくのに15年。

        大学卒業後の5年間ほど、2社の企業で勤めた経験がある。 1社は専門商社で、買い手と売り手が円滑にいくように営業したり手配する業務内容だったと思う。 最近、フィジカルトレとケアを見ているファイターと、栄養アドバイザーの人の間を取り持つ機会があった。 今回は今までの情報や知識を持つ自分が間に入ることで、スムーズな流れになったように思う。 15年ほど前の話に戻るが、私がその商社に勤めていた時の上司が、右から左に流してるだけじゃうちらのいる意味がない、と言っていたのをよく覚え

        • 柔軟性と処理能力

          写真は総合格闘技の田嶋選手です。 総合格闘技はその名の通り、立ち技や寝技を含んだ総合の格闘技です。 彼は柔道がバックボーンであり、以前の試合では強いタックルやグラウンドファイトなど「組む」印象のある試合をしていました。 しかし先日行われた試合では、終始スタンディングの打撃で圧倒し、TKO勝利を納めました。 その時の試合展開や選手同士のスタイルもあるので、今回はこの結果になったという側面ももちろんあります。 しかしながら格闘技に限らず対人競技では、「得意な武器があるからこ

          • 実力が伸びる時。

            先日フィジカルトレーニングをみている選手に、ひょんなことから「ブレイクスルーした時はいつか?」という話をした。 その選手は、ある誰かの言うことを素直に聞けた時、というようなことを答えた。 これに関してはこれといった正解があるものではないだろうし、人それぞれ違うと思う。 必ずどういう形であれ、その人の思考パターンや反応パターンは形成される。 聞き慣れた言葉で言えば “日々の習慣” といえるだろう。 大切なのは、その習慣ができるだけ自分の目的や目標に近づいていくものである

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          • 日々思うことのまとめ。
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            常識について、私なりに思い出す事など。

            生態や人体の科学や研究の現場はとてもアナログだと思う。 エビデンスも、コウノトリがおしゃれに運んできて生まれるのではなくて、実際には”あらゆる意味で”生々しいようだ。 商業的になりすぎていたり、利権や派閥、善意悪意を含めて「作者の気持ち(思惑)」を感じとることは必要で、 それはやはり教養で身につくのだろうと思っていた。が、 先日ものすごい地頭が良いなと感じる小学一年生がいた。 話して感じたのは、これが身につくには先天的な能力と、親〜家庭での普段の言動なんだろうなと。

            《体軸の調整》クラシカル・オステオパシー

            オステオパシーの中に、クラシカルオステオパシーという手技があります。 オステオパシー自体はアメリカ発祥の徒手医学ですが、クラシカルオステオパシーは検死医でありオステオパスであったJ.M.Little.Johnが、アメリカでオステオパシーを学んだ後に、イギリスに持ち帰り発展させたものです。 クラシカルオステオパシーの特徴は「TOTAL BODY ADJUST」で、身体の各部分が全体的に機能するように相互調整を行います。 この特徴を、もう少し細かくいうと、 (1)心臓・腎

            神は細部に宿る。

            「神は細部に宿る」「ディティールに神が宿る」 という言葉があります。 哲学者のニーチェや、物理学者のアインシュタイン、建築家のルートヴィヒなどが好んで使っていたと考えられる言葉で、一般的に、 「細かな部分まで、手を抜かないからこそ、素晴らしい作品が完成される」 というような意味合いで使われていると思います。 神が宿る。 というニュアンスが個人的に好きで(私自身は特別ひいきにしている神さまはいないのですが)、 なぜこのニュアンスが好きかというと、オステオパシー自体、

            脳の中のリンパ管

            脳は、脳だけで身体のエネルギーのおよそ4分の1も使っているといわれています。 それだけのエネルギーを使えば多くの老廃物が生じますが、それがどう処理されているかは長らく謎でした。 リンパの役割の一つに、身体の「下水道」の側面があります。 ですので通常、老廃物はリンパシステムによって運ばれていくのですが、“脳や脊髄にリンパシステムは無い”というのが解剖生理学の通説でした。 それが近年の研究の中で、脳や脊髄にもリンパシステムが存在することが発見され、グリンパティックと呼ばれ

            ボクサーの左右差と背中の痛み

            ボクサーの方へオステオパシー施術を行いました。 主な訴えは右の背中の痛みで、身体を前にかがませると痛みが出るようでした。 痛みは数週間ほど引かず、かがむと痛むので練習がちゃんとできず(ボクシングは体幹屈曲動作が多い)困っているようで、 問診してみるとどうやらきっかけは、自分よりもウェイトが重い選手とスパーリングしているとき、ガードの上から顔面を叩かれたことのようでした。 トップの画像は本人のものですが、かなり強く歪みが生じているのが分かります。(許可をいただけたので、

            左右差を整えることに意味があるのか?

            「こんなに歪んでますね!」 「正しい姿勢になりましょう!」 昨今のフィットネスブームもあって、以前よりこういう言葉をよく聞くようになったと思います。 私の近くの声や遠くの声を聞いていると、どうも左右差に関しては様々な意見があるようです。 しかし、どれも突き詰めていえば「左右差を整えることに意味があるのか?」ということだと思います。 今回はこれについて考えてみましょう。 果たして意味はあるのかないのか……!? 【どんな意味があるのか?】「左右差を整えることに意味がある

            コーヒーブレイク【100万回生きたねこ】

            ※以前、他のSNSで投稿したブックカバーチャレンジを加筆したものです。 【100万回生きたねこ】 絵のある絵本。 100万年前の人類は、北京原人かネアンデルタール人だったというのだから、この猫はずいぶん昔から生きていることがタイトルからまず伺える。… …と考えて読む本ではない。笑 実はこの絵本ともう一つ、日本の昔話とで迷ったのだけど、もしこの文章をきっかけに読む人がいたらあまりにも難しいと思い、こちらにした。 こういう類の本は、読んでいて

            コーヒーブレイク【深夜特急】

            ※以前、他のSNSで投稿したブックカバーチャレンジを加筆したものです。 【深夜特急】 沢木耕太郎の旅行記。 1970年代、インドのデリーからロンドンまでバスだけで行けるのか、という賭けを友達としたことから彼の旅が始まる。 この本のことはよく覚えていて、自分が社員だった時代に専務が、「20代のうちに読んで、薬にはなっても決して毒にはならない」と朝礼で話した本だった。 20代の社員は自分を含めてそう多くはなかったから、これは自分にも言っているんだろうなと思って読み始めた

            コーヒーブレイク【ご冗談でしょう、ファインマンさん】

            ※以前、他のSNSで投稿したブックカバーチャレンジを加筆したものです。 【ご冗談でしょう、ファインマンさん】 ノーベル賞を受賞した物理学者、故ファインマンの回想録。 小さな頃に近所でラジオの修理名人になり、そこから彼のキャリアはスタートしたのかもしれない。 本の紹介とは、自分の頭の中を整理するきっかけになるし、 他人から見ればその人の “ ひととなり ” を知るきっかけになると思う。 紹介する側は、時にはもしかしたら何かの思惑があるのかもしれない。 お茶目な天才ファ

            イノベーター理論とエビデンス【4】

            イノベーター理論とエビデンス【3】の続きです。 イノベーター理論を出した最後の一つの意味は、「自分のポジションを確認し、エビデンス以上の視野を持つため」です。 エビデンスも統計学も重要です。 直観で心臓は摘出するべきではないですし、天動説の教理のままでは科学は発展することはできなかったでしょう。 しかし前世代から今世代、そして次世代へとシフトしていく中で、より良いアプローチのためにはエビデンスを鵜呑みにするのではなく、そのエビデンスが見せてくれた視点を超える必要があり

            イノベーター理論とエビデンス【3】

            イノベーター理論とエビデンス【2】の続きです。 最初になぜイノベーター理論を出したかには3つの意味があるとお話ししました。その2つは前述のとおり、 1、イノベーター理論がエビデンスにも適用できるだろうということ 2、「反証主義」があるから で、今回は2に関してです。 これは、 イノベーター理論の概念を使えば、例えば自分の常識を覆すようなエビデンスを読み感銘を受けたとしても、そのエビデンスが日の浅い「イノベーター」であることに気が付けるなら、慎重にそのエビデンスを見る

            私を覆う漆黒の夜。

            最近、中二病というワードをあまり聞かなくなったのは私だけなのか、それとも死語に近づいているのかは分かりませんが、概念としてはなかなか面白い言葉だと思います。 (もともと伊集院光のラジオから生まれた言葉だとか聞いたことがありますが、本当かどうかまでは分かりません。) 中二病の意味はご存知の通り、思春期特有の現実と非現実の混ざった思考や行動のことを指す言葉です。 今回のブログのタイトルはまさに中二病、という雰囲気がありますよね。 これを書いている今現在もコロナのニュースが