オステオパシー

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脳の中のリンパ管

脳は、脳だけで身体のエネルギーのおよそ4分の1も使っているといわれています。

それだけのエネルギーを使えば多くの老廃物が生じますが、それがどう処理されているかは長らく謎でした。

リンパの役割の一つに、身体の「下水道」の側面があります。

ですので通常、老廃物はリンパシステムによって運ばれていくのですが、“脳や脊髄にリンパシステムは無い”というのが解剖生理学の通説でした。

それが近年の研究の中

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病理的なフライエットの法則

前回のブログ 脊椎の生理的運動 ~フライエットの法則~ で、タイプ1・タイプ2・タイプ3のお話をしました。

今回はもう少し詳しくこれらのことを考えていきたいと思います。

まずフライエットの法則を簡単におさらいをしますと、脊椎の動きにおいて、

タイプ1は、脊椎が中立位の時に、側屈と逆側回旋を起こす

タイプ2は、脊椎が非中立位の時に、回旋と同側側屈を起こす

タイプ3は、脊椎の運動面が加わる毎

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脊椎の生理的運動 ~フライエットの法則~

脊柱はオステオパシーはもちろん、ピラティスやカイロプラクティックをはじめ、多岐にわたる分野で大切と考えられている器官です。

その主な理由は、脊柱の影響が脊柱はもちろん、身体の各神経や組織自体を、またはそれらを介して遠位へ影響し、さらに心身の動作にも影響するからでしょう。

さて、その重要な構造の一つである脊柱ですが、タイトルの通り、オステオパシーでは脊柱の動きに生理学的な動きの法則があると言われ

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オステオパスとは

オステオパスとは、オステオパシーの哲学にのっとり治療を行う者のことを言います。

オステオパシーの哲学とはなんでしょうか?

オステオパシーには、これをあらわす四つの原則があります。

それは、

① 身体は一つのユニットである。一人の人間とは、身体・思考・精神(body・mind・spirit)の単位である。

② 身体は自己調整、自己治癒、健康維持能力を持つ。

③ 機能と構造は相互に関係しあ

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オステオパシーとは

オステオパシーは1874年にアメリカのミズーリ州の医師、A.Tスティル博士が発表した医学です。

スティルは医師でありながら三人の子を髄膜炎で亡くし、当時の西洋医学は時には有害でもあるのではないか、と落胆しました。事実、その時代は水銀などを薬として処方していたこともあったようです。

スティルはその後、研究をしていく中で「解剖学的な身体の変化が病気を引き起こしている」という見地から、多くの人体解剖

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オステオパシーとスポーツパフォーマンス、そして健康。

オステオパシーはアメリカ発祥の徒手医学です。

アメリカでは医師はM.D(メディカル ドクター)とともにD.O(ドクター オブ オステオパス)の二つの資格があります。この二つはどちらも医師免許ですので、手術や投薬のできるお医者さんです。

オステオパシーは元々、D.Oたちが「薬を使わない医療」という哲学のもとに徒手療法を発展させていったものです。

そして今日では、その手技療法を主に行う者として、

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