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賑やかになったこの街で。

■世界最大手格付け機関の見立て。
・最近のニュース、「『世界最大手格付け機関/S&Pグローバル・レーティング社』予測、ベトナムは世界需要回復、国内課題解決で2024年末の一人当たりGDPは70万円」。
・上述の発表は「ベトナム経済は外部需要に大きく依存しているが、ベトナムの信用格付けを長期でBB+、短期でBと評価し見通しを安定的とした。今後12ヶ月間でベトナム経済が加速する」との見通しに基づいている。
・上述の背景には「半導体産業の成長サイクルも2024年のベトナムの成長を促進し、同産業の輸出が増加している」事も一因となった。

■ベトナムの経済成長は再び加速し始める。
・サービス面では「国境を越えた観光も回復しており、特に中国からの観光客の急増が見られ、観光総局データより2024年1月〜5月にベトナムへの観光客総数は前年同期比で165%増加」。
・また「海外直接投資(FDI)主導のセグメントが国内活動を促進し、より良い雇用機会と高い賃金が個人消費の成長を後押ししている」とも述べられた。
・余談、先日日本で暮らす旧友がベトナム出張に来られ「久しぶりに夕食でもどうだい」とご連絡を頂き繁華街で食事を楽しんだ。当然主要都市の街中は未だにテナント募集中の空家も多く見受けられるが、繁華街は多くの人で混み合っており、人の多さだけで比較すればコロナ禍前と同じ状況へ既に戻った事を実感し本報道内容「雇用機会と高い賃金が個人消費の成長を後押し」とも合点がいく。

■カッツカツのベトナム出張。
・ちなみに彼は出張する際、一週間ほどの滞在でハノイ、ダナン、ホーチミンと三拠点の事業業績を分析し、中枢メンバーとの経営会議、従業員との交流会等とかなりのハードスケジュールを精力的に熟している様子。
・私と同様彼もスポーツをしており体力には自信があるようだが流石に夕食後「少しリラックスしたい」と彼は言う。という事で彼行きつけのマッサージ屋へ向かった。到着し看板を眺めると、そこには『まじめなマッサージ店』と日本語表記で健全性を謳っている。
・流石彼のお気に入りのマッサージ店だけあり、技術も確かで、従業員も教育されており、かなりゆったりと優雅な一時を迎えられた。90分のフットマッサージの金額は1500円であった。今後彼の出張が増えていくならば、ある意味ベトナム経済回復のバロメーターにもなるだろから、賑やかになったこの街でまた乾杯しようじゃないか。

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