ワールドキャンサーデー〜対がん意識を高める日〜
本日、2月4日は「ワールドキャンサーデー」です。
「がん」は英語で「Cancer」と言います。
このワールドキャンサーデーでは、がんへの意識を
高め、 がんという病気に対して行動を起こすこと
を目的とされている日です。
例えば、病気のことをもっと知る、治療の実態を
理解する、がん罹患者の方とお話をするなど、
がん医療に対するギャップを埋める行動が世界
各地で行われています。
これは2000年2月4日パリで開催された
「がんサミット」から始まったUICC(国際対がん
連合)の取り組みがきっかけです。
過去記事ではがんについて知っておきたい知識を
まとめていますので、ぜひ今日という日に読んで
いただきたい記事です。
がんは現在2人に1人は生涯に罹患すると言われ、
3人に1人はがんを原因として亡くなるとされて
いるほど、がんという病気の罹患率は高まって
きています。
また、あらゆる病気の中でも、がんは群を抜いて
死亡率第一位の病気です。
これだけ身近な病気になっているにもかかわらず
がんに対して必要な備えをされている方はまだまだ
少ないです。
それは適切な知識を学ぶ機会がなく、どのような
備えをしたらいいのか分からないからではない
でしょうか。
ぜひ、ワールドキャンサーデーという今日を機に
少しでもがんについて知る動きをしてみては
いかがでしょうか。
まずは上記過去記事からでも読んでみてください。
また、がんに罹患した際は、治療費はもちろんの
こと、働けない期間の収入の減少、家族の看病に
よる離職など様々な影響が考えられます。
ぜひ、誰もがなりうる可能性の高い病気の1つと
して、健康な今のうちから対策をいただきたいと
思います。
がん保険など保障として備えるのももちろん
ですが、そもそもがんにならない体作りという
点も大切です。
がんを予防するためには下記のような生活改善
が考えられます。
・禁煙(受動喫煙を避ける)
・適度な運動をする
・塩分を控える
・お肉よりお魚を食べる
・野菜や果物を取り入れる
・飲酒は適量で抑える
・ストレスを溜めない
体は全て体内に取り入れるものでできています。
人間の細胞に負荷をかけるようなものはできるだ
け摂取しないように心がけましょう。
また、がんはある日突然やってきます。
自分の体を過信せず、定期的ながん検診などを
受診することをおすすめします。
私が本日このワールドキャンサーデーについて
書いているのは、実際に30歳でがんに罹患され
た先輩から、「今日はワールドキャンサーデー
だよ、がんの予防をしましょう」と毎年メール
をいただくからです。
現在その先輩は寛解され、同じ会社で元気に仕事
をされています。
がんが分かったのは毎年受けている健康診断の
血液検査でした。
再検査となり、再検査を受診したことでがんが
発覚しました。
再検査を受ける日程が少しでも遅れていたら、
命を落としていたかもしれないと医者から言われ
たと聞いています。
少しでも体調がおかしいと感じる時は、すぐに
病院で検査を受ける、健康診断などで指摘を受け
たら放置せず再検査を受けることを強く推奨しま
す。
私は大切な叔母をがんで亡くしました。
がんという病気の恐ろしさ、本人および家族の
苦しみは本当に辛いものです。
いつも最高の笑顔で私のことを応援してくれて、
小さい頃から大好きな叔母でした。
もっと自分の歩むこれからの人生を見せたかった
ですし、恩返しもしたかった。
だからこそ、私は叔母の分まで健康に強く生きる。
そして、少しでも多くの方に健康であってほしい、
そのために必要な情報や備えは積極的に発信して
いきたいですし、ご提案したいと思います。
今日という日を良い機会と捉え、ぜひ少しでも
多くの方にがんという病気を身近に感じ、健康な
生活習慣を取り入れてほしいと思います。
がんを知るということでは、私の後輩が携わって
いる「deleteC」というプロジェクトもぜひ
チェックしてください。
下記HPおよび過去記事をご参考ください。
また、15歳〜39歳を「AYA(アヤ)世代」と
呼びます。私もAYA世代の一人です。
Adolescent Young Adult(思春期・若年成人)
のことで、その世代の人を指します。
この世代の方は小児に好発するがんと、成人で
好発するがんの両方の影響を大きく受けると
されています。
学生から社会人、結婚、子育てなどとライフ
ステージの変化も目まぐるしく、このような
人生において大切な転換期でがんに罹患すると
大きく人生に影響を及ぼします。
ぜひ我々AYA世代は、特にがんへの備えを
十分にできているかどうかを確認していただき
たいと思います。
私自身も健康で楽しい人生を歩めるよう、
自分の身体としっかり向き合っていきたいと
思います。
両親の元、この世に生を受けたこの生命、
自分の与えられた身体を大切にしましょうね。
それでは。