老々介護奮闘記

🌟老々介護の年齢になりました。 日々 の奮闘を書いていきたいと思います 。🌟興味のあ…

老々介護奮闘記

🌟老々介護の年齢になりました。 日々 の奮闘を書いていきたいと思います 。🌟興味のある方、是非読んで一緒に闘ってください。

記事一覧

#38 コロナになりました

7月末からショートステイに出かけた母。帰宅する日に施設から電話があった。 『コロナ患者さんが出て、その方と濃厚接触しておられたので、帰宅することができません。施…

#37紫斑にビックリ

母の手や足に、紫斑ができている。 どこかで打ったのか、だれかが強く握ったのか。 私が、夜トイレで起きる時、引っ張ってついた紫斑かも。 眠いので、私も少し乱暴に扱っ…

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#36梅ジュース

我が家の梅の木にも梅の姿は見えない。今年は梅が不作だそうだ。 母は、梅干しをたくさん作っていた。塩漬けをして、干し梅。 紫蘇につけて梅干し。 梅酒も年代物があった…

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#35通院する病院の変更

『調子はどうですか。』 「いいです。」 毎回、先生の質問にこう答える母。 内科なのに、聴診器も母にあてない。 パソコンを見つめたまま、薬の話しになる。 私が、母の状…

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#34 デイサービスとショートステイ

週2回のデイサービスと月2回のショートステイ。 生活リズムが定着してきた。初めは、行きたくないと、毎朝のように呟いていたが、最近は黙って行くことにしている。 私も…

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#33 相続登記申請

法務局へ到着。 前回指導を受けた書類を訂正したり、相続登記申請書類を記入し持参した。前回指導してくださった方が、数組の方々に忙しく対応しておられた。 「ちょっと待…

#32 法務局での相談

法務局へ予約をいれた日が来た。 待っていると、時間通りに呼ばれた。 「今日相談したいことはどんなことでしょうか?」 『相続登記について書類を作って印ももらってきま…

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#31 目があかん

「目が開かん、どうしたんかな?ちょっと起こして、目を開けて」 母が、急に叫ぶ。 『眠たいの、手で開けてごらん。』 「開かん、開かん、開けれん。」 私が手で瞼を開ける…

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#30 相続登記

父方の従兄弟が、久しぶりに連絡をしてきた。何事かあったのかと心配した。 相続登記の話であった。家の名義が、なくなった祖母の名義だったようである。祖母には子どもが…

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#29 すき焼き

5月4日土曜日 叔母達が集合した。 運転免許をもった叔母は、一人もいなくなった。息子や娘の運転でやってきた。 みんな大きくなったので年の差を感じなくなった。 美味し…

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#28 5月の連休

母の妹達が5月の連休に田舎へやって来る。誰も自分で運転できる人はいない。 母は、94歳。 県外の施設に入居している妹93歳。4人の妹は同県に住んでいる。 家族と同…

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#27 おかえりなさい

「おかえりなさい。」 ショートステイから、16:30に送ってもらい帰宅。 送迎の職員の方にお礼を言い、 「何かあげるものはないかな。」と、 母が言う。 お世話になったので…

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#26 伯母の死

父は、58歳で亡くなった。膵臓がんであった。 病気一つしたことがなかった父であったが、癌が見つかって手術をしたが、余命3ヶ月と言われた。 母は、54歳であった。 …

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#25 熟睡

母がショートステイに行ったので、昨晩は、23時に眠り、8時30分起床。9時間30分も眠っていた。 途中トイレに起きることもなく。 この年で長時間よく眠れたものだと…

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#24 喧嘩

今日から母はショートステイに出かけている。今回は、4泊5日のお泊まり。 私は、その間英気をやしなう。今回は、親友に会い、カラオケに行くことにしている。久しぶりの…

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#22 強気の母

1mgの追加で、よく寝てくれる日が続いてくれると信じていたが、数日で裏切られ、いつもの夜がやってきた。 「お腹が苦しい。背中が痒い。腹がくるしい。足がつる。トイレ…

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#38 コロナになりました

#38 コロナになりました

7月末からショートステイに出かけた母。帰宅する日に施設から電話があった。
『コロナ患者さんが出て、その方と濃厚接触しておられたので、帰宅することができません。施設の方で様子を見させてもらいます。今のところ熱もないです。コロナ検査をしたら、陰性でした。様子を見ていきます。』とのこと。
予防接種をしてるし、大丈夫かな。
なりませんようにと祈るばかりであった。陰性のままななら帰宅できるので心配されないよ

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#37紫斑にビックリ

#37紫斑にビックリ

母の手や足に、紫斑ができている。
どこかで打ったのか、だれかが強く握ったのか。
私が、夜トイレで起きる時、引っ張ってついた紫斑かも。
眠いので、私も少し乱暴に扱っているような気がする。
母に聞くと、
「どこでなったかわからんわ。痛くないし。」
私は、見るたびに私がつけたのかもと、気になる。
デイサービスやショートステイへも行っているので、その時かもしれない。
出かける前には、神経質に紫斑をチェック

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#36梅ジュース

#36梅ジュース

我が家の梅の木にも梅の姿は見えない。今年は梅が不作だそうだ。
母は、梅干しをたくさん作っていた。塩漬けをして、干し梅。
紫蘇につけて梅干し。
梅酒も年代物があった。
今年は、梅を見せてあげられないと思っていたら、近所の方がたくさんくださった。ありがたや。
早速、梅を母に見せる。
「これは、ええ梅じゃ。梅干しにしんさい。」
『はいはい。やりますかね。』
梅干しは、手間ひまがかかり、塩辛くなり、なかな

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#35通院する病院の変更

#35通院する病院の変更

『調子はどうですか。』
「いいです。」
毎回、先生の質問にこう答える母。
内科なのに、聴診器も母にあてない。
パソコンを見つめたまま、薬の話しになる。
私が、母の状態を話す。
『目が開かなくなったり、胸が苦しいといったりするのですが。パーキンソンの症状ですかね。』
医師は、
『内科なのでパーキンソンのことはわからない。心配なら、脳神経内科を紹介する。』と。
それはそうかもしれないが、もう少し親身に

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#34 デイサービスとショートステイ

#34 デイサービスとショートステイ

週2回のデイサービスと月2回のショートステイ。
生活リズムが定着してきた。初めは、行きたくないと、毎朝のように呟いていたが、最近は黙って行くことにしている。
私も母がショートステイへ行っている時は、朝までぐっすり眠ることができる。眠ることは、大切である。
初めは、2泊3日であったが、3泊4日にして、少しゆっくりできる気がする。
自分の予定もたてやすくなってきた。友達とランチ、同窓会のバーベキュー、

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#33 相続登記申請

#33 相続登記申請

法務局へ到着。
前回指導を受けた書類を訂正したり、相続登記申請書類を記入し持参した。前回指導してくださった方が、数組の方々に忙しく対応しておられた。
「ちょっと待っていてください。」
数組の対応が済んで、私の番になった。書類を出してお尋ねをすると、嫌な顔一つされず、確認して指導してくださった。
「これで申請してください。」
『いいんですか。大丈夫でしょうか。』
「大丈夫。申請しましょう。」
申請番

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#32 法務局での相談

#32 法務局での相談

法務局へ予約をいれた日が来た。
待っていると、時間通りに呼ばれた。
「今日相談したいことはどんなことでしょうか?」
『相続登記について書類を作って印ももらってきました。確認して何か不足がありましたら教えてください。』
「では、見せてもらいます。」
「不足があります。相続人の住民票。提出される方の委任状」
遺産分割協議証明書は、大丈夫であった。叔母達の印を再度もらいにいかなくてもよかった。やれやれで

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#31 目があかん

#31 目があかん

「目が開かん、どうしたんかな?ちょっと起こして、目を開けて」
母が、急に叫ぶ。
『眠たいの、手で開けてごらん。』
「開かん、開かん、開けれん。」
私が手で瞼を開けるようにするが、なかなか開かない。やっとのことで少し開く。
寝る時の薬が効きすぎて、眠いのかな。そんなことが1日に何度も起こるようになった。
昼夜逆転になって、昼間眠くなってしまうのか。
パーキンソン病が進行したのか。
いろいろ考えてみる

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#30 相続登記

#30 相続登記

父方の従兄弟が、久しぶりに連絡をしてきた。何事かあったのかと心配した。
相続登記の話であった。家の名義が、なくなった祖母の名義だったようである。祖母には子どもが6人いたが、一人生存なだけで5人は亡くなっている。そうなると5人の子どもの子ども要するにいとこ達の遺産分割協議証明書や、印鑑登録証明書等が必要となるようである。
亡くなったいとこもおり、その子どもの証明書が必要になるようで、とても大変で司法

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#29 すき焼き

#29 すき焼き

5月4日土曜日
叔母達が集合した。
運転免許をもった叔母は、一人もいなくなった。息子や娘の運転でやってきた。
みんな大きくなったので年の差を感じなくなった。
美味しくて柔らかい牛肉を買ってくる叔母。
メロンやミカン等のフルーツを持ってくる叔母。
お菓子を持ってきて、仏壇にお供えをしてくれる叔母。
みんな、生まれた家にもどり子どもになる。
母は、嬉し涙を流す。
久しぶりのすき焼き。
柔らかいお肉をみ

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#28 5月の連休

#28 5月の連休

母の妹達が5月の連休に田舎へやって来る。誰も自分で運転できる人はいない。
母は、94歳。
県外の施設に入居している妹93歳。4人の妹は同県に住んでいる。
家族と同居の妹89歳。
一人暮らしの妹88歳。
家族と同居の妹85歳。
家族と同居の妹77歳。
さすがに県外の妹は、もう来ることはできない。時々電話をしてくる。自分の思いはきちんと話すことごできる。県内の妹達は、息子や娘の運転でやって来る。みんな

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#27  おかえりなさい

#27 おかえりなさい

「おかえりなさい。」
ショートステイから、16:30に送ってもらい帰宅。
送迎の職員の方にお礼を言い、
「何かあげるものはないかな。」と、
母が言う。
お世話になったのでお礼にと思っての言葉であろう。私は、何も用意していないので
『何もないわ。ごめんなさい。』と、しか言えなかった。
部屋に入り、ソファーに座るなり
「もう、どこへも行かない。家でゆっくりするのがいいわ。」と。
いつもの言葉である。

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#26 伯母の死

#26 伯母の死

父は、58歳で亡くなった。膵臓がんであった。
病気一つしたことがなかった父であったが、癌が見つかって手術をしたが、余命3ヶ月と言われた。
母は、54歳であった。

父の兄嫁、私から言えば伯母である。その伯母が、先日亡くなられた。
99歳であった。デイサービスやショートステイへ出かけていたが、どこかでコロナになり、入院した。1週間位で退院できると思っていたが、コロナは伯母の身体を蝕み亡くなった。

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#25 熟睡

#25 熟睡

母がショートステイに行ったので、昨晩は、23時に眠り、8時30分起床。9時間30分も眠っていた。
途中トイレに起きることもなく。
この年で長時間よく眠れたものだと自分で感心した。
夢も見ず、目も開かず、トイレにも行かず。これを、熟睡と言うのであろう。
母は、ショートステイで声を出して呼び、お世話になっているのであろう。
介護士の方は、夜勤で仕事として働いているので大丈夫だと聞かされた。
家族の人は

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#24  喧嘩

#24 喧嘩

今日から母はショートステイに出かけている。今回は、4泊5日のお泊まり。
私は、その間英気をやしなう。今回は、親友に会い、カラオケに行くことにしている。久しぶりの友との再会、そして大好きなカラオケ。
ランチをしながら、老々介護の愚痴を聞いてもらう。
友は、老人ホームの理事長。プロである。いつもさりげない言葉で私を勇気付けてくれる。
今回は私と母が大喧嘩をする話をした。するとさらりと、喧嘩をしながらお

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#22  強気の母

#22 強気の母

1mgの追加で、よく寝てくれる日が続いてくれると信じていたが、数日で裏切られ、いつもの夜がやってきた。
「お腹が苦しい。背中が痒い。腹がくるしい。足がつる。トイレ。」
夜間に何度も起こされる。母も寝不足ではないかと心配するが、本人は、「よく寝ている。起こしたりしてない。」とのこと。
本気で話してもわかってもらえない。
私は、自分の睡眠を確保しなければと思っている。
寝入り端の数時間、朝方の数時間で

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