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#37紫斑にビックリ

母の手や足に、紫斑ができている。
どこかで打ったのか、だれかが強く握ったのか。
私が、夜トイレで起きる時、引っ張ってついた紫斑かも。
眠いので、私も少し乱暴に扱っているような気がする。
母に聞くと、
「どこでなったかわからんわ。痛くないし。」
私は、見るたびに私がつけたのかもと、気になる。
デイサービスやショートステイへも行っているので、その時かもしれない。
出かける前には、神経質に紫斑をチェックしてしまう。
時には、これは、我が家でついた紫斑ではない、というのもある。
デイサービスやショートステイへ行った時に、どこかで打ったりしたものかもしれない。
紫斑を見ると痛々しくて悲しくなる。優しく接しなくては、と思いながら日々接するようにしている。
が、夜になると眠いこともあり、きつめにさわっているのかもしれない。
介護士さんは、
『ちょっとぶつけただけでも紫斑はできるから、あまり心配しないように。』
と慰めてくださる。
優しく、優しく、丁寧に。
紫斑は、見たくない。消えるまでに結構時間がかかる。
綺麗になったな、と思っていたらまた、次にできている。
紫斑ゼロになることは、ないのであろうか。


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