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#36梅ジュース

我が家の梅の木にも梅の姿は見えない。今年は梅が不作だそうだ。
母は、梅干しをたくさん作っていた。塩漬けをして、干し梅。
紫蘇につけて梅干し。
梅酒も年代物があった。
今年は、梅を見せてあげられないと思っていたら、近所の方がたくさんくださった。ありがたや。
早速、梅を母に見せる。
「これは、ええ梅じゃ。梅干しにしんさい。」
『はいはい。やりますかね。』
梅干しは、手間ひまがかかり、塩辛くなり、なかなか美味しいのができない。
私は、もっぱら梅ジュースに梅ジャム。
梅ジュースは、1キロの梅に、1キロの氷砂糖を重ねて瓶に入れる。10日間毎日瓶を揺する。そして、1ヶ月半位つけておくと、飲めるようになる。
昨年の梅ジュースがまだ残っており、今は、それを飲んでいる。
梅ジャムは、梅を茹でて、冷まし種をとって砂糖をいれて煮る。甘さは、加減しながら砂糖を入れていく。
なかなか、手間であるが、母の仕事と比べるとすごく簡単に早く片付く。

母に梅ジャムをパンにつけて食べてもらう。
「ちょっと酸っぱいなあ。まあ、食べれるわ。」
梅が、おわると暑い夏がやって来る。梅を食べて母と乗り越えるぞ。



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