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わたしが死ぬほどスキつけたいやつ2

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わたし的にスキが100個ぐらいじゃたりねぇなーと思うnoteを保存していくマガジンの二冊目。
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#エッセイ

心がほわっとした話

心がほわっとした話

ツイッター改めエックスで「三毛猫可愛い選手権」というのをやっていたので、我が家の「ミケちゃん」の写真を貼り付けて参加してみた。
そのタグにはすでに全国から千を越える数の写真が集まり、ツリーは盛大な三毛猫まつりとなっていた。猫好きな方にはぜひご覧いただきたいと思う。
誰もが自分の愛猫が世界で一番可愛いと思うのは自明の理というものだが、冷静・客観的に見ると「ミケちゃん」が世界一可愛い顔をした三毛猫とは

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Dear

Dear

なにか書こう、なにかを表現しよう。
できるのなら、美しい言葉を書きたい。
不特定の誰かがこの文を読んでる姿を、つい妄想する。

ペン、止まる。なにを書けばいいのかわからなくなる。

この感覚、知っている、覚えがある。
妄想先の相手が読んでいる目が、私の意識の中に介入してくる。

わたしが統合失調症の症状が酷かった頃のこと。
自分の考えてることが相手に筒抜けという妄想から、
相手の仕草や反応、目が、

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リロードボタン

リロードボタン

時の流れと共に日常が過ぎていくなか。
哲学とは、ひとりリロードボタンを押す行為だと思っている。
「とは」を、自分の中へ落とし込んでいる。

「これ、なんて言えばいいのかな…」誰かが話の途中で、頭のリロードボタンを押している。

そこに、つっかかるなにかさえ、出てこなければ、卒なく過ごせて行けるのに。
なにかをキャッチしてしまったからには、そこで回転してしまう。

この、ぐるぐる渦を巻いていることを

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自分を愛する。

自分を愛する。

自分を愛するってなんだろう。
多分、朝、起きたら、体を伸ばすことなんだ。歯を磨くことなんだ。
机に散らばった消しゴムのカスを片付けることなんだ。

世の中でいう「一般的な素敵」になることじゃない。
「自己肯定感を上げる」「最強のメンタルを持つ」
そんな風に自分が変わりたいなんて、
今の等身大の自分を愛せてないから言えるのかな。

自分の幸せは自分で見つけなさい。なんて、回答集のない問題集を突きつけ

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マンガを描くうえで気をつけてること。

マンガを描くうえで気をつけてること。

今回は内容より、レイアウトの話をしたいと思います。

わたしの著書をご存知の方は気づいていらっしゃるかもしれませんが、
内容を読みやすくするように心がけてます。(noteの記事は別です。)

統合失調症の方が読んでも苦にならないように心がけてます。

わたしがやってること・文字を少なく
・絵をシンプルに
・コマ割り
・さいごに

・文字を少なくこれはわたしの実体験に基づいて描いています。
わたしは

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量産型不安系

量産型不安系

いつも心配してる人がいる。
その人にとって心配とはクセであり、もはや趣味なのではないか。
そう言う、わたしもなにかしら不安を抱えてないと日常を送れない。

不透明な今の世の中は不安を生み出すのにうってつけだ。

今欲しい知識に何が真実か明確に証明できるものがない。

Webの記事をシェアしては、簡単に人を不安の世界へ誘い込める。
なにが本当で、なにが陰謀で、なにが親切なのか。

個人の見解に任せら

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雨の音が許せなかった。

雨の音が許せなかった。

ゲリラ豪雨の夕暮れ。
「良くもまぁ出来たもんだな」とわたしは関心していた。

雨の音に耐えられない時期があった。

不調が真っ只中になると、この地面を叩く水滴の音が、ヘビメタの破壊音と同じように聞こえるのだ。

ギターを叩き割るように、耳に轟く雨音、
わたしはギュッと耳を掴む。

恐怖感から、「雨の音に癒される」っていう母の言葉は信じられない。というか、怯えるわたしは同じものに癒される事実が許せな

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キャプテン翼でメチャクチャになってしまった人間の話

キャプテン翼でメチャクチャになってしまった人間の話

キャプテン翼。このタイトルを見て、人は何を思うでしょうか。
ある世代の方々にとっては、イノセントな記憶。ある方にとっては青春の破片。そしてリアルタイムからはぐれた者たちにとっては「ぼんやり知っている、ボールが友達である少年の物語」という認識ではないでしょうか。私にとってはそうでした。主人公のキャラクターはうっすら知っているけれど、詳細なお話までは知らなかった。

しかしその淡く牧歌的な印象の物語に

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孤独を教えて・・・

孤独を教えて・・・

大丈夫だよ

角度や・取り込み方が違うだけで、
みんなと見ているものは、
同じだから。

同じサイコロを見ていても
1と6の面のように、
君にしか見えないもの
わたしにしか見えないもの

違くても、同じもの見ているから。
ただそれが、みんなと違うという孤独感を
背負わせているだと思う。

想像してみて、

君が1を教えてくれて、わたしが6を伝えた未来を
きっと、今より全体がリアルに見えてくるよね。

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僕の作品を使って、知らない誰かが受賞していた件

僕の作品を使って、知らない誰かが受賞していた件

小説・エッセイ・詩をはじめ、俳句・川柳・短歌などを対象に行われている文学賞。
芥川賞や直木賞のように財団や出版社が主催しているものの他に、協会、都道府県、さらには市町村が主催しているものを含めれば、大小さまざま、膨大な数の文学コンテストが全国各地で行われていますよね。

その中のひとつ、とある地方の、とある文化施設が昨年行った、とある文学賞に、誰かが僕の作品を使って応募し、しかも受賞していたことが

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夕焼けってどんな味がするのかな。

夕焼けってどんな味がするのかな。

最近、わたしは関わった人に度々出したりしてる
「夕焼けってどんな味がすると思いますか?」
この話題。

-塩っぽい。焼鳥の味。かき氷のシロップの味。

当たり前だが人によって違う。

ちなみにわたしは「甘酸っぱい」
夕焼けをみると、胸がキューっと切なくなるから。
それは梅干しを見た時、口の中に湧き出る唾液のように
感情が体内から湧き上がるから。

きっと、身体にとって夕焼けは、梅干しのように甘酸っ

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ブーメランが突き刺さって涙が溢れた午後1時

ブーメランが突き刺さって涙が溢れた午後1時

私のTwitterは、いわゆる「病み垢さん」という人たちが多い。

私自身も「統合失調症」という疾患名をアカウント名に入れているし。
ソレに関したマンガも出しているから
類は友を呼ぶように繋がっていく。

フォローしている人は
「今日も死ねなかった」「今日も生きた自分えらい」「主治医きらい」
様々な生存報告のような、慰めのような、普段生活の中では言えない。
ロウソクの炎のように一息で消えてしまいそ

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ノベル大賞に落ちて色々考えたこと

ノベル大賞に落ちて色々考えたこと

ノベル大賞という賞に長編小説を投稿していたんだけど、二次審査は通過できずに落ちてしまった。
それは恥ずかしながら書いていない時期も含めて五年ぐらいかけてたもので、そんな甘くないとはおもっていたけど、結果を見て、結構ショックだった。あんまりにも時間をかけすぎてしまったんだな、ずいぶんと時間がたっちゃったなあとおもった。

ここからまた新しいお話を書くのかっておもったら、へこたれてしまった。
わたしは

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私は、・・・

私は、統合失調症です

私は、猫が好きです

私は、人も好きです

私は、自然が好きです

私は、ほっこりとした感覚が好きです

私は、穏やかな空間が好きです

私は、太陽が心地いいお部屋が好きです

私は、包んでくれるお布団が好きです

私は、みんな大好き

私は、少し、知ってます

私は、統合失調症です

私が、お花を飾ろうとハサミを持つと
怯える人がいます

私が、夕飯に野菜を分けようと包丁

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