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マンガを描くうえで気をつけてること。

今回は内容より、レイアウトの話をしたいと思います。

わたしの著書をご存知の方は気づいていらっしゃるかもしれませんが、
内容を読みやすくするように心がけてます。(noteの記事は別です。)

統合失調症の方が読んでも苦にならないように心がけてます。

わたしがやってること

・文字を少なく
・絵をシンプルに
・コマ割り
・さいごに

・文字を少なく

これはわたしの実体験に基づいて描いています。
わたしは病状をしんどかった時、文字が読めませんでした
文字が並んでるだけで読むことを諦めてしまう時期があったからです。
その分、絵で表現するようにしてています。

・絵をシンプルに

先程、絵で内容を表現するというように書きましたが
わたしの絵がゴチャゴチャし過ぎないようにも心がけてます。
物足りないくらい空きスペースを作ったりしてます。
それは情報量が多いと疲れてしまう統合失調症の性質を意識しています。

・コマ割り

これも出来るだけシンプルにある程度パターン化させてます。
あまり読み手の目を動かさせないようにしてます。
これはわたしの病状がしんどい頃、躍動感のあるコマ割りのマンガを読んだ時、
眼球上転になった経験から、できるだけ視界を激しく運ばさせないようにしようと思いました。

・さいごに

わたしの実体験を基に描いているので、しんどかった頃のわたしにとって読みやすくしてる工夫なので万人受けはしないと思います。

マンガは「読み手に文字と絵で的確に伝える」にはとても良いツールだと、わたしは思ってます。
なので、情報を減らし過ぎてもいけない。伝わらないと思います。
情報が少な過ぎるとそれは相手の想像力に任せていることであり、
本来のマンガの良さが活かしきれてないことになります。

そこは、読み手が疲れない漫画を目指しているわたしの腕の見せ所になると思います。
そこは日々探求を重ねています。

(ちなみにこの文章のマンガという文字が漢字になったりカタカナになったりするのも視覚情報から、どちらで表現したほうがスムーズに読めるかを考えてます。
一般的には統一した方がいいと思うのですが、漢字やカナに区別することで、読みにくかったり。疲れた視界への切り替えの代わりになったりします。)

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