雪町子

NY在住の四コマまんが&物書き。
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短編小説新人賞の入選作品に選んでいただけました

Webマガジンコバルトでやっている短編小説新人賞の入選作品に、わたしの物語を選んで頂けました。 タイトルは『少年夏色タイムリープ』。 タイトルでわかる方もいるんじゃ…

17時に会おうと言ったきみがやってきたのは19時だった。冬だった。間違えたと、似ているからと、慌てて告げるきみに嘘はないのだろう。でも突然無理だとおもった。凍えるわたしに一言もなかったので。うっかりものの愛らしいきみは許されることに慣れてしまった、こちらは慣れることなどないのに。

電球が切れてしまったから、背の高い男子にキュキュキュキュと替えていただきたい。と、思いながら私は脚立に登り、自分でキュキュキュキュ替えるのだ。生き返ったかのように明かりは煌々と灯り、この部屋の惨状を余すことなく照らし出す。まず背の高い男子を呼ぶには足の踏み場をつくらねばならない。

飛び立ってみた雛鳥、頭をよくぶつける

新卒で入社して二年目の初夏だった。 不動産の仲介屋のおねえさんが連れて行ってくれたその部屋は、二つ目の物件だった。都電荒川線がすぐ近くを通り、踏切の音が近い。三…

今あげた記事は1年半前に上げた記事と同じ内容です。『一駅ぶんのおどろき』に新しく書いたものを出来たら投稿しようとおもってるのだけど、過去に書いたやつにもなんかないかな〜と探してたら、あっ、あれは驚いた!と思い出したので。再構築されるようなおどろき。今や4歳半間近なふうか氏です。

さんかくのおさら

パスタを出した瞬間、当時もうすぐ4歳のふうか氏に泣き叫ばれた。 「チガウ!」と皿を落とそうとするので、おいおい違くねーよと皿を回避。 パスタは好きなはずなのに。最…