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読書メモ

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noteで記事にまとめる前の簡単な読書メモです。A4用紙や付箋紙(75mm×75mm)に描いたマインドマップ付き。
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2022年9月の記事一覧

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』18

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』18

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第3章 Medication(くすり)

こうすれば「最高の老後」②

サプリメントはほぼ不要

日本人の場合、必要なビタミンの多くが「足りている」

唯一欠乏のケースが多く報告されているのが、「ビタミンD」

マルチビタミンの効果
→心血管疾患やがんなどの発症頻度や死亡率に大きく変わりはない

ビタミンにも副作用(危険性)はある
→過剰摂取で副作用が生じる

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』17

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』17

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第3章 Medication(くすり)

こうすれば「最高の老後」①

かかりつけ医・かかりつけ薬局を決める

特に修理が必要な臓器だけを専門家に任せて、残りの部分はかかりつけ医に任せるのが理想

薬の管理という点でも大きなメリットが生じる
→ダブルチェックできる

かかりつけ医として最適なのは、内科、一般内科、総合内科、総合診療、家庭医療

かかりつけ薬局は、自

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』16

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』16

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第3章 Medication(くすり)

老化でこうなる②

薬が「正しい」「間違っている」の判断は、とても高度な知識が要求される

その判断は、「効いているか」「効いていないか」の単純なものではない

常用薬の場合は、小さなミスでも積み重ねが大きくなる
→無視できないほどの大きな影響をもたらすことになってしまう

高齢者にとって「益よりも害になることのほうが多い

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』15

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』15

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第3章 Medication(くすり)

老化でこうなる①

薬は適材適所で使うことで、とても大きな手助けになる

どんな薬にも副作用がある
→薬から得られるメリットと、副作用のリスクを天秤にかける
→メリットがリスクを上回ると判断されると薬が必要になる

医師同士のコミュニケーションがないと、薬の問題を引き起こす
→重複して効果の同じ薬を処方されることがある

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』14

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』14

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第3章 Medication(くすり)

「ポリファーマシー」という問題

ポリファーマシー:患者が数多くの薬を飲んでいる状態

「ご飯が喉を通らない」という訴え
→全部で20種類以上薬を服用。錠数にすると1日40錠を超えていた
→さらに、総合感冒薬も服用していた
→数ヶ月かけて薬を半分に減らすと、元気になっていった

病気によっては、多くの種類の薬を飲まなければ

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』13

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』13

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 Mind(こころ)

こうすれば「最高の老後」③

認知症のリスクのうち4割くらいが修正できる可能性のあるリスク

若いころの教育の充実、中高年期の高血圧治療、節酒、ダイエットなど

うつ病の予防も小さいことの積み重ね

小さな脳梗塞の積み重ねがうつ病の発生と関連していることを示唆する報告がある
→高血圧や脂質異常症といった生活習慣病のあぷろーちは、うつ病

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』12

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』12

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 Mind(こころ)

こうすれば「最高の老後」②

認知症の「修正可能なリスク」

高血圧、糖尿病、脂質異常症(コレステロールの問題)、肥満、喫煙、飲酒、など

↑これらのいずれも、修正したからといって認知症のリスクを低減できるかまでは、はっきりとわかっていない

定期的な健康診断と生活習慣病治療が、認知症予防にとっても重要なものになるかもしれない

食事

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』11

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』11

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 Mind(こころ)

こうすれば「最高の老後」

病気は予防できるなら予防するに越したことはない

認知症の予防はできるのか?

良質な科学的根拠のある介入法はあまりない

その一方で楽観論も報告されている

運動は認知症を予防するか?

観察研究は、因果関係を示すものではない

運動と認知症リスクは逆の相関がありそう(因果関係を示すものではない)

7時

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』10

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』10

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 Mind(こころ)

老化でこうなる②

認知症の原因はさまざま(p.124)

もっとも多いのがアルツハイマー病(50%以上)

次に多いのが、脳血管性認知症

↑上記2つは、加齢とともに頻度が増えるが、現段階では直すことができない

治る認知症もある

ビタミンB欠乏症など

高齢者に頻発する「せん妄」

65歳で入院した人の約3割まで「せん妄」が見ら

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』9

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』9

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 Mind(こころ)

老化でこうなる①

老化で脳が縮むと起こること

時間がくると脳細胞は死んでいく

残存して生き残った細胞の容積自体も萎縮していく

アミロイドβの沈着が見られるようになる

すべての脳の機能が衰えるわけではない

低下しやすい能力(個人差もある)

エピソード記憶、作業記憶、遂行記憶(物事を順序立てて遂行すうる機能)

低下しない能

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』8

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』8

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 Mind(こころ)

認知症 = アルツハイマー病ではない

70代女性のBさん、アルツハイマー病の疑い

物忘れが最近急に激しくなった

血圧が高い

足にむくみが見られた

物忘れの原因は甲状腺機能低下(アルツハイマー病でも、うつ病でもなかった)

認知症は原因の見極めが大切

認知病には治療可能なものもある

アルツハイマー病は認知症の最多原因だが、

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』7

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』7

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第1章 Moblity(からだ)

こうすれば「最高の老後」➁

足のケアが大事

何ともないと感じても、足の病気や異常があったりする

糖尿病にかかってしまうと、足の感覚が弱くなる

糖尿病になって感染症にかかりやすくなっている場合、足の傷から重大な感染症にかかることがある

足のケアは転倒防止にも重要な役割を果たす

比較的底が薄い運動靴やスニーカーが転びにく

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』6

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』6

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第1章 Moblity(からだ)

こうすれば「最高の老後」①

運動は体にいい

下記のリスク低下と関連がある(因果関係ではないが、密接な相関はある)

死亡

心血管疾患

高血圧

がん(8種類)

認知機能、生活の質、睡眠の質を改善する

どれくらい運動をすればよいのか

まず0より1

増やせば増やすほどよいというものでもない

大切なのは続けられるか

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【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』5

【読書メモ】山田悠史『最高の老後 「死ぬまで元気」を実現する5つのM』5

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第1章 Moblity(からだ)

老化でこうなる②

腰痛は必ずしも老化のサインではない

骨粗鬆症を背景にした腰椎の骨折による腰痛は高齢者特有のもの

高齢者はビタミンD欠乏症が多いことでも知られている

膝の痛み

原因はさまざま

加齢とともに増えるのは、変形性関節症
→歩けなく要因となる

膝を酷使してきた度合い、肥満のような生活習慣、職業に関連したリス

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