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テレビや動画など、番組にまつわる感想などを書いていきます。
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公暁の読み方

公暁の読み方

鎌倉殿が終わって、どうする家康が始まっている。それなのに、未だに鎌倉殿の記事が見つかるのは、鎌倉殿ロスを抱えている人がいる証拠なのかもしれない。視聴率が高かったわけではないが、ハマった人には相当ハマる内容だったのだ。

公暁の読み方が「くぎょう」ではなく「こうぎょう」なのかと違和感を覚えたが、最近の学説はこうぎょうが正しいとされているようだ。よくもまぁ、そのようなところに問題提起したなと思ったが、

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話題は採点

話題は採点

採点のことでここまで物議を醸すのはM-1くらいではないか。今大会は新たに山田邦子さんと華丸大吉さんが登場した(大吉さんは以前もやっているので、正確には再登場だ)。上沼恵美子さんとオール巨人さんがいないM-1は何だか不思議な感じもした。

山田さんの採点がブレ過ぎだと一部で騒がれているようだ。でも、審査員として選ばれているのだから、仕方ないんじゃないかとも思う。好みは人それぞれだし、だから7人も審査

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政子の演説

政子の演説

1年間見続けてきた鎌倉殿の13人、ついに来週で最終話を迎える。今までも大河ドラマを何作か1年間見続けてきたが、ここまで楽しく、ハラハラしながらストーリーを追ってこられたのは初めてだったかもしれない。そして、最終回1話手前の今日の話は、このドラマの集大成だったのではないか。

今日のメインは北条政子の演説だった。教科書に載っているくらい有名な話で、朝廷と戦う覚悟を御家人に示した名演説だ。吾妻鏡に残っ

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「タイトルだけは決まってる」- ドキュメント20min.

「タイトルだけは決まってる」- ドキュメント20min.

今日の未明にNHKで妙な番組を放送していた。ドキュメント20min.という番組で、番組のタイトルをルーレットであらかじめ決めてしまい、それをどういう番組にするかを5人の著名人が話し合うというもの。きわめて実験的要素の強い内容だ。

ルーレットで決められた言葉から連想されるものを次々に発想していく。お笑い芸人、タレント、ラッパー、構成作家、漫画家。まったく違う職業だが、何かを創り出す「クリエーター」

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ラジオの利点

ラジオの利点

防災のためにラジオを購入した。これで携帯の充電もできるし、懐中電灯の代わりにもなる。もしも時は起きてほしくないが、起きてしまった時には安心というものだ。

ラジオは今やスマホでも聴けるので別にそのための機器はいらないのでは?と思うかもしれないが、災害時にスマホをずっとつけておくのは得策でない。スマホの電池は大変貴重なものになるはずだ。だから少しでもスマホを温存するためにもラジオを持っておく必要があ

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出川さん

出川さん

先日のプロフェッショナルに出川さんが出ていた。芸能人に焦点を当てれば必然と視聴する人が増えるだろうが、若かりし頃の出川さんが、どうしてここまで人気を得たのか?というのは気になるところである。

それはNHK_PRにもディレクターのコメントとして書かれており、取材側もそういう意図があったのかとわかる。

簡単に言ってしまえば、出川さんのスタンスに時代が追いついてきたのだろう。やっていることは昔と変わ

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鎌倉殿の後半戦

鎌倉殿の後半戦

小学生の頃、図書室で日本の歴史を借りてきて読むのが好きだった。その中でも特に好きだったのは、源平合戦、戦国時代、明治維新だったように思う。今思えば全部時代の変わり目で、それだけドラマチックな感じに見えたのかもしれない。

昨日放送された鎌倉殿の13人では、これまで物語を引っ張ってきた頼朝が亡くなった。鎌倉幕府を開いた人物でありながら、御家人だけなく身内をも粛清する姿が視聴者の反感を呼び、必要悪のよ

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裏方の役割とは?

裏方の役割とは?

配信サービスを最近色々とあるが、NHK+もなかなかよい。NHKと契約していれば見逃した番組を1週間なら配信で見ることができる。鎌倉殿の13人を楽しく見ているので、それ関連の番組を何気なく探していたら、3日に放送されたプロフェッショナル 仕事の流儀は小栗旬さんの特集であった。

ディレクターと小栗さんのやり取りがメインで、なかなか掴みどころのない小栗さんだが、共演者やスタッフに対する思いやりに目を見

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フィクションと言えども

青天を衝けの後も変わらず大河ドラマを見続けている。今回は三谷作品ということもあり、始まる前からの期待も高かった。資料があまり残っていない平安後期~鎌倉時代初期をどのように描くのだろう…と思っていた。

今日は「亀の前事件」と呼ばれる頼朝の正妻(政子)と妾(亀)の間で繰り広げられた抗争を描いた。そもそも、頼朝が正妻を持ちながら妾を愛でていたことが政子の知るところになり、こうした騒動に発展したそうだ。

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奇跡のレッスン―岩隈久志さん―

元シアトル・マリナーズの岩隈久志さんが、中学リトルシニアの子どもたちを指導するという内容の番組が放送された(2月23日)。テレビを見る時間があったので、2時間見てしまったが、ある意味、羨ましい内容であった。

野球の練習といえば、コーチの厳しいことを指摘され選手が委縮してしまう光景が当然のように繰り広げられる。自分も小・中と軟式野球をやっていたが、当時もそんな感じで、今は違うのかなと思って番組を見

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危険と隣り合わせの仕事

危険と隣り合わせの仕事

おとといの放送だが、プロフェッショナル仕事の流儀に土木技術者のかたが出演していた。ロープ1本で橋や高速道路の点検を行う仕事をしているという。まさに「プロフェッショナル」で取り上げるべきテーマだなと、タイトルで惹きつけれられた。

2012年の笹子トンネルの崩落事故以来、法律が整備されて、トンネルや2m以上の橋などは5年一度、目視などによる点検が義務付けられたという。目視、ということは誰かの目で確認

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ミステリと言う勿れ

ミステリと言う勿れ

今クールのドラマの注目は「ミステリと言う勿れ」、この作品であろう。

元々、原作漫画が大ヒットしていたが、満を持してのドラマ化だった。ちなみに主演の菅田将暉さんは大河ドラマのほうにも出演するとのことで、撮影期間が被らないように、ミステリのほうはすでにかなりの量を取り終えていたそうだ。

基本的には、主人公の久能整が淡々と喋っていく話の展開だが、菅田さんはその辺にも大変気を遣ったらしい。「普通にやっ

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侍たちの栄光

侍たちの栄光

今年も早いもので12月である。1年の締めくくりである今月は、テレビ番組も1年の振り返りのような内容が増えてくる。個人的には12月の番組が好きだ。今週土曜日の夜にBS1で東京オリンピック野球日本代表(侍ジャパン)の特集が組まれるらしい。

侍ジャパンに関することは以前にも記事を書いた。特に選手選考に関しては大変興味深いテーマである。NHKのカメラが密着取材しているそうだが、どこまで核心に迫っているの

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郷土の偉人

郷土の偉人

2シーズンぶりに大河ドラマを見ている。不評の嵐だった(?)いだてんは全話最後まで見た。その後の麒麟がくるは、いだてん疲れからか、全く見なかったが、最終話だけ見た。本能寺の変は日本史の中でもミステリー要素が多く、今までもたくさんのドラマで描かれた出来事である。最終話だけ見た人間でも、いい作品だったんだなと思わせれられる最終回であった。

さて、現在放映しているのは青天を衝けである。主人公は江戸末期~

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